千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

バイパス跨線橋

2012-09-15 13:01:58 | 千里山INFO

 阪急千里山駅のホームを跨いで街の東西を繋ぐバイパス道路が、歩道と車道の舗装もされていよいよ完成した姿を見せ始めています。
 工事中立ち入り禁止のフェンスがあるので道路上に入って行くことは控えていますが、早く跨線橋から駅のホームを見下ろしてみたいと想っています。千里山に相応しく鋳物柵などの美しい橋にできればと想っていましたが、こうして見てみるとやはり半透明のパネルが風景的には無粋に感じます。
 大丸ピーコック前の新たにできる交差点から登り坂を通り、駅ホームを乗り越えて行くのはどんな気分なのかも興味深いです。
 また、駅ホーム西側の桜並木は半数程に切り倒されてしまいましたが、今年の春に見た感じでは幸いある程度イメージは残されたように想います。そして後で気付いたのですが桜の苗木が跨線橋の両側に各1本植えられていました。
 団地跡地の更地になっている辺りもコンクリート基礎の部分が造られ、この後の街の風景(吹田市『千里山のまちづくり』)が少しずつ想像の中で現れ始めているように感じます。

・駅舎まで広げてパノラマ風景に合成してみました。

「魔法のレストラン」の威力

2012-09-14 15:12:52 | Weblog

 先週末に梅田のかっぱ横町2Fにある、滋賀県の野菜や産物にこだわったレストラン「花様(Ka-you)」に久しぶりに行くと、お昼の開店前で既にたくさんの行列が出来ていました。少し迷いながらも並んで順番を待ちましたが、結局お客が1回転して1時間くらいしてようやく入れました。
 この店には以前から偶にきていてよく知っている男性スタッフが、僕の顔を見て近寄ってきてくれました。
 「なんか凄いことになってますね」
 「すみません‥‥大分お待ちになりましたか?」
 「1時間くらい、でもそれは分かってたので‥‥。テレビにでも出たのですか?」
 「そうなんです『魔法のレストラン』で紹介されて」
 「あ、それ見てました! この界隈の食べ物屋さんが特集されてましたね」そう言えばその番組中でこのお店も紹介されていたのを想い出しました。
 「あの番組はこんな威力が有るんですね、これからは予約して来ないと駄目なようですね」
 「ご迷惑おかけしますが、それも一時のことだと想いますので‥‥」
 しかし運ばれてきた料理を見ると同じ値段でしたが、内容は以前よりかなりバージョンアップしていました。これは未だまだ人気が続きそうな感じを受けました。ランチでも予約して行くのをお薦めします。

桂三枝さんの足跡

2012-09-13 12:36:29 | Weblog

 先日の休日朝のバラエティー番組で、最近6代目桂文枝を襲名した桂三枝の足跡を振り返るという内容を面白く視ました。
 誕生から桂文枝の襲名まで年表的に辿りながら、幼少の頃に父親を亡くし叔父さんの家に預けられていたことで、遊び友達が夕方になり家に帰らないようにするために、面白い遊びを自ら創作していたことから、高校時代に運動が苦手だったので入った演劇部で、後のレッツゴー3匹のリーダー(正司)や天才漫才師の横山やすしと巡り会い、自分は落語家の道を選択することにした想い出などを語りました。また関西大学時代には落語大学(落研)の創設メンバーとして、現在まで続く「ろまん亭」や「千里家」「関大亭」などの屋号も名付けたことなども知りました。
 先代桂文枝に入門して3ヶ月でラジオ出演し、その後の毎日放送の深夜ラジオ「ヤングタウン」で大人気となり、斉藤努アナウンサーとテレビ「ヤングおー!おー!」で決定的となったことなど、僕もリアルタイムでその活躍振りが想い出されます。番組に出演していた月亭八方や桂きん枝も「ザ・パンダ」というグループを結成して人気が出ました。
 とにかく大学を卒業して飛び込んだプロの噺家の世界で、普通よりも出発が遅れていたという意識が強く、落語に縁りのお伊勢巡り旅をマスコミに売り込むなど、常に新しい目立つことやアイデアを考え続けたようです。それが流行のギャグであり「パンチDEデート」などの新趣向のバラエティー、そして多くの創作落語に繋がってきたのだと想われます。上方落語協会を率いるようになった今日も「天満天神繁盛亭」の成功やユニークな上方落語協会会館を竣工に導いています。

※ 千里山まちづくり協議会が9月30日に千里寺講堂で開催を予定している、第5回上方落語寄席「ちさと亭」では桂文枝さんの母校である関西大学落研OB「グループいっせき」の皆さんが日頃の研鑽を披露して下さいます。

