続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

白菜。

2012-12-27 06:46:30 | 日常
 白菜を一年中常備している、けれど旬は今。みずみずしい白菜が店先に二つ束ねて380円くらいで売られている。

 二つは要らないと、やりすごしながら・・・束の白菜を担いで帰り、ざっくり切って半日ほど干し漬け込んだ懐かしい思い出。毎年当たり前だった作業とも近ごろは無縁になってしまった。


 白菜はスーパーで買うことが殆どだけど、この季節だけは農家の野菜販売車からも購入する。ただ問題はすごい虫やその卵。
 最初は知らないからそのまま一枚づつ剥がしていたら、大きな穴・・・白菜の中で虫が美味しく食していた白菜は虫の成長を促しただけで廃棄処分にしたことがある。それからは用心深く老眼鏡をかけて観察。
 今回も《いる、いる》こまかい虫がいっぱい付着。
 四つ割りにし、外の水道でジャブジャブ洗い流した。結局、久しく作ることのなかった白菜漬けに。


「できるだけ農薬は使わないようにしている」というHさんを信頼して買っている野菜。スーパーで購入する白菜が虫喰いだらけなんてことは無い。

 どちらにするか・・・。迷うことなく両方を買って臨機応変、一生懸命野菜を食べている。

 野菜の価格はスーパーもHさんもほぼ同じ。「高いから買わない」と言う人がいる。ここらあたりでは買い物に不自由をきたしている年配者がお客さんであるらしい。
 チャイムが鳴って出て行くのは億劫でもある。ただ、(日本の農業はどうなるの?)という気持ちも手伝って、在宅でさえあれば、必ず外へ出て一品でもHさんの野菜を分けてもらっている。
 白菜の季節は軽トラに山積みである。「虫がねぇ」と、文句もいっぱい言われているかもしれない。

『城』1136。

2012-12-27 06:21:12 | カフカ覚書
そのわたしでさえ、打明けて申しますとね、この三つの品がなかったとしたら、宿屋のお内儀の生活なんかにこんなに長いあいだ我慢してこれなかったでしょう。それどころか一日だって耐えられなかったでしょう。

 三つ/drai→drang/圧迫。
 少しも~ない/keinen→kahn/小舟。
 一日/Tag・・・集会。

☆この圧迫(荒れ野、悪意、うわべを偽ること=嘘)のために、こんなに長いあいだ耐えてきたんです。たぶん、小舟での集会に耐えてきたのです。