なあむ

やどかり和尚の考えたこと

ラオス20周年

2012年11月24日 22時22分32秒 | シャンティ国際ボランティア会

昨日ラオスから帰ってきました。

シャンティ国際ボランティア会ラオス事務所20周年式典に出席しました。

昨年のカンボジア事務所に引き続いて、今年はラオス事務所が20周年を迎えました。

カンボジアと同じような時期にラオス・ベトナムからも本国から逃れた人々いて、インドシナ難民と呼ばれました。ラオス難民キャンプはタイ、バンビナイにあり、当会が支援活動を行っていました。

その難民の本国帰還に伴ってラオスに活動地を移したのが20年前の1992年でした。

電気のない村の学校でも使える印刷機として、日本の謄写版を持ち込み、ついには謄写版工場も作って、ラオス国内の全校に配布するという独自の活動を行ってきました。

図書館まではいかないまでも、絵本などを詰めた図書箱をこれも全校配布するなど、ラオス教育省の全面的な理解を得て活動を展開してきました。

その後、公共図書館を建設したり、学校建設を行ったり、子ども文化センターを運営したりと、子どもの教育・文化支援活動を地道に行ってきました。

ですから、式典には、ラオス教育省、国立図書館、JICA、日本大使館などから、出席をいただき、日本からの出席者、元スタッフなどが参列し、賑やかなものとなりました。

ラオスの歌姫アレキサンドラさん、伝統舞踊の子どもたちも花を添えてくれました。

懐かしいスタッフとも再会し、夜遅くまで祝杯を挙げたことは言うまでもありません。

写真1枚目は、ラオスの前に寄ったタイ・バンコクの事務所スタッフとの夕食会。3枚目はラオスでの移動図書館活動の様子です。

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