ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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クリスマス休暇入りでNY市場、超閑散、一方、日本で、2019年生まれの子供の数86万、過去最低、安心して生めない社会への対応を無視してきた付けが出てきた(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-25 08:37:00 | 経済学
クリスマスイブの24日のNY市場は午後1時までの短縮取引だった。25日は休場。通常の一日の取引70億株であるが24日は28億株の超閑散のNYダウは28,515ドル、36ドル、0.1%安、ナスダック、8,952、0.1%高、S&P500、3,223、変わらずで取引を終えた。ダウ36ポイント安にはボーイング株安分のみで33ポイント影響した。前日ボーイング株はCEO辞任を材料に上げた。しかし、事故機737MAXの1月からの生産停止の影響は予想以上に深刻だとの見方がある。関連企業への影響は計り知れない。全米的な影響にも広がる可能性があるとの見方もあると24日付けロイター電は書いた。

24日のNY外為市場は米債券が買われ10年物米国債利回りが1.91%台へ低下したがドルは動きなし。1ドル=109.36で取引された。対ユーロでは1ユーロ=121.30円と円高、対英ポンドでは1英ポンド=141.55円とやや円安だった。ジョンソン総選挙圧勝で1英ポンド=147円台をつけたあと5営業日、英ポンドは続落した。「噂で買え・事実で売れ」の格言通りの動きだ。24日の英ポンドの小幅反発は売られ過ぎの買戻しだと一部の為替ディーラーは見ている」とロイタ―電は書いた。NY原油(WTI)はバレル61.13ドルへ反発した。ロシアがOPECの減産幅を順守するとのニュースを受けた。NY金はオンス1,504.40ドルと1,500ポイントへ戻して取引を終えたとロイター電は書いた。

外国為替関連では2020年の米FOMCの日程が23日発表された。第1回.1月28~29日。第2回.3月17~18日。第3回。4月28~29日。第4回。7月28~29日。第5回。9月15~16日。第6回。11月4~5日と決まっているとロイター電に出ていた。ただ、2020年は米FRBは利上げもしない。利下げもしないことを先のFOMC会合で場バイエルFRB議長は明言した。そのためFOMCの注目度は例年より関心度が低下する可能性がある。

閑話休題。2020年の最大の関心事は11月3日の米大統領選挙である。あと1年は切ったが連日の様にウソも交えてツイートするトランプ大統領の言動が全く読めない。日本でもいわゆる専門家と称する方々の講演会が各機関、各所で予定されているが、専門家泣かせの米大統領のお陰で頭を抱えている方は多いと推察される。

足元の動きでは①トランプ大統領弾劾訴追裁判が年初1月から上院で始まる。上院議員の3分の2が賛成しなければ大統領弾劾は成立しない。現時点では共和党の上院議員で造反議員がどれだけ出るかがひとつのポイントと専門家は指摘している。②民主党が7月13~16日に米ウイスコンシン州ミルウオーキ―で党大会が開かれ、最終的に民主党の大統領候補が選ばれる。現時点では「左派」、「中道・右派」候補がおり、絞り切れていない。③米中貿易協議の行方、④英国のEU離脱の進展が指摘できる。日本ではその間大地震、風水害に関しては全く先が読めない。2019年生れた子供数が86万4,000人と過去最低と24日発表された。安心して子供が生める社会を放置してきた付けが目の前に出て来たに過ぎない。(了)

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