大阪弁の恋歌

2012-09-12 12:44:46 | 作詞・作曲

 昨夕のNHKニュースを風呂上がりに見ていたら、有線放送などで人気急上昇の『あんた』を歌う大阪池田市出身の女性シンガーソングライター、ティーナ・カリーナさんのインタビューとライブ演奏がありました。大阪弁で遠くにいる恋人を想い切なく歌い上げて印象的な楽曲です。
 現在はマネージメント事務所(GReeeeNも所属)のある仙台に住所も移しており、デビュー後の本格的な活動に備えているというところのようです。大阪出身の女性シンガーソングライターと言えば、最近では『トイレの神様』で一躍脚光を浴びた植村花菜さん(川西市)が想い出されますが、大阪弁の持つノリがハートフルなメロディーと相性が良いのが分かります。普通ポピュラーソングは標準語のイントネーションを元に作られるものですが、やはり地方出身者にとってネイティブな方言というものはより心身に染み付いて自由に使いこなせる言葉として大きな魅力があります。
 ティーナ・カリーナ(本名の田中里奈を文字っています)さんにとっても『あんた』が初めての関西弁の作品だということですが、これからも歌詞とメロディーとのリアリティーのある絶妙なマッチングを求めて、このように多様な方言が活かされたポピュラーソングがもっと産まれてくるような気がします。

 ティーナ・カリーナ
 田中里奈
 ERJ

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

ファイヤーキングまつりin大阪

2012-09-11 07:53:24 | Weblog

 ファイヤーキングまつり大阪in阪神百貨店【2012年9月5日(水)~11日(火)】が開催中ですが、今日が最終日となっています。ファイヤーキングはアメリカの古き良き時代のものづくりを象徴する耐熱ガラスを使った日用品で人気の雑貨で、天文サークル「満天の星」を通じての僕の親しい友人が経営している「はま太郎 Hamataro」もこのイベントにメイン参加しています。
 先日もツイッターの中で「80歳のおばあちゃんにミッキー&ミニーマグ、お買上げいただいた。自分も素敵に歳を重ねたいo(^▽^)o 」、「阪神百貨店期間限定ショップは明日まで。レアマグもいろいろあります。ホワイトエキストラヘビーマグは旅立ちましたが」などとつぶやき、イベントが盛況に楽しく催されてきたことが伺われます。
 ファイヤーキングのショップ「はま太郎」を起ち上げておよそ10年の区切りということで、正式にロゴマークをデザインして貰えないかと今夏依頼を頂きまして、複数のプレゼン提案の中から迷わず写真のものに決定されました。改めて今後の飛躍を希望しておられます。
 今日梅田近辺に行かれるご予定がある方は、ぜひ阪神百貨店のファイヤーキングまつりを一度覗いてみて下さい!

ヒット曲の分析

2012-09-10 12:41:43 | 作詞・作曲

 毎月9日発売の宅録音楽情報誌『SOUND DESIGNER』ですが、今月はデリバリーの関係からか少し早めの金曜日に本屋に出ていて週休みにゆっくり読みました。
 10月号は何時も以上にソングライティングや自宅録音、そしてパフォーマンスをされているハイアマチュア・ミュージシャンに役立つ情報が盛りだくさんな気がします。
 先ずソングライターの端くれと自負している僕が興味を持ったのは、「マンネリ打破の作曲法」というロンドン五輪NHKテーマソングとして記憶に新しい『風が吹いている』(いきものがかり)やPurhumeなどのヒットした楽曲分析特集です。Aメロ・Bメロ・サビのコード進行など細かい曲作りの特徴がそれぞれの曲について述べられています。こういう楽曲の魅力ポイントの詳しい分析は、現在の音楽業界のレベルや流れの一端が伺えるものでとても参考になります。それを専門とした雑誌やWEBサイトの発行・運営を以前から望んでいます。
 またオーディオ録音したギターやボーカルの波形データの編集の仕方や、プライベート・ライブや路上パフォーマンスなど小規模なマイク&スピーカー(PAシステム)の組み方など実際に嬉しい情報が満載でした。
 巻頭のアルバム・インタビューでは最近メジャーでも人気急上昇の、SPYAIRのギタリストでソングライターのUZが曲作りについて興味深く応えています。

※ PAがPublic Addressの略称で「大人数に音を伝える」という意味だと初めて知りました。

 SOUND DESIGNER (サウンドデザイナー) 2012年 10月号
 クリエーター情報なし
 サウンド・デザイナー

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

ヤングなでしこ銅メダル!

