京急上大岡駅で集合。
金剛院(大黒天)~弘誓院(福禄寿)~寶生寺(寿老人)~宝積寺(恵比寿)~市電保存館(昼食)~密蔵院(布袋)~真照寺(毘沙門)~金蔵院(弁財天)の七福神を巡った。
9キロコース(17000歩)、山坂のない平坦な道のり、楽チンだけど、それでも・・・。
メンバーの尾谷さん、
「あらっ、わたしなんか新橋から横浜赤レンガまで33キロを5時間45分で歩き切ったわ」
「すごいわ」
「食事・トイレなしでね、信号は走って渡ったわ、だって待ち時間がロスになるから」とのたまう。
「凄すぎ!」といえば、
「今度はね、ランドマークタワーの階段、3000段を昇りきることに挑戦するの」と、涼しい顔。
「・・・」
(膝が痛くって)なんてよろよろ歩いているわたしは完全なる敗者。
こんな猛者連(メンバーの男の人は彼女より4.5キロ速かったとか/5時間)と一緒の「歩こう会」
(のろのろ歩いてばかりでごめんね)謝りながら感謝。《わたしも頑張りたいな》って寝言みたいに呟いている。
『ぐるりの会』の皆様、本当にありがとうございました。
『再開』、何が再び開かれるというのだろう。
ごく簡素な白い植木鉢ではあるが、台の上には高台、その上に持ち上げて置かれているという念のいった勿体ぶった有りようである。
傍らの籠には三個の卵、三位一体を暗示しているのかもしれない。背景はベタ…漆黒から茶色(土色)へと変化している。
植木鉢(人工物)の中からは草花に縁どられた異世界の幻影が現れている。
緑なす平原の中央には一本の木が葉を茂らせて伸び、雲の散在する青空は明るい。
この光景がなぜ植木鉢(人工物)から幻影化されているのだろう。植木鉢に育った物がこの光景であるということかもしれない。木は一見、青々と葉を茂らせているが、木の根を見ると少々脆弱であり、大地に根を張っているというよりは倒壊を危惧されるような感じが過る。
高台を敷いた植木鉢に開かれた幻の世界。 園の中央の木、天(空)と地(草原)そして、光り、三個の卵(正体の未だ判明しないもの)から想起される世界。
世界を席巻する観念というオブジェ・・・。
『再開』 The Resumption は、取り戻すこと、回収ではないか。
《観念に拘束された精神から本当の自由な精神を取り戻すこと》
マグリットは巧妙な手段で、それを呟く。そう思えて仕方がない。
(写真は国立新美術館『マグリット』展・図録より)
「いまでも聞こえるぢゃありませんか。そr、耳をすまして聴いてごらんなさい。」
二人は眼を挙げ、耳をすましたした。ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの風との間から、ころんころんと水の湧くやうな音が聞えて来るのでした。
☆文の字を調べると、辞(ことば)の図りごとが現れる。
虚(実体のない)辞(言葉)の冥(死後の世界)には鬼(死者)の謝(詫びる、お礼を言う)がある。
普く兼ねている推しはかる有(存在)は、隠れた問いの記である。
これは、全然クラムが指令したのではないようdす。彼は、静かに本に首をつっこんでいるだけです。ときおり、と言っても、ふだんでもしょっちゅうしていることなんですが、たまたまバルナバスが行ったときに、クラムが鼻眼鏡を拭いていることがあります。
☆まったくクラム(氏族)が引き起こしたのではないように見えます。彼は静かに本を読んでいるだけです。確かに幾度か非常に苦しめられたことがありますが。たまたまバルナバス(生死の転換点)が行ったときに苦しんでいたことがありました。