千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

星夜写真カメラ

2012-11-15 00:00:55 | 満天の星

 月刊誌『天文ガイド』を見ていたら一眼レフ・デジタル・カメラの広告が載っていて、最近のデジカメは簡単に星夜写真が撮れるらしいと知りました。
 そんなことはもう常識なのかも知れませんが、手振れの心配(失敗)も無く1/4秒くらいのシャッター速度で、光の量は十分に蓄積し山並みに掛かる星空などが奇麗に写せるようなのです。
 随分以前になりましたが、僕が「満天の星」という天文サークルに参加し始めた頃には、マニュアル・カメラを三脚に動かないように設置して、数分もシャッターを開けたままにして写すものでした。僕も見よう見真似でニコン・NEW FM2というマニュアル・カメラで試し撮りを何度もしました。素晴らしい写真はなかなか撮れませんでしたが、写真屋さんで現像して貰うのが楽しみでした。
 デジタル・カメラは進化するのが速くて一眼レフは尚更に買うタイミングが難しいものです。しかしそんなに簡単に美しい星空のある風景写真が撮れるのならとても魅力的に想えてきました。

※ 以前にも「ポラリエ」という星景写真専用の簡便なカメラ取り付け赤道儀のことをブログでご紹介しました。

60th

2012-11-14 00:00:48 | Weblog

 宅録(自宅録音)の月刊情報誌『SOUND DESIGNER』を梅田の紀伊国屋書店で買ったら、袋に「60th」の文字があり今年が60周年と知りました。
 紀伊国屋書店と言えば僕の東京時代には良く紀伊國屋ホールのある新宿本店に行きました。確かゴッホの高価な画集を買ったのを憶えています。「1964年、紀伊國屋書店新宿本店ビル竣工と同時に開場した紀伊國屋ホールには、以来、文学座、民藝、俳優座、青年座、地人会、木冬社、こまつ座など、日本演劇界を代表する劇団が次々と登場。若手新進劇団にも広く舞台を開放。つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史、三谷幸喜ほかを送り出し、『新劇の甲子園』とも呼ばれています。」とホームページの案内に書かれています。
 Wikipediaを見ていくと、「1980年代に『チビ・ブス・カッペ・メガネの女は採用しないように』と採用方針を示した社内文書が流出し、社会的制裁を受けた」との面白い記載もありました。
 60周年ということですが、江戸時代から屋号を「紀伊国屋」として商売を営み、最初は材木問屋だったがその後炭問屋になり、創業者田辺茂一の代で書店を開業して今に至るようです。田辺茂一は文化人としても良く知られ、紀伊國屋演劇賞を主催しまた出版事業にも積極的に取り組みました。
 折しも日本でも電子書籍元年と言われている中で、どのような未来戦略を掲げてくるのか、丸善などと共に書店業界を牽引する存在として注目しています。

 これ1冊で楽しく始められる! 「今日から宅録ができる本」
 2012年12月号増刊
 サウンド・デザイナー

シナモン・スティック

2012-11-13 00:00:54 | Weblog

 先日スーパーでティーバッグの紅茶と一緒にシナモン・スティックを買いました。阪急沿線情報誌『TOKK』の11月15日号の表紙に温かそうなアップル・ハニー・ジンジャーにシナモン・スティックがお洒落だったのでつい‥‥。
 カプチーノや紅茶などにスプーン代わりにシナモン・スティックは使われます。アップル・ハニー・ジンジャーなどは残念ながら未だ飲んだことはありません。僕の家にあるものではハチミツゆず茶などにも合いそうです。そしてネットで見てみるとホットワインやウィスキー(写真)などのお酒類にも香り付けに良いようです。もちろん粉末はロールケーキやアップルパイなどスウィーツに無くてはならないスパイスとして使われています。
 シナモンは肉桂つまりニッキのことですが、僕が子供の頃に近くの家の防風林の1本にニッキの大木が植えられていました。遊び仲間とよくこの木の根っこを掘って、ひげ根のような細いところを齧って楽しんでいた想い出があります。生の根なのでシナモン・スティックのようにカチカチに乾燥していなくて、噛み締めると柔らかくニッキの香りがして美味しかったのを憶えています。
 また母親が餅粉で作った団子を上下をニッキの葉ではさみ、柏餅のように蒸したお八つをよく作ってくれました。仄甘い団子にニッキの香りが心地よく立ち本当に美味しかったです。

関大前ガンバル

2012-11-12 00:00:32 | 千里山INFO

 千里山団地の掲示板に「関大前ガンバル」の告知チラシが貼られていました。関西大学近隣の商店街の50店舗が集まって、最近流行のバル・イベントが11月17(土)・18(日)の両日開催されるようです。
 ちょうど1年前のブログ記事に「はしご酒イベント」として紹介させて頂いたことを想い出しました。その中で「‥‥元祖は2004年北海道函館市で始まった『街バル』と言われています。バルとはスベインやイタリアの軽食・居酒屋のことで、現地では気軽にワインやパニーニなどの軽食が楽しめる社交場になっています。最近は大阪でも福島区の飲食店街で『野田バル』が行われ盛況だったようです。千里山でもそんな街の活性化が企画されても面白いのではないでしょうか?」と書いています。千里山の商店街の規模ではなかなか難しかったと想いますが、その1年後に隣の関大前商店街で街バルが企画されて嬉しく想いました。
 特別の趣向としては、地元吹田市をホームとするサッカークラブ「ガンバ大阪」と連携し、何か青いものを身に着けて行くと記念グッズが貰えるという特典があります。
 5枚綴りのチケット(前売り3,000円・当日3,500円)を購入すると、イベント開催の両日にお店を選んで1ドリンク×1フードが楽しめます。使い残ったチケットも「あとバル」としてイベント後も11月30日まで使えるそうです。

※ 全国で開催されている「街バル」の情報サイトです。

『大きな古時計』プロジェクト

2012-11-11 10:20:29 | 千里山INFO

 昨夜午後7時から千里山まちづくり協議会の定例会(2ヶ月おきに第2土曜日)が千里山会館で行われ、その中で『大きな古時計』プロジェクトの議題が採り上げられ進めることで了承されました。
 世代を超えて親しまれている『大きな古時計』の日本語歌詞を創られた保富庚午さんは千里山に縁りのある方で、ちょうどその歌詞が生まれて今年で50周年の節目となります。また10年前に大ヒットとなったJ-POP歌手の平井堅さんのカバーCDで、サウンド・プロデューサーをされた亀田誠治さんも千里山出身ということも重なります。
 先日ご紹介した関西大学の学生グループの皆さんが現在制作されている10分間の映像作品で、『大きな古時計』を巡り千里山の人々の絆を取材しまとめるという試みにも刺激を貰いました。
 そして、多くの住民の想いの中でずっと懸案となっていた「『大きな古時計』を千里山を象徴する歌として大切にしよう」というプロジェクトが千里山まちづくり協議会で動き出しました。
 保富庚午さんは、幼少期を過ごされた故郷の千里山の自宅洋館を思い浮かべながら訳詞をされたとお聞きしております。また『大きな古時計』は、何代にもわたって大切なものを受け継いでいく心や、家族の中をゆっくり流れる時間、その時計が置かれているであろう豊かな生活空間など、これからの時代の夢価値を象徴しているように思われる素晴らしい内容の詩です。
 それは多感な保富少年の目に映った当時の千里山の佇まいに通じているし、又これからの千里山のあるべき街のイメージにオーバーラップしていきます。言い換えると、古き良き千里山と、新しいSENRIYAMAを同時に見渡せるものだとも言えるのです。千里山という街のアイデンティティーを考える時に、保富庚午さんの『大きな古時計』はイメージ・シンボルとして、将来千里山の大きな宝物になってくれるに違いありません。
 多くの住民(そして千里山を故郷とする)方たちとも連携しながら、少しずつ進めていければと想っておりますのでよろしくお願い致します。

