神経ブロック注射よりも効く「せんかん鍼」（^o^） （12月22日の臨床実践塾準備）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

写真①　神経ブロック注射の痕　

写真②　母指球の痛いところ　

先日、
「腰が痛くて病院に行ったのですが、痛みが取れません」（写真①参照）と訴える方が来られました。
そして、
「手のここも痛いです」（写真②参照）と母指球を指で示してくれたので、

「写真撮ってもいいですか。ブログに使いたいので」と撮影の許可をもらい、私の指で痛みのあるところを指で示しながら撮影しました。

ルンルン♪　♪　♪

「はい。横向けに寝てください。鍼を1本しますが、すぐに抜きますので」と、「せんかん鍼」をした。
時間は1分以内です。

「はい。起きて腰の様子を見てください」と言うと、起き上がってベッドに座り、前後左右に腰を曲げていましたが、やがて、私を見て、

「痛くないです」と言いました。

さて、今度は母指球の痛みになるのですが、この症状の原因は、腰痛と一緒なので、私は内心で「治っているはず」と考えていましたが、何も言わずに、彼が母指球の痛みを確認するのを見ていました。

そして、笑うようにしながら、
「痛くないですね」と言います。

実は腰痛も母指球も「肝虚」が原因だったのです。
つまり、
木（肝・胆）と金（肺・大腸）は対応経絡で、片方が良くなると、もう片方も良くなるのです。

それにしても、「せんかん鍼」は凄いと思います。
この方のような症状なら、巨鍼を使えばすぐに治ることはわかっていたのですが、この方は巨鍼を怖がるので、毫鍼で治療したわけです。

ということは、「せんかん鍼」は巨鍼療法のような効果もあると言うことが出来ます。
もちろん、全てが巨鍼療法のような効果があるとは言いませんが、少なくても、いくつかの症状には巨鍼療法のような効果を発揮することが出来るはずです。

NY市場、米中貿易協議、米中間で調整残すと様子見、ボーイング737MAX生産中止でライバル、エアバス株1.8％高とロイター電（学校で教えてくれない経済学）

米中両国政府は13日、「第一段階」米中合意を発表した。ところが①米国は「来年1月調印」と述べたが、中国政府は「具体的時期に言及せず」、②15日実施予定の1,200億ドル対象の追加関税実施は見送ることは、米中は一致しているが、既に実施されている2,500億ドル分について、米国は「半減する」に対して、中国は「ゼロ関税を目標にさらなる引き下げ」を米国政府に要求している、③「中国による米農産物買い入れ額を500億ドル増加とそれを2年間継続が合意された。」とライトハイザー米国代表は発表したが、中国政府交渉担当官は「事務方による最終詰めをまだ残している」と発表した。その他についても米中間で明らかに相違がみられる」と17日付ロイター通信が伝えた。

17日のNY市場は、米中貿易協議内容を巡り、米中間で相違が見られるとして様子見気分が強まった。利益確定の動きが出てNYダウは28,267ドル、31ドル、0.1%高、ナスダック、8,823、0.1%高、S&P500,3,192,変わらず。前日、来年1月から事故機種737MAX新規生産中止と伝えられて急落したボーイング株は327ドルと変わらずで取引を終えた。欧州市場ではボーイング737MAX1月から生産中止報道を受けてエアバス株は311ドルへ1.8％値上がり、両社で明暗を分けた。前日上げた後17日の欧州市場では、ロンドンは小幅高もドイツDAX株価指数は0.9％安と続落した。ドイツ景況感悪化が材料視されているとロイター通信は伝えた。

NY外為市場では、米10年債利回りは1.89% と変わらずだったが、ドルは、上値の重い株価に連動して下げた。1ドル＝109.49円、1ユーロ＝122.06円、1英ポンド＝143.74円でと取引された。ジョンソン首相はトランプ米大統領との電話会談で「米英、2国間でのFTA交渉を積極的に進める」ことで合意したと発表した。さらにジョンソン首相は「英国のEU離脱の1年の「移行期間」内にEU離脱する」と強調した。「ジョンソン首相の一連の発言は、年初から始まるEUとの交渉は容易でないことをジョンソン首相自身が認めた格好となった。「合意無きEUからの離脱」の可能性は消えていないことを改めて想起させた。」として、株価は「様子見」、英ポンドは「売り」で反応した」とロイター電は伝えた。一方、NY原油はバレル60.48ドル、NY金はオンス1,480.45ドルで取引された。

閑話休題。ニューズウイーク誌（NW）日本版、直近、12月24日号は「首脳の成績表」を特集「ガキ大将トランプは落第、経済で得点稼ぎに全力、安倍首相は外交では世界に日本の存在感を示した、習近平は、頭の痛い問題を内外で抱えながらも強権政治をひたすら邁進、ボリス・ジョンソンは、保守党勝利で「道化師」から「魔術師」への道も見える、アンゲラ・メルケルは忍耐・調整・妥協の14年間の政治も欧州統合破壊者の烙印も」と書いた。NW誌では「英語力は入試改革より意識改革」と李娜兀氏が「国指導の英語の民間試験導入は失敗に終わったが、「使える英語力が必要だ」ということが分かったのなら日本人の「内向き」志向から「外向き」志向への起爆剤になるといい」との記事が特に印象に残った。（了）