続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)冬の帯。

2021-08-29 06:53:27 | 飯島晴子

   冬の帯あまたの鳥の棲み合はせ

 冬の帯はトウ・タイと読んで、塔、頽。
 あまたの鳥は(数多鳥)はスウ・タ・チョウと読んで、嵩、多、超。
 棲み合はせはセイ・ゴウと読んで、盛、轟。
☆塔が頽(崩れた)。
 嵩(かさ/大きさ・分量・体積・容積)が多くて超(ある限度を超えている/すごい)盛(勢いが強くさかん)に轟(とどろいた)。

 冬の帯はトウ・タイと読んで、套、他意。
 あまたの鳥(数多鳥)はスウ・タ・チョウと読んで、数、詫、眺。
 棲み合はせはセイ・ゴウと読んで、整、合。
☆套った他意の数(はかりごと)を詫びる。
 眺めて整えると、合(一つにあわさる)。

 冬の帯はトウ・タイと読んで、蕩、替。
 あまたの鳥(数多鳥)はスウ・タ・チョウと読んで、枢、汰、兆。
 棲み合はせはセイ・ゴウと読んで、性、合。
☆蕩(すっかりなくして)替(入れかえる)。
 枢(かなめ)を汰(選び分け)、兆しの背(本質・傾向)を合(一つにあわせる)。

 冬の帯はトウ・タイと読んで、十、対。
 あまたの鳥(数多鳥)はスウ・タ・チョウと読んで、数、多、調。
 棲み合はせはセイ・ゴウと読んで、整、合。
☆十の対数は多い。
 調べると整合(矛盾がない)する。


『飯島晴子』(私的解釈)雪晴の。

2021-08-29 06:21:45 | 飯島晴子

   雪晴の笹をくぐりて先夫かな

 雪晴はセツ・セイと読んで、節、制。
 笹をくぐりて(笹潜)はササ・センと読んで、些々、僭。
 先夫はセン・フと読んで、擅、怖。
☆節制(欲望を抑えて控えめにすること)が些々(少なく)僭(身分を越えて)擅(ほしいままにすること)は怖い。

 雪晴はセツ・セイと読んで、説、勢。
 笹をくぐりて(笹潜)はササ・センと読んで、些々、遷。
 先夫はセン・フと読んで、旋、符。
☆説(はなし)の勢(なりゆき)が些々(わずか)に遷(移り変わり)旋(元に戻る)符(記号)がある。

 雪晴はセツ・セイと読んで、洩、声。
 笹をくぐりて(笹潜)は、細、浅。
 先夫はセン・フと読んで、繊、夫。
☆洩れる声の細さ。
 浅はかで繊(弱弱しい)夫である。