古くより上溝の地に鎮座し「八幡大菩薩」と称され北相模の農耕開拓の守護神とされる「亀が池八幡宮」はある。創建は元弘元年(1329)、暦応2年(1339)に社殿を再建、慶安2年(1649)幕府より社領として七石の朱印を拝受している。祭神は応神天皇。ここは県内では珍しい当宮一ヶ所で境内左側「七福神」が祀られており一度に全てお参りできる神社である。例年正月三が日は境内外周に幾重にも詣で客の列ができる。今日は成人の日、晴れ着姿の女性が数組参拝。「鳥居」を抜け境内に入ると中央に樹齢350年のご神木「夫婦いちょう」が聳えている。この神木を潜って参拝すると良縁・良い仕事に恵まれ、ご利益があると参拝者が絶えない。今月半ばを過ぎたがまだまだ参拝客で賑わっていた。境内に一角に車のお祓いができる珍しい「ゴールド神社」、その他境内社4社、神楽殿がある。「神門」左右に「回廊」、正面に美麗な「社殿・拝殿」がある。「本殿」の左裏にある池に沢山の亀がいたことから「亀ヶ池」という宮名がついた。現在は門が閉ざされ入場できない。(2101)
亀ヶ池
亀ヶ池
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