※ 昨夜の定例会で参考資料として配布したものですが、そのプロジェクト主旨歌詞&原詞対訳などをPDFで載せましたのでご覧下さい。

「UMEDA STYLE CLIP」

2012-11-10 00:01:20 | Weblog

 先日梅田に行った時に、阪急関連モールのパンフレット・スタンドの中に、大阪出身のモデル田丸麻紀さんの奇麗な表紙が目に付き手に取ると、「UMEDA STYLE CLIP」というスマートフォンのアプリを利用した登録制の情報サービスの告知チラシでした。
 最近のスマートフォン普及度の加速につれて、その多様な機能を活用したITサービスが増えているようです。
 登録すると阪急梅田駅周辺のエリア情報や阪急三番街、NU chayamachi、HEPFIVEの各店舗からのおトクな情報などが送られてくるのはもちろん、自分で見付けた可愛いもの情報などを発信したり、友達の意見を聞く事ができたりショッピングが楽しくなりそうです。フェイスブックやツィッターとリンクしているようですので、交流的な機能が充実しているのも企業からの一方的な販売情報の押しつけだけにならないのではないかと想われます。
 スマートフォンは殆ど小さなパソコンと言われていますが、パソコンを余り使わずにスマートフォンにいきなり行ったユーザーは、悪質なウィルス・アプリに無警戒になりがちで、よく電話番号などの情報流出のニュースが多く聞かれます。大きな被害に遭わないうちに、安全なアプリの活用を通じて上手に習熟していきたいものです‥‥という僕はまだスマートフォン利用者ではないのですが。

DVD『キューポラのある街』買いました

2012-11-09 00:00:10 | Weblog

 先日ブログへの平蔵さんのコメントで教えて頂いた、日活映画100周年記念のDVDマガジン『吉永小百合 私のベスト20』の、初号『キューポラのある街』(特別価格:790円)を早速に買って昨夜見ました。
 17才の吉永小百合が、貧しい境遇に負けず働きながら定時制高校を目指す中学生ジュンを体当たりに演じています。後に本人に「『キューポラの街』を超えたいとの想いで女優を続けている」と言わしめる代表作です。1962年制作当時の在日朝鮮人にたいする偏見や労働組合など社会的な問題も描かれています。
 マガジンの内容も「サユリストも初見。グラビアページには映画出演時の秘蔵カットを使用。小百合ものがたりや映画の見所など多彩な編集内容。収録作品にまつわる本人のインタビューを毎号掲載。映画公開時の興奮が甦る貴重なポスター付。」と唱われていますが、確かに読み物としても濃い情報が詰まっていて楽しめるものでした。
 映画本編の他にオマケとして当時の「中日新聞ニュース」の映像が3編付いています。それらは映画館で予告編などとともに流されました。昭和天皇の紀州路行幸のニュースも、似たようなものを幼い頃に良く見たことを想い出し懐かしいものでした。 東京オリンピックを2年後に控え、高度成長期へ向かう時代の雰囲気が蘇ってきます。
 また舞台となった川口市はキューポラのある鋳物の街としてよく知られていますが、エキストラとして参加した住民インタビューや街の案内マップも掲載され、ヒロインを取り巻く出演者たちが生活していた環境を知ることで映画のリアリティーもアップします。
 DVDマガジン11号『青春のお通り』は近隣の千里ニュータウンが舞台の一つとなっています。どんな内容の解説が編集されるのか半年後の発売が今から楽しみになりました。

※ 吉永小百合さん主演の最新作『北のカナリアたち』が東映系で大ヒット公開中です。

 吉永小百合 -私のベスト20- DVDマガジン 2012年 11/15号 [分冊百科]
 790円
 講談社

一度集まりませんか?