2012-09-09 09:39:12 | Weblog

 昨日午後に行われた女子サッカーU-20ワールド・カップ3位決定戦で、日本代表ヤングなでしこはナイジェリアを2-1で破り銅メダルを獲得しました!
 ロンドン五輪のなでしこジャパン銀メダル獲得で盛り上がった熱気も冷めやらぬ中で始まった地元日本開催でした。地方のスタジアムで予選リーグこそ観客もそれほど多くなかったのですが、決勝トーナメントを勝ち上がり準決勝で韓国を下した辺りから、国立競技場が多くのサポーターで埋まり昨日は3万人に届こうという勢いでした。
 将来のなでしこジャパン候補と言われる選手が何人も活躍し一般に顔を知られることになりました。6ゴールをあげて決定力をアピールした田中陽子選手やクールな判断力をイメージさせるボランチの猶本選手などが特に人気となっていますが、僕の中では小さな身体で動き回りパスとシュートのバランスの素晴らしかったミッドフィルダー柴田選手に注目していました。田中美南選手も軽快な動きで多くのシュート・チャンスを仕掛けて楽しませてくれました。もう少し身体の強さがついてくれば相手にとって手の付けられない選手になると感じました。
 そしてもう一人注目していたフォワードの横山選手は持ち前のドリブル突破にこだわるあまり、多くのキラーパスのチャンスを自ら逃しているように感じました。男子代表の香川選手のように他の選手を活かしたり、再度返して貰ってシュートなどできる選手になって貰えればと更なる飛躍を楽しみにしています。
 そういったレベルの高い選手のモチベーションを引き出したのは、吉田監督の個の力を評価する姿勢だったと言われています。若い世代ではそのような個の力に自信を付けていくことが今後ベーシックに大切なことかも知れません。

秋の星空

2012-09-08 12:15:49 | 満天の星

 梅田ヨドバシカメラ3Fの望遠鏡売り場に立ち寄り、専門メーカーのVixenから季刊で発行されている情報誌『So-Ten-Ken』2012年秋号を貰ってきました。
 秋の天文現象やイベントなどが掲載されているのですが、秋の星空と言えば空気も澄んで夏場の大気の揺らぎも落ち着いてくるのですが、星座的な賑やかさは夏のような華やかさは比較的少なくなります。
 そのようなやや地味な秋の星空の中でやはり注目をされるのは、僕たちの太陽系がある天の川銀河に最も近いアンドロメダ星雲でしょうか。山間などの周囲が暗い場所に行くと双眼鏡でもうっすらその存在を感じることができます。望遠鏡で拡大追尾しながらシャッターを開けて弱い光を集め、撮影したダイナミックな写真で一般にもよく知られていますが、そのアンドロメダ星雲と天の川銀河は急速に接近していると言われており数十億年後には衝突する運命にあるようです。その時にも恒星同士は直接ぶつかることはないと図書館で覗いた科学雑誌に書かれていましたが‥‥。
 他にも星好きには良く知られた2重星団がWの形をしたカシオペア座付近にあり、双眼鏡で非常に美しい「星の宝石箱」が堪能できます。また少し先ですが11月27日の夜明け前に金星と土星という明るい惑星が並ぶのも見物ではないでしょうか。
 残暑の続く候とはいえ夜は少し過ごしやすくなりましたので、双眼鏡でも片手に星空を見上げに出掛けるのも良いかと想います。

サッポロ北海道PREMIUM

2012-09-07 14:59:57 | Weblog

 松島菜々子さんがテレビCMで美味しそうに飲んでいるサッポロ北海道PREMIUMが、映像の背景と相まって爽やかそうで気になっていたところ、千里山駅のコンビニ阪急「ASNUS」の飲み物棚で発見して早速買ってみました。
 いつもそうですが一口目の爽やかさは画面で見る印象通りでしたが、飲んでいるうちにその個性が余り分からなくなっていきました。でも少し軽めの感じは変わらず最後まで美味しく頂きました。
 今夏のサッポロ・ビールと言えばアルコールフリー・ビールの黒が面白いと想われ以前飲んでみましたが、これは見た目で黒の風味を期待していた程は無くて普通にノンアルコール・ビールそのものの味わいでした。技術的にアルコールが完璧にゼロとなったアルコールフリー・ビールは、実際はジュースと同じ扱いでも缶のデザインは従来のビールなのですが、未成年や子供に売るということではお店に任されていると聞きました。また、発泡酒「麦とホップ」の黒はそれなりに時々選ばせて貰っています。
 他に気になっているビールは、ずっとイオン(ジャスコ)がテレビCMでアピールしている、自社開発トップバリュー・ブランドの麦芽100%(ドイツホップも100%)使用のラガー・ビールです。発泡酒並みの価格設定でしかもモンド・セレクション金賞受賞(2012年)というので、この暑い夏が終わらないうちに飲んでみたいのですが、千里山の高い坂道を一つ超えなければ行けませんので躊躇っています。
 先日のNHK朝のニュースで、節電対応から冷たい食べ物・飲料の摂り過ぎによる夏バテが多くなっていることが報じられていました。自分でも少し心当たりがありますので、まだまだ残暑厳しき候ではありますが、そろそろ自覚して秋モードの生活に軌道調整して行かなければと想っています。

会誌『千里山』15号が届きました!

