武蔵野市吉祥寺本町に浄土宗寺院「月窓山光専寺」(井の頭院)はある。当寺は蓮乗寺、月窓寺、安養寺とあわせて「四軒寺」と呼ばれている。観誉(寛文2年=1662寂)が開山となり創建した。享保年間(1700)の頃、この地に疫病が流行した際、住職が子供たちの供養と延命を祈願して、箪笥を改造した厨子に納めて巡礼したと伝えられる。その名残りとして「箪笥地蔵」の像がある。本尊は阿弥陀如来像。吉祥寺駅北口より五日市街道を挟んだ右手が「四軒寺」の一画でここには蓮乗寺、月窓寺があり、向かい側に安養寺、その隣には武蔵野八幡宮がある。「寺号標」、「山門」を抜けると正面に入り母屋造りの「本堂」、右に客殿、庫裏がある。本堂左手に「箪笥地蔵」がある。その横に「地蔵堂」(不動明王像?)、その横に水子地蔵尊が祀られている。(2010)






※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます