ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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日銀総裁に水木しげるさんの本を是非読んで欲しい:NYダウ140ドル安、再び1ドル84円

2010-08-31 10:22:39 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)




水木しげる米寿記念「ゲゲゲ展」が25日から31日まで大阪梅田「阪神デパート」8階でNHKサービスセンター主催で開かれている。朝ドラ「ゲゲゲの女房」が大ヒット中ということもあってNHK主催となったのであろう。

幸い入場券を自宅マンションの知人にいただいたので楽しみにして出かけた。月曜日だったが、夏休みもあと一日を残して子供連れの家族でごったがえしていた。惜しむらくは会場が暗く、展示パネルの文字が小さい。メガネをかけたり外したりして読むのに苦労した。

水木しげると言えばなんといっても妖怪マンガである。会場での子供の関心も「ゲゲゲの鬼太郎」よりも妖怪コーナーに集中していた。そこで子供は母親に、いろいろ質問する。
傍で聞いていて、親が子供に十分答え切れていないことがすぐにわかった。

さらに言えば、親の方が親離れしていない。自分自身が見たいものだから、親のペースでせきたてられて動く子供が見ていてかわいそうだった。筆者は妖怪マンガが白黒の下絵と彩色された仕上がりマンガを上下で対比したコーナーを幸い集中的に見ることが出来た。

会場出口にショッピングコーナーが設けられていた。キャラクター商品の販売にかなりのスぺースをとっていた。デパートにとっては売り上げを稼ぐのが目的だから当然であろう。大勢のご婦人客が小脇にバッグを抱えながら両手で結構な数のグッズを買い求めていた。

書籍・マンガコーナーもあり、人気を集めていた。筆者は「水木サンの迷言366日」(水木しげる著、大泉実成編(幻冬舎文庫)と「のんのんばあとオレ」(水木しげる著、ちくま文庫)二冊を買い求めた。自分で言うのもおこがましいが、この二冊はお勧めの本だと思う。

出口近くにはビデオブースがあった。10人座れば一杯になる申しわけ程度の座席があった。
米寿の水木しげるさんは39歳で結婚した。ほどなく銀婚式を迎えられる奥様が幸せ一杯の表情で水木しげるを語る姿に胸がジーンときた。いまは金持ちになったが、だからと言うて大好きなまんじゅうでも3つも4つも食べられんからねえ、という言葉も印象的だった。

話は飛ぶ。31日朝、NHK・BS「おはよう世界」で香港ATVニュースは日銀が30日発表した対策は、大胆さに欠け、市場全体に失望感が広がっていると厳しく評価していた。NY外国為替市場は30日の東京市場からさらにドル安・円高が進み,1ドル=84.60円、1ユーロ=107.11~18円、一方、NYダウは140ドル安10,009ドルで取引された。

「南方では成功して金持ちになっても何も持たない。物があるとかえって暑い。ですから金持ちも貧乏人もあまり差がない。」日銀総裁に水木さんの本を是非読んで欲しい。(了)

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