続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

業の深さよ・・・。

2013-05-13 06:13:46 | 日常
 嵌る・・・自分ではそういうつもりは毛頭ない。けれど、やっぱり・・・業だろうか。

 先頃かなりの日数をかけ整理処分した荷物、すっきりし、これからは物を持ち込まないシンプルな暮らしを心掛けようと肝に銘じたばかり・・・なのに。

《ネットオークション》

 出た!わたしの欲しいもの・・・大量のきれいな時代物の端切れと反物(思わず、欲しい)我慢、否、欲しい!

 迷った挙句息子に電話・・・。
「今8,800円だけど、20,000円までで落として」
 徐々に上がり、息子の19,600円でストップ、でもあと一日、昨日12日午後9時50分までには時間がある。
「30,000円まで・・・お母さん、どうしても欲しいの」留守電に入れたわたしのメッセージ。

 不在中にわたしに電話があり「その時間帯(終了時)は運転中で家に帰れないかもしれない」とのこと。

 わずかな期待と諦念と・・・。

 画面とにらめっこ。
 終了時わずか5分前、23,500になり、即、24,000円を差した人が・・・終了! Ah・・・。
 かくて、儚く散った夢(?)

《これでいいのだ》わたしの中の業の深さをなだめて就寝。

 断捨離で物への執着を捨てたばかり・・・なのに大量の布地を購入してどうする?

 お馬鹿なわたしの日常であります。

『セロ弾きのゴーシュ』86。

2013-05-13 05:59:16 | 宮沢賢治
「おいおい、それは何かの間ちがひだよ。おれはみゝづくの病気なんどなほしてやったことはないからな。もっとも狸の子はゆふべ来て楽隊のまねをして行ったがね。ははん。」ゴーシュは呆れてその子ねずみを見おろしてわらひました。

 何かはカと読んで、化。
 間ちがひはカンと読んで、換。
 病気はビョウ・キと読んで、描、鬼。
 狸はリと読んで、理。
 子はシと読んで、詞。
 来てはライと読んで、頼。
 楽隊はラク・タイと呼んで、絡、他意。
 行ったはコウと読んで、考。
 呆れてはボウと読んで、謀。
 子ねずみはシと読んで、旨。
 見おろすはゲンと読んで、現。

☆化(形、性質を変えて別のものになる)で換/入れかえ、描/表現する。鬼(死者)の理(物事の筋道)は詞(言葉)に頼る絡(つながり)で、他意の考えを謀/計画し、旨(こころざし)を現している。

『城』1270。

2013-05-13 05:42:42 | カフカ覚書
「まあね」と、教師は、それで自分の責任をことごとく払いおとそうとでもするかのように、肩をすくめた。

 肩をすくめる/Achselzucken→Achsel/(或事を)背負い込む。
 責任を負う/verantwortung→verrenden/死、wort/言葉。

☆「さて」と、教師(空虚)は、それで自分の死の言葉をことごとく払いおとそうとでもするかのように、先祖の(或事を)背負いこむことにした。