米議会はトランプ大統領弾劾訴追決議案を可決したあと上院での審議未了のままクリスマス休会に入った。上院での弾劾裁判に遅れが生じる。米議会は1月3日再開が決まっているが、上院での採決は早くて1月6日以降と見られている。2月3日に開催される2020年米大統領選挙候補者選びのためのアイオワ州民主党集会に影響が出てくる。上院での弾劾裁判に民主党候補者の内4人が上院議員で、弾劾裁判に出席しなければならないからだと20日付けロイター通信が伝えた。
週末20日のNY市場は前日、トランプ大統領弾劾訴追決議を無視して過去最高値を更新した流れに乗り、米経済が安定した米個人消費と半導体市況底入れを材料に続伸したと20日付けWSJ紙電子版は伝えた。ダウは28,455ドル、78ドル、0.3%高、ナスダック、8,924,
0.4%高、S&P500、3,221,0.4%高と揃って値上がりした。20日のNY外為市場では1ドル=109.43円と債券安、米10年物債券利回り上昇を受けてドルが買い戻された。欧州通貨は小動き、1ユーロ=121.24円、1英ポンド=142.23円で取引された。NY原油(WTI)はバレル60.37ドルへ売り、NY金はオンス1,482.05ドルと変わらずだった。
2019年のNY市場が過去最高値を更新したことで年末に向けてなお数日を残しているが週明けにはクリスマス休暇に入り閑散な商いになると見られる。日本でも12月に入ればデパート、商店街だけでなく多くの商業施設、最近は行政機関でもイルミネーションが見られるが、アメリカではクリスマス休暇を祝う雰囲気は半端でない。米議会が20日、早々に店仕舞いしてクリスマス休暇入りしたことがそのあたりの事情を分かりやすく教えている。
閑話休題。大部分は見出し程度であるが、英フィナンシアルタイムズ紙、NYタイムズ紙、ワシントンポスト紙、WSJ紙、ブルームバーグに加えて最近面白い記事が散見されるロイター電に目を通すことを日課としている。しかし、日本関連のニュースは数少ない。大勢の外国人記者が日本に住み、長期滞在するひとの数も増えている割には少ないのは何故なのか。一言でいえば外人さんの目から、なに?なに?と、ガイジン記者さんのこころをわしづかみにするような人、話題というか出来事に日本では出くわさないからかもしれない。
日本人同士で会っていても、もう一度是非会い話をお聞かせ願いたいと思う人が少ないのであるからガイジンさんには猶更であろう。前途洋々のはずの20歳、30歳の若者でも言葉は悪いが、おっさん然として妙に落ち着いている人に会うことがあるが気味悪い感じさえする。近くの喫茶店で最近会うようになったガソリンスタンドの店長はまだ30そこそこだが、彼の一言一言に魂が籠っている。私ごとになるが今年1月に手術いただいた県立西宮病院眼科のM先生、3月からお世話になっている神鋼記念病院皮膚科のI先生、そして神戸市民病院の耳下腺腫瘍手術でお世話になった執刀医M先生に出合ったことは人生終盤に巡り合った幸運だった。いろいろなことがあった2019年は忘れがたい年になりそうだ。(了)
週末20日のNY市場は前日、トランプ大統領弾劾訴追決議を無視して過去最高値を更新した流れに乗り、米経済が安定した米個人消費と半導体市況底入れを材料に続伸したと20日付けWSJ紙電子版は伝えた。ダウは28,455ドル、78ドル、0.3%高、ナスダック、8,924,
0.4%高、S&P500、3,221,0.4%高と揃って値上がりした。20日のNY外為市場では1ドル=109.43円と債券安、米10年物債券利回り上昇を受けてドルが買い戻された。欧州通貨は小動き、1ユーロ=121.24円、1英ポンド=142.23円で取引された。NY原油(WTI)はバレル60.37ドルへ売り、NY金はオンス1,482.05ドルと変わらずだった。
2019年のNY市場が過去最高値を更新したことで年末に向けてなお数日を残しているが週明けにはクリスマス休暇に入り閑散な商いになると見られる。日本でも12月に入ればデパート、商店街だけでなく多くの商業施設、最近は行政機関でもイルミネーションが見られるが、アメリカではクリスマス休暇を祝う雰囲気は半端でない。米議会が20日、早々に店仕舞いしてクリスマス休暇入りしたことがそのあたりの事情を分かりやすく教えている。
閑話休題。大部分は見出し程度であるが、英フィナンシアルタイムズ紙、NYタイムズ紙、ワシントンポスト紙、WSJ紙、ブルームバーグに加えて最近面白い記事が散見されるロイター電に目を通すことを日課としている。しかし、日本関連のニュースは数少ない。大勢の外国人記者が日本に住み、長期滞在するひとの数も増えている割には少ないのは何故なのか。一言でいえば外人さんの目から、なに?なに?と、ガイジン記者さんのこころをわしづかみにするような人、話題というか出来事に日本では出くわさないからかもしれない。
日本人同士で会っていても、もう一度是非会い話をお聞かせ願いたいと思う人が少ないのであるからガイジンさんには猶更であろう。前途洋々のはずの20歳、30歳の若者でも言葉は悪いが、おっさん然として妙に落ち着いている人に会うことがあるが気味悪い感じさえする。近くの喫茶店で最近会うようになったガソリンスタンドの店長はまだ30そこそこだが、彼の一言一言に魂が籠っている。私ごとになるが今年1月に手術いただいた県立西宮病院眼科のM先生、3月からお世話になっている神鋼記念病院皮膚科のI先生、そして神戸市民病院の耳下腺腫瘍手術でお世話になった執刀医M先生に出合ったことは人生終盤に巡り合った幸運だった。いろいろなことがあった2019年は忘れがたい年になりそうだ。(了)