ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

たかがペットと、言うなかれ、されどペットである、特にペットの医療費が高すぎるとの声に耳を傾けて欲しい(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-30 11:56:54 | 経済学
お一人でお住いの方でペットを飼っておられるさるご婦人からたまたまいただいたメール交信で医療費がお医者さんの言い値で高いという話を知った。医療費が高いが、保険に加入している所帯はほとんどないと「保険クリニック」の500人(男女同数)対象者のかなり古いが2015年実施のアンケート調査結果がヤフーのブログに出ていた。調査後15年以上経過しているので実態と異なる恐れが大いにあるが、ご参考にしていただければありがたい。

同調査によれば①ペットを飼っている割合:3所帯に1、②単身者(15)、家族6人所帯(60),2人(37),3人(29),4人(39),5人(10)などと単身者より家族が多い所帯にペットを飼う人が多い。③何を飼っているか。犬(81)、猫(50),金魚・鯉(22)、亀(11),熱帯魚(9),小鳥(7),爬虫類(5)などと犬、猫が多い。④ペットを飼うきっかけは。家族が飼いたがった(56),家族の一員(48),拾った(23),もらった(19),一人暮らしだから(6)と,家族が飼いたがった、家族の一員が多い、 ⑤ペットを飼ってよかったのは何か。癒される(131),遊び相手(59),家族との会話が増えた(46),運動不足解消(19),1人でも怖くない(17),規則正しい生活が出来る(16),防犯のためになる(15)などと「癒される」がダン突のトップだった。⑥ぺットを飼っていて困ったことは何か。家を空けられない(82),匂い(48),掃除が大変(41),世話・手間がかかる(39),治療費が高い(37),お金がかかる(36),予防注射代が高い(29)などと出ていた。

筆者は来年で25年目を迎える阪神・淡路大震災前までは里でワンちゃんを飼っていた。週1のタイミングで実家に出向き、老親の確認の仕事もあったが、ワンちゃんの散歩に出かけていた。里の家も自宅も共に全壊、大阪に一時避難、人間様の生活に追われて、犬のケアを十分出来ないまま生き別れする辛い経験が忘れられない。全壊した自宅では金魚を飼っていた。自宅のピアノも飛んだが、金魚の水槽は跡形もなく姿を消した。犬も金魚にも可哀そうなことをしたとの思いがいまだに抜けずペットとの縁がない状態が続いている。

再度ヤフーのお世話になる。ペットを飼う人の5つの心理や特徴が出ていた。①癒しを求めている。飼い犬の顔を見ていると日常の嫌なことも忘れてしまう。②寂しい気持ちを紛らせて欲しい。一人暮らしを始めた人に多い。③世話好き。子供が独立したあと自分の手で愛情を注いで自分のことを必要とされたい。④元々、動物好き。⑤結婚慾があまりない人にもペットを飼う人が見られるなどと出ていた。ヤフーの記事には最近、心無い飼い主が一時の気まぐれでぺットを飼ってみたが飼ってみて初めて経済的負担が大きく止む無く手放した。その結果多くの犬、猫が殺処理されるケースが増えていると書き加えていた。

筆者には先に触れた大災害時における特に愛犬との辛い別れがある。数十年まえの話だが、子供の頃、あとから引っ越ししてきた方が「お宅の犬の匂いが困る。処分して欲しい」と苦情を受けたときには子供心にも怒りを覚えた。日本はいま、ますます世知辛い世の中になって来た。人間様とぺットといかに折り合いをつけるかも社会問題化するかもしれない。特に医者の言いなりに高額の医療費を払わされている現実にもっと目を向ける必要があるだろう。一本のメールではあったが、ペットとは何か。ペットといかに付き合うか、いろいろ考える機会が与えられた年の暮れとなった。(了)

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