続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ご同病。

2013-06-11 06:35:36 | 日常
 スーパーのレジで並んだ。ここはいつも混んでいて並ぶことに慣れているといってもいいのだけれど、それでも多少(まだ?)という気持ちになる。
 いよいよ次はわたしの番というときになって、
「二番目にお並びのお客さま、こちらのレジへ」と前方のレジから声がかかった。

 振り向くとわたしより若干高齢のご婦人・・・。何気なく(あちらのレジで呼んでいるようですよ)と手を差し向けたら、
「あそこまで歩くの面倒ですから」と言って恥ずかしそうに笑みを浮かべた。

 ああ、わたしと同じ・・少しの距離も歩くのが面倒(分かるわ!)

 
 先日、トンビにサンドイッチを持っていかれた際、手指に軽い傷跡、少し血が出ているのを友人が見て
「直ぐ近くに水道がありますから、行って傷口を洗わないと」と言ってくれたのに
「あそこまで歩くの面倒だからいいわ」と首を振ったわたし。

 見かねた友人は、「わたしも付いて行きますから」とまで行ってくれ、付き添ってくれた。


 座ったら動かない、朝から晩まで同じ姿勢でいても平気。どこかへ移動(外出)する面倒を考えたら、じっとしているほうが性に合っている。

 
 そんなふうにだらしないから、近ごろでは膝は痛むし、背中も丸くなっている。
(運動嫌い)
 わたしの後ろに並んだご婦人も、同じタイプとお見受けした。
(ああ、いけないよね)
 分かっているけど、動くの嫌いで、自分の意思じゃ一歩歩くのもストレス。(こんなわたし、「歩こう会」には感謝しても仕切れない恩恵を感じている)
 同病の見知らぬあなた、頑張りましょうね。

『セロ弾きのゴーシュ』115。

2013-06-11 06:25:54 | 宮沢賢治
すると楽屋では楽長はじめ仲間がみんな火事にでもあったあとのやうに眼をじっとしてひっそりすわり込んでいます。

 楽屋はラク・オクと読んで、絡、臆。
 楽長はガク・チョウと読んで、学、丁(十干の第四→die 死)は死を暗示していると思う。
 仲間はチュウ・カンと読んで、注、換。
 火事はカ・ジと読んで、化、字。
 眼ハゲンと読んで、現。
 すわり込んではコと読んで、拠。

☆絡(つながり)の臆(胸のうち)を学び、死を注(書き記す)。
 換(入れ替える)化(形、性質を変えて別のものにする)を、字で現すことを拠(よりどころ)としている。

『城』1299。

2013-06-11 06:00:09 | カフカ覚書
お内儀さんのことは、まあそういう状態よ。わたし(フリーダ)は、もちろん、あなた(K)についていくわ。雪のなかだろうと、氷のなかだろうと、あなたのお好きなところへお伴するわ。むろんこれ以上くどくど言うこともないわね。

 雪/Svhnee→schnurre/茶番。
 ~ないわね/kein→kahn/小舟 or Kain/カイン(最初の殺人者)。

☆お内儀さん(あの世で待っている人)のことは、そういう状態よ。フリーダ(平和)はもちろんKについていくわ。それが茶番であろうと、氷のなかであろうとついていくわ。小舟には言葉を失いますけれど。