振袖の音はすゝみて山凍てる
振袖はシン・シュウと読んで、新、秋。
音はすゝみて(音進)はオン・シンと読んで、穏、進。
山凍てるはサン・トウと読んで、三・冬。
☆新秋(秋の初め)は穏やかである。進むと、三冬《陰暦で冬季の初冬(10月)仲冬(11月)晩冬(12月)》になる。
振袖はシン・シュウと読んで、深、皺。
音はすゝみて(音進)はイン・シンと読んで、隠、伸。
山凍てるはセン・トウと読んで、宣、党。
☆深い皺を隠し伸ばすと宣(のたまう)党(仲間)がいる。
振袖はシン・シュウと読んで、浸、臭。
音はすゝみて(音進)はイン・シンと読んで、因、審。
山凍てるはサン・トウと読んで、散、蕩。
☆浸(水がしみ込み)臭う。
因(原因)を審(つまびらかにする)には散(バラバラにして)蕩(すっかりなくす/払い除く)ことである。