続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)海胆の。

2021-08-18 07:04:46 | 飯島晴子

   海胆の海どこへともなく乳房向け

 海胆の海はカイ・タン・カイと読んで、海、旦、快。
 どこへともなく(何処無)はカ・ショ・ブと読んで、香、初、武。
 乳房向けはニュウ・ボウ・コウと読んで、入、房、港。
☆海の旦(夜明け)は快(こころよい)香りがある。
 初めて武(勇ましく)入る房(房総)の港。

 海胆の海はカイ・タン・カイと読んで、皆、譚、改。
 どこへともなく(何処無)はカ・ショ・ブと読んで、加、書、部。
 乳房向けはニュウ・ボウ・コウと読んで、New、謀、講。
☆皆(すべて)の譚(はなし)は改(前のものを新たにやりかえ)加(その上に重ね)部(区分けして)書いている。New(新しい)謀(はかりごと)の講(話)がある。

 海胆の海はカイ・タン・カイと読んで、皆、探、諧。
 どこへともなく(何処無)はカ・ショ・ブと読んで、果、諸、捕。
 乳房向けはニュウ・ボウ・コウと読んで、New、防、考。
☆皆(全て残らず)探して諧(整える)と、果(予想した通り)諸(もろもろ)捕(とらえるもの)がある。
 New(新しく)防(備えた)考えがある。

 海胆の海はウニ・カイと読んで、ウニ、開。
 どこへともなく(何処無)はカ・ショ・ムと読んで、過、小、無。
 乳房向けはニュウ・ボウ・コウと読んで、入、膀、胱。
☆ウニを開くと、過小(実際より小さすぎ)無い。
 入っているのは膀胱(生殖巣)である。
※岩礁などで見つけるウニ、開けてみると過小、あまりにも少しで、養殖の店に並ぶものとは大差がある。


D『秘められたる音』4。

2021-08-18 06:46:33 | 美術ノート

 提示された作品は物質であるが、音は非物質である。
 物質の振動が空気を振動させて伝わる波であれば、単独あるいは無重力の状態で音が発生するとは考えにくい。
 重さにかかる力が停止しているとき、空気に振動は起きない。

『秘められたる音』、秘められたるというので隠蔽されていると錯覚するが、音を捕まえたり包囲することは不可能である。(防音は別次元)
 言葉と実体、小さくも大きくもあるこの差異の膨らみ。無と無限の間に物質は存在するだろうか。

『秘められたる音』の作品を夢想するとき、デュシャンの「どうだ!」という声を聴く。


 写真は『DUCHAMP』 www.taschen.comより


『セロ弾きのゴーシュ』9。

2021-08-18 06:29:29 | 宮沢賢治

 第一夜…バケツの水をごくごく飲みました。
 第二夜…そして水をごくごくのむと、
 第三夜…つかれて水を一杯のんでゐますと、
 第五夜…
 第六夜…ゴーシュは自分のうちへ帰ってきました。
     そしてまた水をがぶがぶ呑みました。

 水を飲むことによって酸素を放出する、その酸素を出す水を第五夜だけ、飲んでいない。なぜか、気にかかる。