続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

災難。

2013-05-11 07:01:50 | 日常
 災難はどこで待ち伏せしているか予測不可能。不注意は然るべき結果であるけれど、知る由もない不運に遭遇することもある。

 サークルに来ている小学2年生のAちゃんは、運動神経も頭も際立つ可愛い女の子。もちろん好奇心もいっぱいで、その日は教室の床にある木目に興味津々ジッと見つめて屈み込んでいたらしい。そこへ男の子が突進してきた、男の子は机の陰にいたAちゃんに気づかず、思い切りひっくり返ってしまった。
「大丈夫?」
「平気だよ」


 けれど翌日、腕にギプスの彼の姿を見たAちゃんの驚愕・・・。母親は直ぐに彼の家に連絡し、謝罪。
「いえ、いえ、うちの子も教室で走り回ったりして・・・」と彼の母親。
 彼は背が高く目的に向かった(?)、目線は上にあり、Aちゃんは小柄でしゃがんで彼に背を向けた形で下を見ていたので起きた事故。

 Aちゃんは幼いながら胸を痛め、彼のためにオレンジのお菓子を手作りし、下校時、母親にそれを持って来て貰うという約束をしているので「今日はこれで帰ります」と昨日のサークルでのAちゃんのお母さん。


 階段を踏み外した老人が階下にいた老女にぶつかり、ぶつけられた老女のほうが命を落としたという事故があったばかり。

 一寸先の闇を恐れていては何もできないけれど、つくづく不運。災難がどこで何時起きるかを知ることは難しい。小心者のわたし、起きてもいない災難を危惧してため息をつくばかり・・・。

『セロ弾きのゴーシュ』84。

2013-05-11 06:52:32 | 宮沢賢治
「先生、それはうそでございます。先生は毎日あんなに上手にみんなの病気をなほしておいでになるではありませんか。」
「何のことだかわからんね。」

☆千(たくさん)の精(霊)が潜(身をひそめる)章(文章)は、毎(そのたび)に化(形、性質を変えて別のものになる)。
 神になる衆(死んだ人々)の平(平等)が、鬼(死者)の果(結末)である。

『城』1268。

2013-05-11 06:35:37 | カフカ覚書
 顔を洗い、髪をととのえおわったKは、テーブルのそばにすわって、ワイシャツと服を待っていた。教師が切りだすであろう用件には、さして好奇心が動かなかった。それに、さきほどお内儀が言った、あの村長はとるに足りない人物だという意見が頭に残っていた。

 髪を洗う/gewaschen→Gewasch/無駄話。
 髪をととのえる/gekammt→gekannt(kannen)知っている。
 ワイシャツ/Hemdes→Hand/公共団体。
 服/kleider→Klan/氏族。
 村長/Vorsteher→vorstufe/第一段階、入門。

☆無駄話だと分かっていたKは、企みを持った団体と氏族を待っていた。虚無がもたらすことにはさして好奇心が動かなかった。それにさきほどお内儀(監視)が言った、あの村長(死への第一の門)はいかなる影響をも与えるようなことはないという意見をが頭に残っていた。