2012-11-08 00:00:37 | 千里山INFO

 一昨夜、千里山月が丘で近くに住む神徳さんが僕のマンションに訪ねて来られました。神徳さんは今夏に長年連れ添われた奥様を亡くされましたが、最近はその哀しみからようやく立ち上がられたご様子で、また以前のように住み良い街の発展にお役に立てればとの想いで元気に活動を再開されています。
 「千里山や近隣地域には私のように奥さんや旦那さんを亡くされたり、或いは独身のままリタイアして一人暮らしをされている方も多いんじゃないかと想います」
 「そうでしょうね。千里山には住民が5万人程いるということですから‥‥」
 「そういう仲間でどこかに集まって会話を楽しんだり、趣味が合う人達がグループで一緒に何かを創ったり学んだり、身体を動かして街の緑化や美化ボランティアをしても良いし、とにかく自由な時間を一人切りで退屈して過ごすことなく、生き甲斐を持てるような活発な集まりが出来ないものかと想うんですが‥‥」
 現在工事中の千里山駅周辺再開発で2年後に新たに建てられる駅前ビルの3Fに、吹田市によりコミュニティーセンターが設けられる予定です。その中の住民多目的スペースの利用なども、この集まりの中で積極的に考えていければ楽しいのではないでしょうか。
 「そんな集まりを住民に呼びかけてみたいんだけれど、どんなことをすれば意図が伝わると想います?」
 「取りあえず僕のブログでもお知らせしてみましょうか?」ということで神徳さんの依頼を受けて情報発信をさせて頂きました。
 興味があるのでもっと詳しく知りたいという方や、先ずは一緒になって仲間を探してくれるという方など、下記の神徳さんのメールアドレスへぜひご連絡よろしくお願いします!

【メールアドレス】jintoku★futureguard.jp (迷惑メール防止のため★にしています。その部分を@に変えてお使い下さい : 神徳守)

※ 写真は以前に喫茶店「カフェ・ド・ゴーシュ」で行われていた「井戸端会議」(2006年)の様子です。気ままに飲食物を各自が持ち寄って会話やプチ・イベントを楽しみました。

吉永小百合DVDベスト20

2012-11-07 00:00:33 | Weblog

 いつもブログを読んで下さっている平蔵さんから、吉永小百合さん主演の日活映画『青春のお通り』の上映会(吹田市立博物館)のことを書いた記事へのコメントで、日活映画100周年記念のDVDマガジン『吉永小百合 私のベスト20』が発売される情報を知らせて頂きました。
 小百合さんの「すべて私が選びました」との推薦付きで、毎月2回(1日・15日)発売で全巻購入は31,000円・各1巻は1,590円、また第1号『キューポラのある街』は初回特別価格の790円です。
 今回初めてDVD化される作品もあり、千里ニュータウンがロケ地になった『青春のお通り』もその内の一つで、第11号ということなので発売は5ヶ月後になるのでしょうか。
 マガジンの内容も「サユリストも初見。グラビアページには映画出演時の秘蔵カットを使用。小百合ものがたりや映画の見所など多彩な編集内容。収録作品にまつわる本人のインタビューを毎号掲載。映画公開時の興奮が甦る貴重なポスター付。」とサユリスト・ファンには魅力的なものばかりです。
 特に毎号掲載される予定の「収録作品にまつわる本人のインタビュー」では、『青春のお通り』についてぜひ読んでみたいと想います。

※ 吉永小百合さん主演の最新作『北のカナリアたち』が東映系で大ヒット公開中です。

 吉永小百合 -私のベスト20- DVDマガジン 2012年 11/15号 [分冊百科]
 講談社

ピアノ演奏『世界の夜明け』

2012-11-06 00:00:52 | 作詞・作曲

 3年前の「作詞・作曲セミナー in 大阪」に一緒に参加して以来、音楽仲間として親しくさせて貰っている松谷一広さんが、美しい満月の写真をバックにして新曲のピアノ演奏をYouTubeにアップされています。
 先日、夕暮れ時に千里山の月が丘にある急坂を登り切った峠(地図)で、まちづくり協議会でもお世話になっているJさんにお会いしました。ちょうど満月が薄明かりの残る夕空に美しく昇り始めたばかりで、くっきりとした真円の白い輝きを想わずJさんと一緒に眺めました。
 「あのウサギのように見える黒い部分は、40億年くらい前に隕石が衝突してマグマが流れ出た跡らしいです。最近テレビで言ってました」
 「40億年って言われてもピンと来ないねぇ」
 通りかかった別の男性がこの峠は夕日も奇麗に見えるということを教えてくれました。僕は早春の季節に沈む夕日と昇る月を東西に同時に見た時のことを、有名な与謝蕪村の俳句とともにブログに書いたことを想い出しました。

