続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)鷺山や。

2021-08-08 06:32:58 | 飯島晴子

   鷺山や眉目をせつにいたはりて

 鷺山はロ・サンと読んで、路、算。
 眉目はビ・モクと読んで、備、目。
 せつにいたはりて(切労)はセツ・ロウと読んで、説、漏。
☆路(すじみち)に算(見当をつけると)備(あらかじめ用意してある)目(ねらい)の説(話)が漏れてくる。

 鷺山はロ・サンと読んで、露、燦。
 眉目はビ・モクと読んで、美、目。
 せつにいたはりて(切労)はセツ・ロウと読んで、切、漏。
☆露(つゆ)が燦(きらきら光る)と美しい。
 目(見つめていると)切(しきりに)漏れてくる。

 鷺山はロ・サンと読んで、蕗、酸。
 眉目はミ・ボクと読んで、味、僕。
 せつにいたはれり(切労)はセツ・ロウと読んで、節、糧。
☆蕗は酸っぱい味がする。
 僕(わたくし)は節(季節)になると、糧(食料)にする。

 鷺山はロ・サンと読んで、魯、山。
 眉目はビ・ボクと読んで、美、朴。
 せつにいたはれり(切労)はセツ・ロウと読んで、切、露。
☆魯山人の美(美意識)は朴(ありのままの自然)に切(ひたすら)露(現れるもの)であるという。