続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

来るべき夏へ向けて。

2013-05-15 06:44:14 | 日常
 ちょっと動くと、暑い。気温は夏日、心地よいともいえるのに、急激に温度が上昇した昨日は戸惑いのほうが大きく来るべき夏の猛暑を予感せざるをえなかった。


♪うの花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍び音もら~す 夏は来ぬ~♪

 この歌があまりにメジャーなために、うの花の匂いをずっと求めて来たわたし・・・。
(これが、うの花でしょ・・・でも、匂う? 匂わないような・・・)


 少なくともジャスミンや金木犀のような強い香りはない。匂うというよりあの白い花から感じる香気(気配)を歌ったのだと思う。
 子供の頃から口ずさんでは、うの花の香りを確かめていた五月。晩春と初夏の重なりあう五月の空の下、山道を歩けば必ず目にする(うの花)、わたしはその香りを感じたいと長年心密かに願っていたのに、ついぞ、その香りに出会うことはなく、単に(そういう感じがするだけだ)という結論に到ったのは、不本意ではあるけれど、何となく自分の中でもやもやとした疑問に終止符を打たれたような気分がする。

(そうか、そうだったのか)という軽い失念。

 まぁいろいろ期待をかけすぎて《がっかり》することは多々ある。

♪夏の扉を開けて~♪
 夏って楽しいかな? (夏に負けないぞ!)

♪夏が来れば思い出す♪ (・・・)

 いい思い出ができるかな? 66才の夏(おかしい?)
 笑っちゃうかもね・・・でも、いい夏にする覚悟!

(期待をかけすぎて・・・期待をかけなきゃ、夏は乗り切れない!)

『セロ弾きのゴーシュ』88。

2013-05-15 06:36:54 | 宮沢賢治
 ゴーシュはびっくりして叫びました。
「何だと、ぼくがセロを弾けばみゝどくや兎の病気がなほると。どういうわけだ。それは。」

 叫びましたはキョウと読んで、胸。
 何だとはカと読んで、化。
 弾けばはダンと読んで、談。
 兎はトと読んで、図。
 病気はビョウ・キと読んで、平、記。

☆胸(心の中)で化(形、性質を変えて別のものになる)談(はなし)を図り、平(平等)を記している。

『城』1272。

2013-05-15 06:02:18 | カフカ覚書
わたしどもは、あなたの守護天使ではありませんし、あなたがいらっしゃるところへどこまでも追いかけていかねばならない義務もありませんからね。それはまあそれでよいとしておきましょう。

 守護天使/Schuzengel→Schwarzengel/邪悪、天使。
 ありません/keine→kahn/小舟。
 どこまでも/allen・・・終りの、尽きた。

☆わたしたちは、邪悪な天使ではありません。あなたの終りの小舟を追いかける責任があります。それはまあよいとしましょう。