※ この峠から見える風景をイメージした『Moon Rise』というオリジナル曲も作っています。

作家エージェント

2012-11-05 00:00:09 | Weblog

 文化・芸能の情報誌『日経エンターテイメント』12月号に、漫画家や作家のエージェント・ビジネス「コルク」を起業した出版社(講談社)出身の編集者の紹介と解説が載っていました。
 従来そういったクリエーターは出版社からの依頼を受けて漫画や本を書きますが、エージェントに任せることにより出版関連は勿論のこと、映画化の交渉やキャラクターグッズの契約・講演会の依頼受付など、幅広い活動展開へと積極的に売り込んで貰えるようです。またそれは国内だけに限らず、外国語の翻訳本を出すことでグローバルなビジネス・チャンスを増やすことにもなります。
 例えば、今年のノーベル文学賞を惜しくも見送られた村上春樹さんなどは、小説の内容自体も優れていることは当然のことですが、自ら代理人に任せることであれだけ多数の翻訳本が出版されたことが、世界中に熱狂的なファンを獲得し高く評価されることに繋がっています。
 アメリカのコンテンツ業界では古くからエージェントが活躍してきたようです。音楽業界でもそのような個人向けのエージェント・ビジネスが始まっているようですので、アーティストが音楽制作に専念できより良い作品が創られやすい環境になるのではないかと想いました。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

『青春のお通り』の上映会

2012-11-04 00:00:10 | 千里山INFO

 吹田市立博物館で開催中の「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」でイベントの一環として行われた、吉永小百合と浜田光夫の名コンビが主演する往年の日活映画『青春のお通り』(1965年)の最後の上映会に行ってきました。
 千里ニュータウンを舞台・ロケ地として撮影された青春恋愛コメディーで、若くてチャーミングな松原智恵子さんも恋のライバルとして共演しています。
 映画は千里ニュータウンを俯瞰する空撮映像から始まり、新千里山駅(現在は阪急南千里駅)のホーム・階段のシーンに進みます。新千里山駅に続く南千里市民センターの建物はありますが、後で建てられた図書館やプラネタリウムが入っていたビルは未だ映画では見えません。その他には近隣センターの藤白台マーケットで買い物をするシーンを懐かしく想い出した方も多いのではないでしょうか。
 映画終了後は団地で使われていた牛乳箱やガス栓などのアイテムや、南千里市民センター(設計:村野藤吾)のデザイン立面図(ドーム付き)・スケッチパース、そしてプラネタリウムの分解図といった貴重な資料を収集に当っている学芸員に見せて貰いました。

※ 折しも今日から吉永小百合さん主演の最新作『北のカナリアたち』が東映系で公開されています。スポーツ報知の取材で「自分はあまり振り返り懐かしむタイプではなく‥‥」と前向きな生き方を標榜されていますが、『青春のお通り』上映会の方はやはり懐かしく鑑賞された方が多かったと想われます。

※ 「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」のパンフレット(PDFダウンロード)はちさと図書館でも置かれています。会期中のプログラムのスケジュール表が載っていて良く分かりますのでお薦めします。

【追記】平蔵さんからのコメントで、吉永小百合さん本人が選んだベスト20作品のDVD購入サイトの紹介がありました。
【追記】こちらのブログにも同日の上映会の模様が詳しく写真付きで載っています。

