続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

健康第一。

2012-12-14 07:12:08 | 日常
 若い頃、と言っても三、四十代の頃・・・こんなに忙しくしていたら(長生きはできない)と、そう思っていた。

 一日中仕事(内職)が頭を離れず、家事や介護に追われ、真夜中まで仕事をしていた。(オールナイトニッポン/一部二部・・そして夜が明ける)という生活。頭の中は納期のことでいっぱい。何をどうしたらいいかなど考える暇もなく、ただ日を追いつ追われつの日々。知らぬ間に子供は大きくなったせいか、子供たちが離れた今、『おかあさん』などと甘えられることもない。

 一抹の寂しさを感じるけれど(それでいい)と納得している。

 そしてだからこそ、今度は子供の知らぬ間に老いて死んでいきたいと思っている。(迷惑を掛けない、かけたくない)この思いは誰でも同じかもしれないけれど、ことさら強く心に期している。


 わたしの死後、(可哀想だった、気の毒だった)などと子供たちに泣かれないように、自分を全うしなければ・・・と、思う。


 そのためには、健康第一。ひたすらそのことを祈りながら、気をつけながらの日常。
 避けがたい運命というものがある、何があるか予測できない昨今の諸事情。天命を受け入れて、どんなことがあってもうろたえず、元気に謙虚に(卑屈にならず)潔く人生を全うしたい。

『洞熊学校を卒業した三人』34。

2012-12-14 06:59:17 | 宮沢賢治
「あぁかい手ながのくぅも、
 できたむすこは二百疋、
 めくそ、はんかけ、蚊のなみだ、
 大きいところは稗のつぶ。」
 見るとそれはいつのまにかずっと大きくなったあの銀色のなめくぢでした。
 蜘蛛のおかみさんはくやしがって、まるで火がついたやうに泣きました。けれども手長の蜘蛛は云ひました。

☆趣(心が向かうところ・ねらい)の字(文字)の飛躍。
 必(そうしなければならない)化(教え導くこと)の題(テーマ)。
 秘(人に見せないようにかくす)を兼ねた題(テーマ)を吟じている。
 千(たくさん)の衆(人々)を化(教え導く)ことを究(つきつめる)。
 趣(ねらい)を調べ知らせる殊(特別な)薀(奥義)である。

『城』1124。

2012-12-14 06:27:42 | カフカ覚書
「当たりましたわ」と、お内儀はうれしそうに言った。「跳躍をしているところなの。役所の使者は、そういう練習をするんです。あなたならきっとおわかりになるだろうとおもっていましたわ。顔もおわかりになるかしら」

 跳躍/springt→spirit/(死者の霊)
 役所/amtlichen→endlich/究極の。
 使徒/Bote→Bote(Bieten)/さし示す、呈示する。

☆「要するに」お内儀(監視、親衛隊)は、懇願するように言った。「(死者の)霊です。究極の呈示です。あなたならきっとお分かりになるだろうと思っていました。分別がおありでしょう」