続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)かけつける。

2021-08-07 06:29:43 | 飯島晴子

   かけつける裾八つ裂きに芹の花

 かけつける(駆付)はク・フと読んで、懼、腐。
 裾八つ裂きにはキョ・ヤ・レツと読んで、墟、屋、裂。
 芹の花はキン・カと読んで、近、家。
☆懼(畏れる)腐った墟(荒れ果てた旧跡)の屋(建物)。
 裂(バラバラに離れた)近くの家がある。

 かけつける(駆付)はク・フと読んで、苦、訃。
 裾八つ裂きにはキョ・ヤ・レツと読んで、拒、也、烈。
 芹の花はキン・カと読んで、金、彼。
☆苦(つらい)訃(死去の通知)を拒む也。
 烈(燃え盛る火のように激しい)金(尊敬に値する/尊い)彼(かの人)である。

 かけつける(駆付)はク・フと読んで、句、符。
 裾八つ裂きにはキョ・ヤ・レツと読んで、挙、也、裂。
 芹の花はキン・カと読んで、均、化。
☆句(言葉)は符(記号)としての挙(くわだて)也。
 裂(バラバラにして)均(ならして平らにし)化(形、性質を変えて別のものになる)。

 かけつける(駆付)はカ・フと読んで、家、父。
 裾八つ裂きにはキョ・ヤ・レツと読んで、拠、也、烈。
 芹の花はキン・カと読んで、金、彼。
☆家父(自分の父)は拠(より所)也。
 烈(きびしく)金(立派な)彼(人物)であった。