寒い・・・けれど、北国の方たちの酷寒を思えば何のこともない。山形出身のOさん、
「学校へ行くのに、外は真っ白でしょう。だから目印の旗が立つの。でもそれが風に吹き飛ばされて倒れてしまって・・・大変だったわ。でももっと大変なのは雪解けのころの道の泥濘・・・」と、その苦労を語ってくれた。
「回覧板を持って来るのに、雪の中をずっと歩いてくるわけ、だから当然のように上がって長話が始まるでしょ。子供心に嫌だったわ。」
雪下ろし、屋根に積もった雪の重さ・・・体力の著しく落ちた高齢者のため息がTVの画面から聞こえてくると胸をふさがれる思いがする。
北海道では記録的な寒さに見舞われていると聞く。
酷寒のイメージは温暖な地域の人間にとっては、強いインパクトがある。
「冬が好き」と言った『冬のソナタ』、『赤毛のアン』のモンゴメリーや『大草原の小さな家』のローラも冬を描いて秀逸な場面(シーン)を残している。厳しいからこそ生まれる強靭な精神、美は冬景色にあるのでなく、冬景色の酷寒に育てられ輝きだすものかもしれない。
「太っているから寒いのは平気なの」などと言っていたけど、肉は大丈夫でも《骨に沁みる》年頃になった昨今、気をつけなければと自重している。
「学校へ行くのに、外は真っ白でしょう。だから目印の旗が立つの。でもそれが風に吹き飛ばされて倒れてしまって・・・大変だったわ。でももっと大変なのは雪解けのころの道の泥濘・・・」と、その苦労を語ってくれた。
「回覧板を持って来るのに、雪の中をずっと歩いてくるわけ、だから当然のように上がって長話が始まるでしょ。子供心に嫌だったわ。」
雪下ろし、屋根に積もった雪の重さ・・・体力の著しく落ちた高齢者のため息がTVの画面から聞こえてくると胸をふさがれる思いがする。
北海道では記録的な寒さに見舞われていると聞く。
酷寒のイメージは温暖な地域の人間にとっては、強いインパクトがある。
「冬が好き」と言った『冬のソナタ』、『赤毛のアン』のモンゴメリーや『大草原の小さな家』のローラも冬を描いて秀逸な場面(シーン)を残している。厳しいからこそ生まれる強靭な精神、美は冬景色にあるのでなく、冬景色の酷寒に育てられ輝きだすものかもしれない。
「太っているから寒いのは平気なの」などと言っていたけど、肉は大丈夫でも《骨に沁みる》年頃になった昨今、気をつけなければと自重している。