5月になると赤十字の募金活動が始まる。
わたしが弱音を吐いたとき、みんなの方を見て
「みんな気が良くて(奉仕員を)やっているだけなんですよ」と呟いたことのある支部長さん。
町内会館に集まり説明を受け、領収書を預かる。(プレッシャーで顔面神経痛になったこともある・・・)
「みなさん、無理だけはなさらないで下さいね」と班長さん。(無理しているよ)
「でも、なんか文句言われた家はもう行かないわ」とAさん。
「そうね、ごねるのよ。お金がないわけじゃないのに、幼馴染でよく知っている人なのに、わたしに対する嫌がらせかしらね」とBさん。
多かれ少なかれストレスはかかえざるを得ない募金の徴収。
胸はドッキリ、ばくばく・・・ああ、早く終えたい。
昔、何とかいう雑誌で読んだ話。
ある赤貧の学生の所に金持ちの学生が寄付金を募りにやって来る。握りしめていた金を言葉巧みに巻きあげられた上、たった一本残した大事な煙草までなぜか差し出した彼・・・そして、彼は金持ち学生が愛車で立ち去るのを見て「がんばれよ」と手を振りながら、やがて裸同然になってしまった自分に気づくという短編小説。
様々な家庭の事情があっても察しきれないし、察するのもまた礼を欠く場合がある。草の根運動的に個々の家を廻るのはやっぱり辛い。
わたしが弱音を吐いたとき、みんなの方を見て
「みんな気が良くて(奉仕員を)やっているだけなんですよ」と呟いたことのある支部長さん。
町内会館に集まり説明を受け、領収書を預かる。(プレッシャーで顔面神経痛になったこともある・・・)
「みなさん、無理だけはなさらないで下さいね」と班長さん。(無理しているよ)
「でも、なんか文句言われた家はもう行かないわ」とAさん。
「そうね、ごねるのよ。お金がないわけじゃないのに、幼馴染でよく知っている人なのに、わたしに対する嫌がらせかしらね」とBさん。
多かれ少なかれストレスはかかえざるを得ない募金の徴収。
胸はドッキリ、ばくばく・・・ああ、早く終えたい。
昔、何とかいう雑誌で読んだ話。
ある赤貧の学生の所に金持ちの学生が寄付金を募りにやって来る。握りしめていた金を言葉巧みに巻きあげられた上、たった一本残した大事な煙草までなぜか差し出した彼・・・そして、彼は金持ち学生が愛車で立ち去るのを見て「がんばれよ」と手を振りながら、やがて裸同然になってしまった自分に気づくという短編小説。
様々な家庭の事情があっても察しきれないし、察するのもまた礼を欠く場合がある。草の根運動的に個々の家を廻るのはやっぱり辛い。