ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

目の疲れ(眼精疲労)と「せんかん鍼」と「巻き肩鍼」 (12月22日の臨床実践塾準備)

2019-12-17 13:05:12 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




写真① 蝶形骨を目指して刺鍼したところ 




写真② 蝶形骨と目や耳の位置の関係 



このところネットでも多くのセミナーを受けているし、ホームページの制作もしているので、パソコンやスマホをよく使う。
しかも、体を動かすのが少ないので、血液循環も良くない。
そのために目が疲れて、疲れて‥‥。

で、昨日は何とか目の疲れを取ろうと、自分で自分に鍼をしました。(写真①)
この刺鍼法も当院独自になるのですが、「蝶形骨」を狙って刺鍼します。(写真②)
理由は、蝶形骨の上に視神経が通っていて、視力にも影響があるとされ、「視力の左右差は蝶形骨の問題」と考えている方もいるからです。

これはスカルセラピー(頭蓋骨調整のテクニック)を組み立てる前から考えていたことで、長年この方法を使っています。
ただし、この鍼をする場合は、「蝶形骨」に、咀嚼筋の一部で、口を開ける「外側翼突筋」と、閉じる「内側翼突筋」がつながっているので、鍼の最中に口を開け閉めすると、痛いです。

また、蝶形骨の中央辺りには、ホルモン分泌を促す「脳下垂体」が収まっているので、ホルモン調整をするときにも、(眼精疲労の刺鍼法とは違いますが)蝶形骨を動かす鍼をします。
例えば、「更年期障害」でホットフラッシュのある方の治療などに使うのです。

目の疲れは、パソコンやスマホで肩凝りからくる場合もありますが、東欧医学的には「肝の疲労」という考え方もありますので、(笑い話ではありませんが)食べ過ぎや飲み過ぎでも目の疲れがでてきます。
食べ過ぎは、緩やかな時間経過なのでわかり難いのですが、飲み過ぎた翌日に「目の疲れ」を感じた人は多いと思います。 (^_^;)

おっと、話が逸れてしまいました。 m(__)m
鍼灸で眼精疲労を治めるには、一般的には「太陽」というツボを使ったり、目の周囲にあるツボを使ったり、或いは肝経の「太衝」(足の甲にある)を使ったりすると思いますが、私はこの蝶形骨を狙った刺鍼法を使うことが多いです。

昨晩、この鍼をしたのですが、即座には目の疲れは取れず、
「あれっ? 当院の患者さんに鍼をしたら、その場で楽なったと言うのに、何で?」
と考えていましたが、気が付いたら、夜中の1時半までパソコンをしていました。

そして、今朝も6時ごろ起きたのですが、目の疲れは感じていませんでした。
と言うより、意識しなかったので、目の疲れが取れていたと思います。
その後、蛍光灯がチカチカと切れる寸前になっていたので、それを弄ってから、パソコンに向かったのですが、その時、目の疲れが取れていることに気付いたのです。

ですから、きょうのブログの予定は、別の記事を書くつもりでしたが、「目の疲れのほうがリアルでいい」と思い、眼精疲労について書くことにしたのです。

それでは、目の疲れと、今度の実践塾でやる「せんかん鍼」や「巻き肩の鍼」とどんな関係があるんだ、と思う方の為に、簡単に説明しておきます。
先ほども書きましたが、肩こりや首の凝りでも目の疲れは出てきますので、それらを解除することが出来れば、目の疲れも解除できるはずです。

「せんかん鍼」や「巻き肩の鍼」は、肩こりや首の凝りも取ることが出来ますので、目の疲れも取ることが出来ると考えているわけです。
つまり、肩こり、首の凝り、腰痛、膝痛、下腿の異変等と同時に、目の疲れを取ることが出来るという理屈です。

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NYダウ100ドル高もボーイング株4.3%急落で足を引っ張る、一方、英株買戻し、ドイツ株売りで、明暗とロイター電(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-17 08:46:29 | 経済学
週明け16日のNY市場は米中貿易「第一段階」合意を材料に上げた欧州株高の流れを受けて値上がりして始まった。金融株、資源株、ヘルスケア株など幅広く買われた。一方、ボーイング株は737MAX生産削減の報道で先週末比14.70ドル、4.3%急落、今年最安値近辺の327ドルで取引を終えたことでボーイング株の下落分だけでダウを99ポイント引き下げ、NYダウは、28,235ドル、100ドル、0.35%高で取引を終えたとロイター通信が伝えた。一方、ナスダック、8,814,0.9%高、S&P500、3,191、0.7% 高で取引を終えた。米債券が売られ10年物米国債の利回りが1.89%へ上昇した。NY外為市場ではドル買戻しでドルが上げた。米株が下げに転じた後ドルが連れ安した。1ドル=109.57円、1ユーロ=122.14円、1英ポンド=146.06円で取引を終えた。英ポンド上げは引き続き英保守党勝利が材料だ。一方、NY原油(WTI)はバレル60.16ドル、NY金はオンス1,480.95ドルと小動き。

16日、欧州株の全般値上がりが目だった。英保守党勝利で英国のEU離脱に向けた道筋がつき不透明感が和らいだことで買戻しの動きから英国株が2.3%値上がりした。しかし、ドイツの景況感指数が4ケ月連続で50を割ったことを材料にドイツ株価指数DAXは前週末比0.7%安と英独で明暗を分けた。ドイツ株安は中国向け輸出減を材料にフォルクスワーゲン(VW)の0.6%安が響いた。英国株は「売られ過ぎの買い戻し」、ドイツ株は過去の中国期待からの「買われ過ぎの反動売り」が目立つ。欧州株では「サービス」関連は買われたが一方「製造業」が売られ「相殺された」とロイター電は伝えた。

16日付ロイタ―通信でコラムニストのGina Chon氏は米中貿易協議「第一段階」合意について「15日から予定されていた1,600億ドル追加関税は中止が米中力政府は声明を発表したが文章化されていない。懸案の知的財産保護、金融セクター解放問題はあいまいなままだ。トランプ米大統領は中国が約束を守らなければ追加関税を実施すると言明している。米企業の仕入れ先や中国での生産拠点を巡る長期的な問題解決は難しいままだ。IMFは米中貿易戦争の影響で世界の総生産を7,000億ドル(約74兆円)押し下げる恐れがあると発表した。米中貿易協議「第一段階」合意だけでは、人々や市場を前向きに転じさせる力は極めて乏しい。あくまで米中「痛み分け」だ。」と論評していた。「痛み分け」は「相撲で、取り組み中に一方が負傷したため勝負を引き分けにすること。転じて、喧嘩や議論などで双方ともかなりの痛手を被ったまま決着つけないこと」とヤフーのブログに出ていた。

閑話休題。近くの喫茶店に出入りしていると世相の一端を垣間見ることが出来る。介護施設で働く某氏(男性)は時給1,100円。派遣会社から来るある女性は時給1,800円もらっており、その日、彼女一人で6人をお風呂に入れたと話していた。ガソリンスタンドの話。「正規」職員はいない。派遣がほぼ全てだが、ガソリンスタンドは派遣会社に時給1,800 円払う。しかし、派遣社員の手取りは1,100円だそうだ。派遣社員はどこへ行けばいくらもらえるかについて敏感で時給情報をスマホで入手、職場を転々と移動しているそうだ。(了)

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