続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

アベノミクス。

2013-05-18 06:23:54 | 日常
 景気は上向くのだろうか。
 戦後は岩戸景気から始まり、止まることを知らないようにさえ思えた高度成長の上り坂。

 バブルがはじけ、やがてリーマンショック、来たるべくして来た低迷、・・・長引く不況、価格破壊、物価の下落、円高・・・。

 ついに日銀を動かしてのアベノミクス・・・円安、株高、巷では株価の高騰に沸いている。

 しかーし、少しばかりの蓄えにしがみついているわたしはどうなる? 紙くず同然に落ちていけば、死ぬまでの計算に大きな誤差が出てしまう。
 死ぬまで生きなくてはならないわたしの試算は不安で色を失いかけている。


 でも、今の借金大国日本を救うには、この一手しかないという覚悟が伝わってくる。老いつつあるわたしのことより将来のこれからの日本経済が大事なのはよ~く理解している。(つもり)


 足元に気をつけ転ばないように、怪我をしないように小さく静かに生きているわたし。アベノミクスの行方を見守りたい。
 

『セロ弾きのゴーシュ』91。

2013-05-18 06:11:48 | 宮沢賢治
「あゝさうか。おれのセロの音がごうごうひゞくと、それがあんまの代りになっておまへたちの病気がなほるといふのか。よし。わかったよ。やってやらう。」ゴーシュはちょっとギウギウと糸を合わせてそれからいきなりねずみのこどもをつまんでセロの孔から中へ入れてしまひました。

 音はインと読んで、隠。
 代りはダイと読んで、題。
 病気はビョウ・キと読んで、平、記。
 糸はシと読んで、旨。
 合わせてはゴウと読んで、号。
 孔はコウと読んで、構。
 中はチュウと読んで、注。
 入れてはニュウと読んで、new/新しい。

☆隠れた題(テーマ)は平(平等)であり、記す旨(考え)の号(合図・しるし)がある。
 構(仕掛け)を注(書き記す)のは新しい。

『城』1275。

2013-05-18 06:00:56 | カフカ覚書
 Kは、自分にたいしてなされたこの申し出を最初はほとんど気にもとめていなかった。しかし、自分になにかが提供されたという事実そのものは、けっして無意味でないようにおもえた。

 申し出/angebototen→engen Bote/圧迫する、メッセンジャー。
 最初/Zunachst→nacht/暗闇、死。

☆Kは、自分にたいしてなされたこの伝達者の圧迫を、ほとんど死だとは受け止めていなかった。しかし、自分に対する伝達者の圧迫と云う事実そのものは無意味でないように思えた。