(学校で教えてくれない経済学)
ストロスカーンIMF専務理事が収監され検事から罪状を読み上げられる様子をフランスF2が放映していた。16日、予定通り、ベルギー、ブリュセルではユーロ圏財務相会議が、重要な人物欠席で開かれ、ギリシャ、ポルトガル支援が協議された。サルコジ大統領は事件後一言も発言しなかったが、この日初めて「事件の大きさに驚いています。」とのみ話したと紹介していた。財務相会議でも専務理事逮捕の話題には努めて触れようとしなかったとF2は解説していた。全ての人間が、腹の中では、タイミングが悪過ぎると思っているだろう。
ドイツZDF,英BBCも拘置所内の様子を伝え、「ストロスカーン専務理事は罪状否認した。しかし、国外逃亡の恐れありとして保釈は許されなかった。これは前代未聞だ」とドイツZDFが解説していた。「ギリシャ救済に悪影響が出るだろう」などと英BBCが解説していた。
原発関連のニュースでは、韓国KBSが、「フクシマ原発事故で、最近になって第一号機がメルトダウンしていたと発表しているが、日本政府も東電も当初から認識していたにも関わらず事実関係を隠蔽していたのではないか。原子炉内が2,800℃以上に達し、それが溶けて底が溶け、水素爆発を起こした。放射能が飛び散っていた可能性がある。放射能危険地域内に住む700世帯が避難した」などと伝えていた。韓国KBSに指摘されるまでもなく、水素爆発を起こした時点でおかしい。事実を隠してると多くの日本国民が思っていたに違いない。
原発と直接関係ないが、ドイツZDFが、ドイツ政府は、2020年までに、電気自動車を100万台以上生産する。そのため2年間、技術開発費やパーキング場無料開放など道路関連施設含めて政府が補助金を出す。積極的に援助が必要だと語るメルケル首相の映像を流していた。日本では政治家も含めて、国のリーダーが指針を示さないから国民は不幸である。
上海RTSが、湖北地区中心に545万ヘクタールが干ばつに見舞われていると報じていた。インドベンガル湾からの湿った空気がベトナム、日本列島まで延びているが、中国中央部には雨雲の姿はない。一方ヨ―ロッパも英国、ドイツは晴れの日が続いているなどと予報官が解説していた。日本列島でも、猛暑、水不足になると電力不足問題でうるさくなりそうだ。
一方、経済関係では、米ブルームバーグが、16日のNY株式市場は、全面安の展開で、前日比47ドル安、12,548ドルで取引を終了した。個人消費の先行き不安から小売株が売られ、さらに後場にかけて、原油(WTI)相場が、バレル2.28ドル安、97.37ドルへ急落したことを嫌気、エネルギー株も下げたことが影響した。一方、原油安を材料に、航空機株が値上がりしたなどと解説していた。日本にとっても、原油生焚きで火力発電が増える。原油が値下がりし、為替が現在程度の水準で安定することの方が、国民経済的にはプラスだろう。
NY外国為替市場では、IMF専務理事逮捕でギリシャ支援が懸念されたが、ポルトガル支援が先のユーロ圏財務相会議できまったこととECBの利上げ期待が蒸し返され、ユーロ相場が一時1ユーロ=1.42ドル台まで持ち直した。ドル円相場は、米国の金融緩和政策を見極めたいとの動きからドルも買えない、円も買えない中、1ドル=80.82~85円のレンジ相場が当面続くと、「モーニングサテライト」に出演したシティバンク尾河眞樹氏が解説していた。なぜか、日本では円高は悪、円安は善が通り相場である。しかし何事も安定することが大切だが特に為替は安定が一番だろう。(了)
ストロスカーンIMF専務理事が収監され検事から罪状を読み上げられる様子をフランスF2が放映していた。16日、予定通り、ベルギー、ブリュセルではユーロ圏財務相会議が、重要な人物欠席で開かれ、ギリシャ、ポルトガル支援が協議された。サルコジ大統領は事件後一言も発言しなかったが、この日初めて「事件の大きさに驚いています。」とのみ話したと紹介していた。財務相会議でも専務理事逮捕の話題には努めて触れようとしなかったとF2は解説していた。全ての人間が、腹の中では、タイミングが悪過ぎると思っているだろう。
ドイツZDF,英BBCも拘置所内の様子を伝え、「ストロスカーン専務理事は罪状否認した。しかし、国外逃亡の恐れありとして保釈は許されなかった。これは前代未聞だ」とドイツZDFが解説していた。「ギリシャ救済に悪影響が出るだろう」などと英BBCが解説していた。
原発関連のニュースでは、韓国KBSが、「フクシマ原発事故で、最近になって第一号機がメルトダウンしていたと発表しているが、日本政府も東電も当初から認識していたにも関わらず事実関係を隠蔽していたのではないか。原子炉内が2,800℃以上に達し、それが溶けて底が溶け、水素爆発を起こした。放射能が飛び散っていた可能性がある。放射能危険地域内に住む700世帯が避難した」などと伝えていた。韓国KBSに指摘されるまでもなく、水素爆発を起こした時点でおかしい。事実を隠してると多くの日本国民が思っていたに違いない。
原発と直接関係ないが、ドイツZDFが、ドイツ政府は、2020年までに、電気自動車を100万台以上生産する。そのため2年間、技術開発費やパーキング場無料開放など道路関連施設含めて政府が補助金を出す。積極的に援助が必要だと語るメルケル首相の映像を流していた。日本では政治家も含めて、国のリーダーが指針を示さないから国民は不幸である。
上海RTSが、湖北地区中心に545万ヘクタールが干ばつに見舞われていると報じていた。インドベンガル湾からの湿った空気がベトナム、日本列島まで延びているが、中国中央部には雨雲の姿はない。一方ヨ―ロッパも英国、ドイツは晴れの日が続いているなどと予報官が解説していた。日本列島でも、猛暑、水不足になると電力不足問題でうるさくなりそうだ。
一方、経済関係では、米ブルームバーグが、16日のNY株式市場は、全面安の展開で、前日比47ドル安、12,548ドルで取引を終了した。個人消費の先行き不安から小売株が売られ、さらに後場にかけて、原油(WTI)相場が、バレル2.28ドル安、97.37ドルへ急落したことを嫌気、エネルギー株も下げたことが影響した。一方、原油安を材料に、航空機株が値上がりしたなどと解説していた。日本にとっても、原油生焚きで火力発電が増える。原油が値下がりし、為替が現在程度の水準で安定することの方が、国民経済的にはプラスだろう。
NY外国為替市場では、IMF専務理事逮捕でギリシャ支援が懸念されたが、ポルトガル支援が先のユーロ圏財務相会議できまったこととECBの利上げ期待が蒸し返され、ユーロ相場が一時1ユーロ=1.42ドル台まで持ち直した。ドル円相場は、米国の金融緩和政策を見極めたいとの動きからドルも買えない、円も買えない中、1ドル=80.82~85円のレンジ相場が当面続くと、「モーニングサテライト」に出演したシティバンク尾河眞樹氏が解説していた。なぜか、日本では円高は悪、円安は善が通り相場である。しかし何事も安定することが大切だが特に為替は安定が一番だろう。(了)