せんかん鍼の刺鍼角度 （12/22の臨床実践塾）

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ここが引っ張って痛いんです

先日も「首の痛み」を書きましたので、再投稿のような気がして、すこし気が引けます。
しかし、今回は「鍼の角度を変えて」刺鍼してみた結果です。
もう一人同じような症状の方がいましたが、この方は左足の外果にヒビが入った方で、寒くなるとヒビが入った辺りから下腿外側、大腿外側まで痛みが出てくるそうです。
そこの方の記事は、明日にでも書きます。

せんかん鍼を使うと、仕事が早くなります。
例えば、上の写真の方ですが、
「首を右に倒すと、左のくびが痛い！」と言っていましたので、

「はいはい。ではちょっと横向けに寝てくれますか」と横になってもらい、せんかん鍼をした。
時間にすると、1分もかかりません。
そして、
「はい。起きて首の痛みを確認してくれませんか」と言うと、起きて首を倒していました。

「おー！　ありゃー！　痛くないです」

「大丈夫そうですか？」

「ええ、さっきまで左の方が痛かったのですが、今は右のほうが凝っている感じがします」と話していました。


せんかん鍼をしていて、上手くいかない時もありましたので、きょうは骨模型を引っ張り出して、鍼の角度について考えてみました。
すると、鍼の角度によって効果が違うという理由がわかりました。

鍼先をどこに向けるかで、刺鍼後の変化が違うようなのです。
私も自分で自分にやってみるのですが、なるほど、角度を考えずに刺すと、「ただ鍼を刺されている感じ」なのですが、角度を考えて刺すと、「ジワーッ」と鍼の感じが伝わってきます。

首の痛みは、手技療法でも簡単に治まるので、せんかん鍼を使う必要もないのですが、せんかん鍼を使うとスピードが違います。
手技療法だと、2～3分は考えておかなければならないのですが、せんかん鍼だと、1分もあれば十分という感じなのです。

米中貿易合意近いとトランプ米大統領ツイート、NYダウ一時300ドル高、NY外為で、1ドル＝109円台へドル反発（学校で教えてくれない経済学）

「米中間で大型商談成立が極めて近い。中国は成立を望んでいるが、それは米国も同じだ。（Getting VERY close to a BIG DEAL.They want it,and so do we.）とツイートしたとWSJ紙が伝えたあと、12日のNYダウは一時300ドル以上値上がりした。あと売られたがダウは、28,132ドル220ドル,0.8%高、ナスダック,8,717,0.7%高、S&P500,3,168,0.9%高で取引を終えたと12日付ブルームバーグ電子版が伝えた。

ボーイング株が中國がボーイング737MAX機に懸念を表明したと伝えら株価が1.1%下落、ダウの上値を抑えた。一方、11日、米FOMCで2020年も利下げなしとの明快なメッセージを米FRBが送ったことを受けてゴールドマンサックス、JPモルガンなど金融株が揃って上昇、NYダウ上昇を支援したとロイター電は伝えた。

ロイター電は「米FRBは政策金利を年1.50~1.75% に据え置きを決めた。2020年年間を通して利下げなしの明確なシグナルをパウエル議長は会合の後の記者会見の場で送った。同時に米国経済は緩やかながら上昇するとも述べた。「矛盾する見解をFRBは述べた。これは驚きだ。米FRBは利上げも出来ない。利下げも出来ない。米金融政策は袋小路に入った」との見方が一部すでに出ている。」と伝えた。

米債券が売られ、10年物米債券利回りが一時1.92%まで上昇、NY外為市場で、ドルが対円で急反発、1ドル＝109.32円、1ユーロ＝121.61円で取引された。英ポンドは英総選挙での僅差ながらも保守党勝利の下馬評で、英ポンドが続伸、1英ポンド＝1.32ドル台まで買われた。対円でもポンドは買われ、１ポンド＝143.31円と続伸した。NY金はオンス1,473.95ドルと小動き、NY原油（WTI）は59.23ドルと前日比小幅に上げて取引を終えたと12日付ブルームバーグ電子版が伝えた。

ロイター通信によれば、保守党が勝利すればジョンソン首相が目指すEUからの離脱への道のりがはっきりする。一方、労働党が勝利すれば合意無きEU離脱、離脱か存続かを問う国民投票に進む可能性が高い。そのため英不安定な状態が継続されるので英ポンドが急落するリスクがあると書いた。英総選挙結果は日本時間午後に判明すると見られる。

トランプ米大統領は「米中貿易協定合意が極めて近い」と述べた。一部に米国は中国貿易交渉者に3,600億ドル相当の中国輸入製品に追加関税見送りを提案したと12日付けWSJ紙電子版が伝えた。一方、ECB新総裁にラガルデ氏が就任「ECBの金融政策を従来どうり堅持する一方ECB改革に触れた。欧米では12月に入るとほとんどの家庭でクリスマスの飾り付けがはじまる。12月15日に何らかの形でも米中貿易合意が成立すればクリスマスプレゼントになるかもしれない。旭化成名誉フェローの吉野彰さんがノーベル化学賞受賞で気を吐いたが、日本から世界へのリーダーシップを取る姿勢が見られないのは寂しい。（了）