2012-09-06 18:40:03 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 東京で活躍されている千里山出身者で作られた親睦会、千里山会の会誌『千里山』15号が今秋も贈られてきました。地域情報サイト「千里山.NET」の管理を通じてその開設当初から会友として頂戴しております、いつも有り難うございます!
 今号も多彩な寄稿文や芸術作品などが集められていますが、先ず巻頭では以前に日経新聞で紹介された南部敦子さんのアジア大会での活躍と国際交流についての記事を、美智子皇后も偶然見られて感銘を受けたということで直接に投稿者の寺澤美代子さんに電話を掛けてこられたエピソードが掲載されています。その新聞記事は僕もブログで紹介をさせて頂いたものでしたので感慨深いものがあります。
 また「千里山の有名人」と題して昭和の時代に千里山に住んでいた面白い市井の人物の想い出や、田代しんたろうさんの連載漫画「唐子の皿」(ホームページにはその写真がアップされています)など肩の凝らない楽しい読み物も揃っています。最後には東京からも多くの帰省参加が見られた、地元千里山の「ちさと会」総会の様子なども親睦写真と共に掲載されています。

※ 千里山会の会誌『千里山』は毎号がちさと図書館にも寄贈されていますので興味のある方はぜひご覧下さい。

『ちさとの風』No.19秋号の打ち合わせ

2012-09-05 17:16:47 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会の年2回発行の会報『ちさとの風』の編集打ち合わせをするために、担当委員の中野さんがお昼前に1時間程マンションに訪ねて来られました。
 今週の土曜日に隔月行われている理事会があるので、その時に記事の内容や原稿を分担してお願いするなど、了承を貰う必要があり事前に打ち合わせをしています。といっても大体は中野さんが色々と考えて企画してきて下さるので、僕は締め切りまでに寄せられた原稿をグラフィックソフトでレイアウトする作業を空いた時間などにお手伝いするくらいです。初めにデザイン・フレームを決めているので意外と手間は掛かりません。千里山まちづくり協議会はこのように会員の人達がそれぞれのできる範囲内で協力し合いながら運営されています。
 ちなみに今月30日(日)の午後に千里寺の講堂で開催予定の上方落語寄席「ちさと亭」も、会員の安藤さんを中心に当日受付やタウン誌そして吹田市への広報活動など、また何より地元の住民有志のご協力を得て第6回を数えるまでに続いてきております。
 No.19秋号では、毎号連載をしている千里山駅前再開発についての報告や、来年を期して準備をしておりますアーカイブ「千里山今昔展」の進捗状況など、盛りだくさんな情報をお届けすべく編集を進めておりますので発行の際はどうぞよろしくご覧頂ければと想います。

※ 写真は9月3日に阪急南千里駅横にオープンした千里ニュータウンプラザ(PDF)の案内パンフレットです。『ちさとの風』No.19秋号ではこの新たな施設の紹介記事も掲載する予定です。

鈴虫を飼ってます

2012-09-04 15:04:45 | 千里山花物語り

 昼間はまだ残暑が厳しく感じられますが、さすがに朝夕はめっきり秋の気配が漂うようになりました。夜中に近くの自販機に清涼飲料などを買いに出た時に、いつしか途中の空き地の草むらからコオロギの声がしているのに気付きました。
 先日マンションの近所にある、引き込もりの人達を支援するNPO法人が運営する「サポートスペース赤レンガ」を訪ね、そこに集う顔見知りのスタッフや利用者の人達と話をしていると、何処からか虫の声らしきものが聴こえてきました。
 訝し気に僕が周りを探していると、スタッフのHさんが写真のプラケースを棚から持ち出して見せてくれました。それを覗くと鈴虫が数匹飼われていて、暫くして机上で落ち着くとリーンリーンと再び鳴き出しました。鈴虫とはいえ風情のある夜中の草むらとは違って、部屋の中で鳴いていると少し耳につくものです。日本人以外では秋の虫の音は騒音にしか聞こえないなどと言われますが、現代の日本人でも風流に聴こえるためには部屋の雰囲気が必要なのかも知れません。
 「僕が子供の頃にはコオロギを獲ってくると、よくカボチャを半割にして種部をくり抜き、表に透明のセロファンを張った“家”を作って飼ったんですよ」
 「まるで夢のお菓子の家みたいですね」ここの鈴虫には茄子の餌が2.3切れ入っていました。

