相模原市南区下溝に市民のオアシス、四季の花で彩られる「県立相模原公園」はある。 まだ8月で30度を超える残暑が続いてるが当園の「紅葉の丘」、「イベント広場」の一画では「ジュウガツザクラ」(十月桜)が咲き始めている。まだ数輪であるが木は秋を察知しているのだろうか?「ジュウガツザクラ」はバラ科サクラ属の小高木。「エドヒガン」と「マメザクラ」の交雑種であるコヒガンザクラを原種として江戸末期に作られた桜である。花名の通り10月から少しずつ咲き始め12月まで咲き続ける。花は中輪で小振りの八重咲き、白色か淡いピンク色をしている。3月下旬から再度咲き始めるこの時期の方が花は大きい。厳密には三分の一が秋、三分の二が春である。しかし一年に二度も桜の花を楽しめるとはなんとも不思議な植物である。(2108)
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