スタジオ録音を見学

2012-11-03 00:00:37 | 作詞・作曲

 ここ何年か「作詞・作曲セミナー in 大阪」で一緒に楽しく学んで以来、仲良くしている音楽仲間の一人がスタジオ録音をするということで、今日の午前中に僕も現場にお邪魔して見学させて貰いました。写真の奥がボーカル・ブースとなっています。
 これまでオリジナル曲のDEMO音源を作るために、覚え書き程度の簡単なものでは宅録(自宅録音)をしたり、外部を意識して少し力を入れて作る時には近所にある音楽スクールのリハーサル・ルームを借りて、自分のパソコンや機材を持ち込みボーカル録音をしてきましたが、実は本格的なスタジオを使って歌を録音するのを生で見るのは初めてでした。僕も将来的にきちんとしたDEMO音源をスタジオ録音で作りたいと想っていて、その後学のためと言ってお願いしてみると見学を快諾してくれました(具体的な内容は製作中なのでここでは触れませんが)。
 今回の友人の曲はDTMでアレンジされた伴奏に乗せて、依頼したボーカリストと本人(ハーモニー)が歌を吹き込むという手順のものでした。DTMを聴いてみると快適なリズムをベースに、コード進行などが盛り上がる感じのとてもノリの良い曲で、ボーカリストも流石に張りと切れのある魅力的な声でした。僕はハーモニーについて意見を求められたので、何かお返しになればということで想うところを色々と提案しました。
 何度も繰り返しテイク録音したそれぞれのトラックを、スタジオ付きのサウンド・エンジニアがプロ・ツールズ(DAWソフト)を操作し、バランスや音質を手際よく調整してミキシングしていきます。僕がオリジナル曲を宅録する時には小さなことで迷うことが多いので、友人の矢継ぎ早に出す要望に対する判断の速さとテキパキとした作業振りには感心するばかりでした。
 今回の経験を活かして、早く自分のDEMO音源もスタジオ録音でバッチリ作りたいという想いになりました。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

『十五才 学校IV 』

2012-11-02 00:00:07 | Weblog

 ちさと図書館ビデオ・ライブラリーで『十五才 学校IV』(2000年制作 監督・山田洋次出演・金井勇太、麻実れい、赤井英和、秋野暢子、高田聖子、丹波哲郎・主題歌:ゆず『くず星』)を借りて見ました。
 両親や学校に違和感を感じ反発して不登校になった少年が、長距離トラックをヒッチハイクをしながら東京から屋久島まで冒険の旅に出て、お世話になった人達との触れ合いの中で思いやりや交わりの仕方を学び成長していくロードムービーです。
 学校だけが人として成長する場ではなく、人生の学校は自分の周りを取り巻く日々の生活の中で、人との自分なりの関わりを大切に受け止め生きていくことにあると気付きます。
 初めは屋久島に行き樹齢7,000年といわれる縄文杉に触れると、閉塞状態にある自分の中で何かが変わるのではないかと漠然と期待していた少年でしたが、実際に彼を変えてくれたのはその旅で出会った人達との触れ合いであったというのは逆説的で面白いメッセージでした。

 十五才 学校IV [DVD]
 監督 山田洋次
 松竹ホームビデオ

 心のままに
 ゆず,北川悠仁,岩沢厚治,寺岡呼人
 SENHA&Co.

卑弥呼の児童向け伝記本

2012-11-01 00:04:06 | Weblog

 図書館で借りてきた児童向けの伝記シリーズにあった『ヒミカ(卑弥呼)―むかし倭国に女王がいた』を読み、古代史の謎とロマンに興味を持ちました。人気タレントでもあり国会議員も務めた中山千夏さんが1987年に書かれた本です。
 卑弥呼が治めていた邪馬台国がどこにあったかというのは、九州説や畿内(奈良)説などがあって‥‥というのはよく聞いていたのですが、この本はその九州説で古代史研究家古田武彦さんの考えを基本とすると巻末に書かれています。また当時学校で教えられていた内容とは違っているとの但し書きがあります。
 神話の時代から卑弥呼の後までを、随所に中山千夏さんらしい豊かな想像シーンを交えながら、当時の中国や朝鮮半島との関係にも触れつつ、子供にも分かりやすい文体で書かれていますので、次に参考書として挙げられている本などでもっと詳しく知りたいという想いになってきました。

※ 上の3冊は児童向け書籍でちさと図書館で貸し出しています。

 ヒミカ(卑弥呼)―むかし倭国に女王がいた (にんげんの物語)
 中山千夏
 ブロンズ新社

 女王ヒミコ (少年少女伝記読みもの)
 浜田けい子
 さ・え・ら書房

 徹底大研究 日本の歴史人物シリーズ〈8〉卑弥呼 (徹底大研究日本の歴史人物シリーズ (8))
 監修:山岸良二
 ポプラ社

 失われた九州王朝 (角川文庫 白 252-2)
 古田武彦
 角川書店