やってもやらなくても、目に見える現象としては変わらなければ、普通はそこまでしないと思うようなことがある。
Aさんは、ご主人を亡くして一年余り、比較的近くにあるお墓へ日参している。地図上では近いけれど落差があり、彼女は二百段近い階段を昇り降りして通いつめている。
「祖父母や両親とは違った感情があって行かずにはいられないの」と。
「毎日お水を取替えに行くのよ、お水を持ってね」
「水は公園墓地にあるでしょう」と、わたし。
「ううん、違うの。家から浄水したお水を持っていくの、だって水道から出ただけのお水じゃ嫌じゃない」(えっ、わたし飲んでいるけど・・・)
三度の食事も同じものを余分に作って陰膳として供えているという。
(すごいわ・・・わたしには出来ないかも、きっと)
存命の時からそういう誠意ある態度で接してきたと思われる。
誠意ある日常は美しい。わたしの中の怠慢(気づかない横柄、気づかない暴言?)
欠けていたものを指摘されたようなAさんの日常に、自分勝手な日常を満喫しているわたしは大いに反省。(反省しただけかもしれないわたしの身勝手、つくづく・・・足りない誠意)
Aさんは、ご主人を亡くして一年余り、比較的近くにあるお墓へ日参している。地図上では近いけれど落差があり、彼女は二百段近い階段を昇り降りして通いつめている。
「祖父母や両親とは違った感情があって行かずにはいられないの」と。
「毎日お水を取替えに行くのよ、お水を持ってね」
「水は公園墓地にあるでしょう」と、わたし。
「ううん、違うの。家から浄水したお水を持っていくの、だって水道から出ただけのお水じゃ嫌じゃない」(えっ、わたし飲んでいるけど・・・)
三度の食事も同じものを余分に作って陰膳として供えているという。
(すごいわ・・・わたしには出来ないかも、きっと)
存命の時からそういう誠意ある態度で接してきたと思われる。
誠意ある日常は美しい。わたしの中の怠慢(気づかない横柄、気づかない暴言?)
欠けていたものを指摘されたようなAさんの日常に、自分勝手な日常を満喫しているわたしは大いに反省。(反省しただけかもしれないわたしの身勝手、つくづく・・・足りない誠意)