続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

バードウオッチング。

2012-12-08 07:01:29 | 日常
「バードウオッチング」の講座を受講している。
 外を歩く・・・野外活動は子供の頃から好きだった。春休みや夏休み前には学年総勢出揃って学校の裏山などを散策する。休み中の危険がないようにとの配慮もあったかもしれない。楽しく嬉しい山歩き。その思いはいまだに同じ。

 道を歩いていても小鳥が前を遮ると(なんという鳥だろう)と気になる。
 鳴き声を聞いても(なんという鳥だろう)と気になる。


 でも、鳥が大好きというわけでもない。むしろ鳥は怖いというイメージもなくはない。室内に迷いこんだ小鳥がなかなか外へ脱出できなくて、室内にいるわたしのパニックになったことがある。
 
 傍観・・・遠く眺めている。空飛ぶ自由を羨望し、その軽さに憧憬を抱いている。
 つまりは、わたしのなかでの鳥は単に空想じみていて現実の鳥とは距離があるらしい。

「あっ、今鳴いたのは○○(という鳥)ね」などと人に伝えられたらさぞ格好がいいだろうという見栄も・・・ある。


「バードウオッチング」の講座を過去にも受講しているけど、なかなか覚えきれない。
 早朝、鳥の鳴き声が聞こえる。
(何を語っているのだろう、何かを伝えているのだろうか)
 けたたましいほどに鳴く小鳥・・・。

 杜子春ではないけれど、烈しく鳴く小鳥が父母の変わり果てたあの世の姿であって、わたしに「お前さえ幸せになれるのなら、それでいいのだよ」と言っているような・・・(わたしの傲慢を戒めているような)そんな切ない気持ちになるときもある。

『洞熊学校を卒業した三人』28。

2012-12-08 06:46:19 | 宮沢賢治
「こゝへおいで」と手長の蜘蛛が云って糸を一本すうっとさげてやりました。

 手長はシュ・チョウと読んで、衆、丁(十干のうち第四→die死)
 蜘蛛はチ・シュと読んで、知、衆。
 云ってはウンと読んで、薀。
 糸はシと読んで、死。
 一本はuni、ホンと読んで、uni(Univers)、翻。

☆衆(ひとびと)の死。
 知(心に感じる)手(方法)の薀(奥義)。
 死の宇宙を翻(形を変えてうつす、作り変える)

『城』1118。

2012-12-08 06:05:23 | カフカ覚書
 お内儀は、枕の下から一枚の写真を取り出して、Kに渡すと、「これをよくごらんになって」

 写真/photographie→Hord graphie/遊牧民の群れ、図。
 枕/polster→Polarstern/北極星。
(カフカは「地球外のある点を発見した。その点をもって云々と書いている。ある点とは北極星に他ならない)

☆お内儀(監視・親衛隊)は、先祖の遊牧民の群れの図を描いて、北極星(現世と来世の転換点)の下から前方(Kはまだ本当の死まで達していない)へ届けると「この光景をごらんになって」と言った。