ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

2019年、描き納めの花が水仙となった(スケッチ&コメント)

2019-12-31 23:37:21 | スケッチ



描き納めの花が水仙となった

江嵜企画代表・Ken



個人的に様々なことがあった2019年もあと残り1時間を切った。近くの阿弥陀寺からの除夜の鐘が聞こえる。水仙は11月に入ってほどないころから咲き始めていたが、ここへ来て一気にエンジン全開、大合唱を始めた感がある。

スケッチはほぼ1週間前に描き上げていたが大晦日の本日、ようやく彩色することができ内心ほっとしている。耳下腺腫瘍手術に際し、メスを入れる場所柄、大袈裟でなく、今年は無事年越し出来ないこともあるべしと覚悟して手術台に乗った。

 水仙が今年描き納めの絵となった。時に水仙の絵を取り出しては2019年の出来事を感慨にふけりながら、振り返ることになるにちがいない。健康のありがたさをしみじみ味いながら送る日々が続いている。

 水仙は香りの花としてもよく知られている。香料として利用されているとヤフーのブログに出ていた。心地よい香りとひとことでは表現できない。曰く言い難い香りという言葉があるが、それに近い。そこはかとなく醸し出す香りにこそ水仙の人気の秘密が隠されているいるように思う。

 ヤフーで水仙の花ことばを調べた。白、黄、その他の色によって違う。白色の水仙の花言葉は「神秘」、「尊重」である。清々しい雰囲気を漂わせる花の印象から連想されたと出ていた。

 水仙の英語名はnarcissus.カタカナ読みはナルシッシス。そこから水仙の花ことばのひとつにナルシストがあるとヤフーに出ていた。自分の美しさにうぬぼれて結果として身を滅ぼしてしまうというギリシャ神話をルーツとする。慢心するなという教えかもしれない。

この度は幸いにしていただいた健康に感謝し、終わりよければ全て良し、一陽来復、希望を持って2020年を楽しみにして迎えたい。(了)

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週明け30日、NY市場でダウ一時210ドル安、ドル売られ、1ドル=108.86円、ドル売り・円買かいの思惑くすぶる(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-31 10:03:48 | 経済学
薄商いの中、週明け30日のNY市場は、ダウは28,462ドル、183ドル、1.6%安、ナスダック、8,946,0.7%安、S&P500,3,221,0.7%安と揃って値下がりした。株安で債券が買われ10年物米国債利回りは1.94%から一時1.88%迄下げた。株安、利回り低下でドルが売られた。円が対ドル、対ユーロ、対英ポンドで上げ、1ドル=108.86円、1ユーロ=121.99円、1英ポンド=142.70円で取引された。特にこの日は、対円でのドル売りが目立った。30日付のブルームバーグ電子版に「来年1月は対ドルで円の買い場だ。過去10年で7勝3敗と歴史が教えていると楽天証券のアナリストが話した」と書いた。ここ1年、ドル円相場は狭いレンジの中での動きに終始したことから相場を動かしたいとの思惑が透けて見える。ドル売り・円買いにリードしたい思惑がそのまま30日のNY外為市場で表面化した。

NY原油(WTI)はバレル61.66ドルと小幅安も「原油供給不安が和らいだ」ことで相場はしっかりしているとブルームバーグは書いた。NY金はオンス1,517.75ドルと小幅下げたが1,500ドル台に上げた後、値を保っている。この日の「NY株安、NYドル安の流れが安全パイとして円買い、金買いを支えた」とブルームバーグは専門家の見方を紹介した。米商務省は11月の米貿易赤字が632億ドルと2016年10月以来最低を記録したと発表した。しかし、2019年通して見れば大幅貿易赤字は減っていない。米貿易赤字を減らすことが2016年就任以降のトランプ米大統領の政策の一貫したターゲットである。特に対中国貿易での赤字が目の敵にされ米中貿易戦争が始まった経緯がある。中国通信社が「劉鶴副首相が1月4日からの米中貿易協議に出発する。」と伝えた。30日のWSJ紙は「ホワイトハウス経済問題諮問委員会議長で対中国タカ派のピーター・ナバロ氏は「米中貿易「第一段階」調印は“In the Bag”(成功間違いない)と語った」と書いた。

クリスマス前の記事で少し古いが、24日付けロイター通信で、コラムニスト、JeffreyGoldfarb氏は「党派対立が激化している米議会であるが、反中国ムードでは一致する。」と書いた。同氏によれば「①香港民主化デモを支持する法案を可決した、②新疆ウイグル人権問題の中国政府非難決議を採択した。拍車がかかる反中国ムードで政治の分野から金融・投資分野へ中国締め出しの動きが拡大している。現在、NY株式市場に172の中国企業が上場している。時価総額が1兆ドルを超えた。内半分以上がアリババが占める。年6,000億ドル運用している米政府系年金ファンドのひとつが中國株価指数MSCIへの組み入れから外すと発表しただけで株価が急落する。いまMSCIから中国企業外しが拡大している。共和党のルビオ上院議員の法案提出の動きもその一つだ。中國企業への反感の高まりと群衆心理は、公的、民間を問わず、確実に、米国に根をおろしつつある。」と書いた。

日本ではワシントンの空気は伝わりにくい。第2次世界大戦直前まで米ラジオ放送が伝える米国出征兵士動向が逐一本国に打電されたが大本営は無視した。聞く耳を持たない上司に恵まれないほど不幸はない。リーダーは曇りなき目で2020年をリードして欲しい。(了)

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