※ 検索していたら石川県の山中温泉「こおろぎ楼」若女将のブログを見付けました。

星見のイベント

2012-09-03 14:38:33 | 満天の星

 梅田の望遠鏡・天文ショップ「協栄産業」に本当に久しぶりに行き、近頃はまったく使っていない双眼鏡を買い取って貰いました。
 「数年前に天文サークル『満天の星』が活動を休止してから、余り星見(スター・ウォッチング)に行けなくなってるし、もし行っても以前も色んな友達が凄い望遠鏡を持ってきて、自分のものは実際にはそんなに使わなかったので、物は古いと想いますがレンズなどはまだ奇麗だと想います」
 「そうですねレンズも全然大丈夫ですので、電話でお話ししたより2倍くらいお支払いできますよ」
 20年近く前にこのショップで仲間に色々分からない事を相談しながら、初めての望遠鏡を買ったワクワクして楽しかった頃を想い出しました。
 双眼鏡の買い取り価格をスタッフが査定している間にゆっくり店内を見ていると、関西で行われる天文イベント「星をもとめて」のポスターが入り口に掲げられているのが目に付きました。このイベントでは僕の参加していた天文サークル「満天の星」もその第1回からブースを出しました。その縁で夕方開催された星空コンサートに出演の西村賢三さんのバンドが、僕のオリジナル曲『SKY FULL OF STARS』を歌ってくれたのを懐かしく想い出しました。リハーサル時に挨拶したらステージの袖で良い歌だねと言って貰いました。

ポスター (拡大)

 SKY FULL OF STARS
 コバタイサオ
 LIP-FLY

関大生とミーティング

2012-09-02 19:50:28 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 駅前のカフェを出ようとすると、千里山まちづくり協議会の筒井会長が若者達に囲まれて座ろうとしているところでした。分けを聞くと近くの関西大学の学生グループで、授業で10数分の映像作品を作り発表するという課題が出て、チームでそのテーマを探る中で地元の千里山で何か見つけられないかと、色々と調査する内に千里山まちづくり協議会にも話を聞いてみようと想われたようです。
 関西大学の学生さんと言えば、以前に音楽祭「千里山グルービーブルーム」を主催してくれた人達や、千里山自治会の協力を得て「千里山大正ロマン」という研究記録を残してくれた人達が想い出されました。
 映像作品として面白い企画・構成のものにしたいという想いがあって、それに応えられるかどうかは分かりませんが、その後に松岡事務局長や広報の中野さんなども合流し、全員であれこれとランダムにテーマを出しながら楽しいミーティングになりました。
 千里山の街作りの歴史や地域の特徴から、阪急関大前駅の駅名が実は7回も変わっていて日本一だとか、現在再開発中の千里山団地のことや、千里山縁りの保富庚午さん訳詞『大きな古時計』についてなど、硬軟いろんな話題が出てまだ絞り切れていませんがぜひ良い作品が発表できればと願っています。

大きな本

2012-09-01 14:29:00 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会の事務局長のMさんは、NPO吹田環境会議を始め色々な団体で活動している方なので、多くの地域の情報が集まってくるのをメーリングリストで回覧して下さいます。今朝そういうもので「デカい本」の情報が送られてきましたのでご紹介します。新千里東町の「ひがしまち街角広場」を訪問し、作成に関わられた太田さんより「デカイ読める本」のことを聞いてこられたようです。
 千里グッズの会と大阪大学建築・都市計画論領域のコラボレーションで企画されています。
今年、まちびらきから50周年を迎える千里ニュータウン。日本初の大規模な計画都市として、住民や行政、専門家といった多様な立場の人々が新しい取組みを重ねてきた地である。このニュータウンの歴史を「大きな本」に詰め込んで展示、共有していこうとするプロジェクト。地域の人々や子供たちとともに歴史を振り返り、また未来を考える機会とするためのイベント等も開催予定。
※ 「千里グッズの会」は、2002年千里ニュータウンのコミュニティカフェ「ひがしまち街角広場」に集まる地域住民、建築・まちづくりの専門家、大阪大学建築・都市計画論領域の研究者、学生らの中から生まれた地域団体です。