続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

山歩き。

2013-06-02 06:31:49 | 日常
 京急長沢駅に九時集合、三浦富士、砲台山のわきを通り、武山で昼食。川沿いにゆっくり下って京急津久井浜駅で解散の行程。

 よく歩いて、歩かせていただいて最高の一日。っていうか「植物観察」のイベント、ところどころで立ち止まり、花や木の説明。
「いぼたはおしべが尖っていて、葉が丸いのが特徴です」「マテバシイは一年半かかって実をつけます」「これは大葉トンボ草です」「この木は見ての通り鹿のような模様があるので鹿児の気と呼ばれています、見れば一目でわかりますね」

 次々に草木の説明が(ああ、これが・・・)と思う間もなく(えっ、これがそうなの)といった目まぐるしい感想。
 でも、いつもの事ながらメモの用意を忘れて・・・小さな紙片に借りたボールペンでメモ。

 ノートをしっかり持ちしっかり書き込んでいく周到さが希薄なわたし。(お弁当は忘れないのに)

「これはキツネのボタンです」見ると黄色の小花、
「先生、キツネのボタンは、バターカップとも言いますか?」
「そうです」
(賢治の童話にも出てくるバターカップって、これなの!)

 嬉しい発見もあってリハビリ感覚での参加者としては余りある享受。


 大森先生、大前先生、ありがとうございました。学ぶ姿勢を著しく欠いただらしない生徒のわたし・・・次は頑張ります(次はあるのか・・・わたしの体力減退)
 
 ふうふう言いながらやっと付いて行ったけど、帰りの電車でメンバーの一人
「あなた偉いわ」といい、(どこが?)「精神力がすごいわ」と褒めてくれた。(よほど情けない姿だったのだろうか)
 褒められたことを素直に受け、昨日の自然観察会は「良」としたい。

『セロ弾きのゴーシュ』106。

2013-06-02 06:01:16 | 宮沢賢治
「いけませんな。かういふ大物のあとへ何を出したってこっちの気の済むやうには行くもんではないんです。」

 大物はダイ・ブツと読んで、題、払。
 何をはカと読んで、禍。
 出したってはスイと読んで、推。
 気の済むはキ・サイと読んで、鬼、済。
 行くはコウと読んで、考、または講(はなし)。 

☆題(テーマ)は、払(はらう)の禍(不幸、災難、わざわい)を推しはかり、鬼(死者)の済(救い)を考えることである。

『城』1290。

2013-06-02 05:45:59 | カフカ覚書
Kは、彼女の気持をそらすために、小学校の教師のことと尊重の申し出のことを話してきかせた。フリーダは、その話を聞くなり、ワイシャツをベッドのうえに投げだし、部屋をとびだしていった。

 申し出/Angebote→engen Bote/圧迫する、メッセンジャー。
 ワイシャツ/Hemd→hand/国家。
 ベッド/Bett→wett/~とは縁が切れている。

☆彼女の気持をそらすために、教師(空虚)のことと、村長(死への第一の門)を圧迫するメッセンジャー(使い)のことを話した。その話を聞くなり、縁が切れている国家を投げだし、再びテーマを進めていった。