ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

シエール増産で、米国が石油「純輸出国」に、米国の中東への関心薄まると英FT紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2019-12-01 21:17:06 | 経済学
今年も早いもので今日から師走である。令和という元号が変わるという歴史的年にめぐり合わせた。大嘗祭も無事終わり、新天皇を迎えることが出来た。消費税が10月に2.0%上乗せされ年10.0%になった年でもあった。国際的には、香港で学生中心の反政府デモで死傷者が出た。国内では大阪でG20が開催されたが、何事もなく終わったことは幸いだった。

私的には、1月、白内障脱臼手術、年央には蕁麻疹攻撃にさらされた。極め付きは、耳下腺腫瘍という今まで聞いたこともない病気で入院、手術を体験した。それも摘出組織の一部に「陽性」の疑いありと一時「宣告」されたが、一晩明けた朝「陰性」と逆転「勝訴」という、結果よければ全てよしとは言うものの、ハラハラドキドキのおまけつきで師走を迎える。

近くの喫茶クッキーで、店と道1つ隔てたところにあるさるガソリンスタンドの店長と、ランチを済ませて帰り際だったが、一言二言、言葉を交わす中で「12月に入ると店の雰囲気が一変するんですよ。何故なんでしょうかねえ。去年もそうでした。ボーナスがこの月出る。懐具合がよくなることも関係しているのかなと思いますが、よう分かりません。朝一番から、満タンにしてくれと言う客が多かった。タイヤを全部付け替えてくれとか、洗車してくれとか、朝から、滅茶、忙しかったですわ」と一気に喋ってくれた話が面白かった。

ガソリンスタンドの店長の話との関連は特にないが、30日付の英フィナンシャル(FT)電子版でNickButler記者が書いた原油関連の記事が印象に残った。29日、米エネルギー情報局(EIA)が「米国が石油の「純輸出国」になった」と発表した。米政府の記録が残る1949年以来70年ぶり初めての出来事だったという。米国の中東への関心がさらに薄れそうだ。

FT電子版の記事に戻す。「世界の原油需要は当面、各国のグリーン政策下でも日量1億バレルを維持し、需給バランスは崩壊しない」とEIAは発表した。しかし、5年先には原油相場は現在の半値まで下がるとの見方がある。電気自動車へのガソリン車からの急速な転換が指摘される。CO2排出削減で政治的圧力の高まりが背景だ。さらに供給サイドで、原油及び天然ガスの供給量は、特に米国に見られるシエールガスの急増がある。既存の油田では、北海油田は10数年前には枯渇懸念が指摘されていたが現実は依然として稼働している。ヴェネズエラ、サウジアラビア、アラスカには膨大な埋蔵量がある。掘削コストの削減予測から潜在的供給は中長期的に持続し、それが価格の下押し圧力として働く。」と書いていた。

先日、先の店長にタクシーはガソリンスタンドを使うのかと素人質問した。「タクシーはプロパンガスが燃料だから来ない。」と答えてくれた。液化天然ガスはここ数年で40%値下がりしたとブルームバーグの記事に出ていた。プロパンガス値段もつれ安した。ここ1年は安値水準で安定している。日本では原油が値上がりするとタクシー会社が反対する。新聞も呼応するかのように値上り記事に書く。最近、タクシー協会は反対デモをしていない。(了)


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PIP(近位指節間関節)が痛いときの治し方 (12月22日の臨床実践塾準備)

2019-12-01 10:15:12 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




写真① PIP(近位指節間関節) 




写真② 太衝(厥陰肝経の原穴) 



「小指の関節が痛い」と訴える方が来られました。(写真①)
見ると、「右手の小指のPIP関節」を押えています。
「これは基本配穴で肝の治療をするので問題ない」と思ったので、そこはそのままにして、他の治療を行いました。

そして、一応の治療が済んでから、
「小指の痛みは治っていますよね」と聞くと、小指を触り、

「痛いです」と言う。

「ん、ん、んん?」と思い、

「あそー、じゃちょっと待ってくださいね」と、右の太衝に鍼をして、(写真②)

「どう? 取れてきた?」と聞くと、

「あ、軽くなってきました」と言う。「軽くなった」では申し訳ないので、太衝に刺した鍼を軽く5回ほど捻鍼をしてから、

「どう?」と聞くと、

「あ、治ってきましたね・笑」と言うので治療を終了した。

小指は、経絡で言うと「心経と小腸経」が流れています。
しかし、なぜ肝経を使ったのかと言うと、人体惑星試論(通称七星論)を勉強した方ならわかると思いますが、PIP関節は七星関節配置で観ると「木=肝・胆」に属するのです。

「指関節が痛い」と訴えると、筋肉や関節の構造で考える場合が多いと思います。
しかし、筋肉や関節を動かして治ったように見えても、30分か1時間ぐらいで再び痛みが出てくる場合があります。
このような場合は、その関節に関係する臓腑を整えると治ってきます。

もちろん、この方の例のように、最初からその関節に関係する臓腑を動かしてもいいわけです。
「いいわけです」と言うよりは、それが根本治療になるのです。


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