ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ビンラディン死亡、5月2日のNYダウ変わらず、オバマ政権、7月からアフガニスタンから撤退開始

2011-05-03 14:25:25 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



ウサマ・ビンラディン(Osama binLaden)の遺体は、イスラムの伝統に習い海に埋葬された。オバマ米大統領は、彼の死亡が確認された直後に、ブッシュ前米大統領とクリントン元米大統領に電話した。その後、ホワイトハウスからビンラディン死亡を全米に向けてテレビを通じて国民に伝えた。オバマ政権は、アルカイダ打倒をアフガニスタンでの米軍事行動のターゲットに置いてきた。アメリカは、7月からアフガニスタンに派遣した10万の米軍隊の引き揚げを開始するなどと、5月2日付けのWSJ紙は書いていた。

米高官の話として、ビンラディンは頭を打たれて死亡した。他の3人の男と盾となった女が共に死亡した。死亡した男3人の内の一人はビンラディンの息子だった。複数の妻の一人が、ビンラディン本人であると証言した。DNA鑑定の結果でも100%本人と裏付けられた。今回のCIA作戦には、パキスタン政府の援助があった。しかし、テロの脅威は消えていないとオバマ米大統領は語った。米政府は、米国の全ての在外公館にテロ攻撃に対する警戒を強化するよう指示したなどと紹介していた。

同紙によれば、ビンラディンの後は、ナンバ―ツ―の地位にあるアイマン・アル・ザワヒリ副長官が継承すると予測されている。ただ、ザワヒリ氏は、ビンラディンと比べてカリスマ性に乏しく、周囲から尊敬も受けていない。ビンラディンの信奉者をつなぎ止めることは難しい。CIAは、イエ―メンを本拠としているアルカイダメンバーの聖職者、米国生まれのAnwar al-Awalaki を次の標的に置いていると書いていた。

9:11事件のシンボルとなったNYグランドゼロでは、ビンラディン殺害を歓迎する声と「ホッとした気持です。しかし、10年経った今、夫の命は戻ってこない。」と声を震わせて答える一人の米国婦人の声を紹介して、今朝の記事を結んでいた。やられたらやり返さずには済まない。テロの脅威はなくならないと、アメリカ人に限らず世界の多くの人々は心の中でつぶやいたに違いないと思われる。

一方、週明け2日のNY株式市場は、ビンラディン死亡のニュースを受けて強含みで始まったが、原油相場が反落、ビクトール・コンスタンシオECB副総裁(ポルトガル中銀総裁)がギリシァ債務再編には選択肢はないと発言したことがユーロ圏問題解決に疑問符が付き、先週末ほぼ横ばいの3ドル安,1万2,807ドルで取引を終了したとWSJ紙は伝えた。

2日付けのWSJ紙は、NY金先物相場が、小幅ながらトロイオンス70セント上げ、1,556.70ドルと史上最高値を更新したと伝えた。銀相場は、先週12%急落してトロイオンス42ドルまで下げていたが、46.078ドルまで戻した。リビア問題含め経済と無関係のビンラディン死亡に、金相場も銀相場もほとんど影響を受けなかったと解説していた。

ところで肝心の日本はどうか。菅政権は原発問題含め日本の国難に際して、さしたる方向性を見い出せないままダッチロールを続けている。誰が総理になっても同じだ、との冷めた見方もあるが、60数年前の太平洋戦争に身近に見られた如く、その国がリーダーを欠くと国民全てに不幸が降りかかってくることを分かり易く教えている。(了)

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神戸三宮街角風景(スケッチ&コメント)

2011-05-03 08:42:02 | スケッチ



神戸三宮街角風景

江嵜企画代表・Ken



「大英博物館 古代ギリシャ展」が、神戸市立博物館で、6月12日まで開催されている。入場券二枚をたまたまいただいたので、家族と出かけた。

今回の展覧会は、選りすぐりのギリシャ・ローマコレクション135点が展示されているというふれこみ通り、彫像、レリーフ、壺絵などいずれ劣らぬ傑作ぞろいだった。特に人間の「身体」を表現に焦点を絞った作品が選ばれており、一層、見応えがあった。

大英博物館は、現役時代、仕事ついでに二度訪れたことがある。その時は、もっぱら古代エジプト、中でもおびただしい数のミイラをふんだんに見せてもらった。今回、古代ギリシャに絞って、集中的に、詳細な解説付き、しかも、地元神戸で、じっくり鑑賞出来たことに感謝している。

ギリシャ神話に題材をとった彫像、壺絵が多かった。古代ギリシャ人の暮らし向きや戦争抜きにして考えられない当時の世の中で、男子と女子の置かれた立場の違い、娼婦の存在は当時はごく常識だったことや古代ギリシャ人の愛と欲望の多彩な形まで、壺絵を通して紹介していたことは、興行的狙いもあっての試みとも思われるが興味深く鑑賞することが出来た。

この日は、通常は休日となる月曜日、しかも連休の谷間ということもあってか、比較的空いていたのはありがたかった。ただ、いつものことであるが、男はどこへ行くのだろうか。圧倒的に女性が多かった。特に若い女性が目立った。

当美術館から徒歩数分のところに大丸神戸店がある。特にこれといった催しものはなかったが、女性客中心にこの日は結構、入っていた。大阪では、いよいよデパート戦国時代が始まるが、神戸では、大丸は健闘している方であろう。

同店9階食堂街で軽く食事をしたあと、ドト―ルコーヒー三宮京町筋店へ立ち寄り、窓越しに、街角風景をスケッチした。通勤の帰りの時間帯だったせいか、若者中心に賑わっていた。(了)

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