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除夜の鐘を昼撞くことに変更したら参拝客が増えた?!、一方、和歌山県北山村が花粉症に効く柑橘類ジャバラのお陰で過疎村から長者村に変身(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-29 07:43:20 | 経済学
「除夜の鐘」を午後11時から正午に鐘を撞くことに変更したところ参拝者が増えたと語る雑誌「月間住職」(興山寺)矢野澄道編集長の話がヤフーのブログに出ていた。矢野編集長によれば「そもそも昭和2年にNHKラジオが上野「寛永寺」に頼んで生中継したのが契機で行事になった。江戸時代、寺の鐘は時報の意味を持つ。明けの六つ(午前6時ごろ)、正午、暮れ六ツ(午後6時ごろ)に鐘を撞いていた。真夜中の午前0時には多くの人は寝ており鐘を撞くニーズがなかった。行事と言うのは本来、人々の求めに応じて変わって行く。高齢化が急速に進んだ今「除夜の鐘」を昼に撞くのは自然の流れかもしれない」と話している。

2019年、日本で開かれたラグビーワールドカップで日本が様々な国籍がルーツの選手がひとつになり始めてベスト8達成、「ワンチーム」という言葉が流行語の一つに選ばれた。ニューズウイーク(MW)誌日本版12月31日号でコラムニストの石野シャハラン氏は「日本には「沈黙は金」という言葉がある。イランという海外にルーツを持つ者として郷に(黙って)従えの「ワンチ―ム」だったらとても怖い。高齢化・少子化に伴う人口減少が予想される。より多くの外国人を呼び寄せる魅力がこれからの日本に必要だろう。」と書いた。

先のNW誌は2020年の争点をまとめている。米国はトランプ米大統領が2020年大統領選で勝利する可能性が高まっていると書いた。中国に関して「「皇帝」習近平は盤石に非ず」と題して産経新聞、矢野明夫氏は「最近の中国のインターネットの書き込みに「李鴻章」という歴史上の人物の名前がよく出てくる。「李鴻章」が習近平の側近である劉鶴副首相を指す隠語になっている。「李鴻章」の後ろにいる「西太后」を打倒せよ」という書き込みが続く。「西太后」は習近平の隠語である。2019年は①米中貿易戦争、②香港問題、③経済減速、④台湾問題と習近平政権を悩ます一連の問題が一気に噴出した。米中貿易戦争ではアメリカに屈服したとして習近平は保守派の猛反発を受けている。①11月の米大統領選挙、②2月の香港立法会選挙、③1月の台湾総統選挙の勝敗如何では共産党内から習政権を疑問視する声が公然と出て、権力闘争が激化する可能性もある。」と書いた。興味深い記事だった。

2019年は、ラグビーワールドカップで日本国籍を取得した選手の活躍が話題になったが、年初に横綱白鵬が日本国籍を取得したという話が出た。一方、日本人で日本のパスポートを取得すればVISAなしで世界で190ケ国に入国できる日本は世界に希にみる国であることが知られていない。ただ、日本のパスポートを保持している日本人は全体の23%に過ぎない。取得者の半分以上は10~30代が占めるがニーズがない高齢者の増加も影響している。

「除夜の鐘」の話題でも高齢化と過疎化が背景にある。その一方で先日NHKの「シブ5時」で過疎だった和歌山県北山村がジャバラという柑橘類が花粉症によく効く。粉にしてマグロの餌に入れたら美味になったことで長者村に変身と明るいニュースもあった。捨てる神あれば拾う神ありというではないか。2020年は心機一転元気を出して乗り切りたい。(了)

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