ねずみさん色紙第3弾
江嵜企画代表・Ken
入院・手術が予定されていた期間、日本画教室をお休みした。退院後、猪熊佳子先生に新しいバージョンのネズミさんの色紙の絵柄をお願いしたところ、追加して新たに3枚の色紙のコピーを郵送いただき、その内の一枚をモデルに自己流で仕上げた。
恒例によりヤフーのブログのお世話になる。来年の干支は、十「干」が「庚」(かのえ)、十二「支」が「子」(ね)である。「子」(ね)は、十二支の一番目、「庚」(かのえ)は、十干の7番目である。
「庚」の年は、前年の「乙」(つちのと)まで完成した自己から不要なものをそぎ落とし、新しい環境へ対応する体制を意味する。新しい局面に入るという意味である。
「庚」という字は、臼と杵で穀物を搗いている形から来ている。臼と杵で穀物を搗くと、もち米から餅が出来るように、それまでの形から違うものに変化していく。ここから「庚」は「更る(かわる)」様子を意味するようになった。
「子」の字は、子供の頭の髪の毛がどんどん生え伸びる「孳」や「滋」に通じる、増える、育つ、はびこるという意味である。
「庚」は草木として成長の止まり、これから花を咲かせて種子を残す準備に入る状態だ。「子」は種子の中で新しい生命を育てている状態である。
十二支には季節が割り当てられている。「子」の季節は冬至」である。冬至を境として再び昼の時間が長くなりはじめる。陰陽五行説では、陰が極まり陽に転じる「一陽来復」と呼ばれる現象である。
個人が、自分が軸となる価値観を持って進む。組織は新たな局面に対応できる人材を育成、活用し取り組む年にあたると出ていた。
子年の性格はどうか。同じくヤフーによれば、男性は①周囲に気を遣う。②観察力が優れているが、反面、自分のことがおろそかになる。女性は①自信を持っている。自信があるから自分の意見や考えを押し付けるところがあると出ていた。
運気はどうか。リラックスしているときに上昇する。金運は良い。健康運は休息をしっかり取る。オンとオフの切り換えが大切と出ていた。
筆者個人にとっては、今年は、これでもか、これでもかと、追いかけられる厳しい年回りだった。慢心することなく「一陽来復」を念じて、新し年を迎えたい。(了)