ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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日本の才能を恐れているのは一にアメリカ、ニに中国、才能を認めないのが日本人

2010-08-22 08:44:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



日本画家、猪熊佳子(山科)教室に、昨日から猪熊先生の高校時代の同窓だったというお二人のご婦人が新たに参加された。猪熊先生によれば、当時から絵心をお持ちだったということだが、お一人はひまわり、今一人はキキョウの花をスケッチされる様子を拝見出来幸いだった。新聞紙半分くらいの画用紙に、猪熊先生の指導を受けながらだが、見事に仕上げていく様子を拝見して、才能は誤魔化せないなと改めて実感した。

「出て来るなといっても、才能の方がそれを許さないのではないか」と、お二人に思わず口走ったら、とんでもございませんわ、という言葉が返ってきた。しかし、ひとの表情というものは正直なもので、はにかみながらも、ご自身しっかり、自信をお持ちだということを顔が教えてくれた。

才能ということでは、沖縄興南のこのたびの夏の甲子園大会でも実感した。素人でもそう思うのであるから、玄人から見ればなおのこと才能には勝てないと思われたのではないか。地元報徳学園が5-0で先行した試合をテレビ観戦したが、じわじわと劣勢を盛り返し、最後は6-5で報徳に勝ち、昨日、東海大相模相手に13―1で圧勝して、春夏連覇を手にした。

日本には、いま特に、老いも若きも、閉そく感が充満している。一方、甲子園球場へ、大会期間中、生まれて初めて4回足を運んだが、連日、熱気に溢れていた。ところが、甲子園へ30分で行ける所に住んでいる人でも甲子園へ行ったことがないという人が結構多い。

そんなことはカラスの勝手でしょ、と言わんばかりの人が、近くの喫茶店に出入りしていて日々、感じる。子供の時見せた好奇心一杯の輝く目はどこに行ったのだろうか。人には好き嫌いはある。音楽の好きな子供は音楽を、絵の好きな人には絵の道がある。スポーツの好きな子供にはスポーツがある。それをつぶしたのは親ではないかと常に思う。

先日、プロ野球解説者の広沢克己さんが出た試合をテレビ観戦した。そのなかで学校の成績は良くないが、こと野球に関しては抜群の才能の持ち主にPL学園出身、元巨人の元木選手の才能を激賞しておられた。神様はそれぞれの人間に分け隔てなく才能を与えておられるのではないか。潰したのは親と先に書いたが、お叱りを恐れず言えば次に学校でどんな先生に出会ったか。どんな指導者に恵まれたかで、子供のその後の人生を決めてしまう。

今朝、高校同窓のFさんから、先日の「経済学」の記事で、「キャベツが、虫に食われると、どんな虫か判別すという話に驚愕しました」というメールをいただいた。高校時代、彼の机は小生の席の前にあった。あり余る才能のためだろう、いつも退屈そうにしていた。

日本の才能を一番恐れているのはアメリカ。次に中国。才能を認めないのは日本人だ。(了)

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