なあむ

やどかり和尚の考えたこと

facebookとか

2012年03月29日 23時06分33秒 | ふと、考えた

facebookというものに仲間入りしてはみましたが、まずは様子見です。

Twitterはほとんど離れてしまいましたが、ブログとどちらもというと、時間がとられてしまってどうかなと考えています。

それでなくともブログを更新できないので、アクセス数が減少傾向にあります。

facebookもおもしろそうなのですが、どうしたものか。

23日宿用院の大般若会があり、24日SVAの総会があり、26日にも上京し、27日教化センターの会議で仙台と、出歩くことが多かったので、こういう状態です。

発信したいという気持ちにも波がありますね。

怠けずに発信していきましょう。


大震災119 そうまかえる新聞

2012年03月25日 17時13分11秒 | 東日本大震災

今年2月に、相馬市の今とこれからを伝えるコミュニティ・ペーパー「そうまかえる新聞」が創刊されました。

相馬市の現状、放射線測定値、放射線についてのQ&A、関連情報など、生の情報を伝えています。

創刊にあたっての思いを次のようにうたっています。

2011年3月。

わたしたちのまちも「被災地」になりました。

地震と、津波と、放射能。

今までフツーだったことがフツーじゃなくなって。

生きていくことの全部が不安で。タイヘンで。

でもそれでも

子どもたちを守りたい。

未来に希望を残したい。

そのためにわたしたちは生き方を「変える」。

まちをゲンキに「変える」。

壊れたものが汚れたものが元に「還る」ように。

好きだった場所に「帰る」ことができるように。

子どもたちに明るい未来を「返せる」ように。

ココロのたまごから希望が「孵る」ように。

「かえる」がピョコピョコ動き出したまちの

今とこれからを伝える

「そうま・かえる新聞」創刊します。

と。

なかなかスマートなスタイルで発信されています。

以下のサイトから読むこともできますが、インターネット環境の整わない方々にも届けたいということで、紙印刷をして配布しています。

http://soma-kaeru.com/

しかし、それにはお金がかかるということで、一口3000円のサポーターも募集しています。

チーム「まけない!タオル」も協力させていただくことにしました。

ご協力いただける方は以下まで。

郵便局から振込

口座/ゆうちょ銀行 記号/18290 番号/30483531 

口座名/そうまかえる新聞編集部

3000円で「そうまかえる新聞」が「買える」。


大震災118 福島に行こう!

2012年03月17日 21時56分22秒 | 東日本大震災

14・15日、久しぶりに福島に入ってきました。お寺さん数ヶ寺を訪ね、話を伺ってきました。

詳しくは、右のリンク「ほんとうの空」から入ってお読みください。

昨日16日は、気仙沼市登米沢地区の皆さん23名が最上町に来て温泉に泊まるからと、私と息子二人がお招きを受け一緒に泊まってきました。

一周忌が過ぎ、これから復興に向かっていこうと、心を一つにする意味で企画されたようでした。

わざわざ最上町までおいでいただくことはありがたいことです。

むしろ、こちらから被災地を訪ね、お金を使ってくる方が支援になると思います。

それは、福島でも感じたことです。

一泊飯坂温泉に泊まりましたが、温泉街は、寂しいほどです。

少しでもお金を落とそうと、一人酒盛りをし、一人カラオケを演じてきました。少しがんばりすぎて飲み過ぎました。

皆さん、福島に行きましょう。

仕事がなくては自立ができません。

福島の人々が働いて自立できるように、福島でお金を使ってきましょう。

歓送迎会、花見、観光旅行。飯坂、会津、ハワイアンズ、大内宿、見所もたくさんです。

もう成長の止まった年代であれば、何を食べても、何を飲んでもさほど影響はないでしょう。

「復興支援の旅」を企画しようかと考えています。

おじちゃん、おばちゃん、一緒に行きましょう。


大震災117 大槌町の一周忌

2012年03月12日 14時52分15秒 | 東日本大震災

20120311_115223 昨日の一周忌は大槌町で迎えました。

11時、江岸寺さんの法要に参列しました。

亡くなられた方々の戒名を読み上げました。驚きました。

全ての戒名に「観音」の号がつけられています。「観音〇〇居士」「観音〇〇大姉」という具合です。

亡くなった方を観音様に見守っていただきたいという願いなのか、あるいは、観音様になって生き残った者を見守っていただきたという思いなのか、と考えながら次第に涙があふれてきました。

法要が終わってから方丈様にそのことをお聞きすると、津波で亡くなられた方に「波」などの文字は使えなかったし、でも、みんな一緒に亡くなったんだと分かるようにしたかった、と。

全ての精霊に「観音」の文字を与えられた方丈様の熱き思いを感じました。

その後吉里吉里の吉祥寺さんに伺い、午後には読経しながら浜を歩く「托鉢」に参加、2カ所の浜で慰霊法要に臨みました。

チラチラと小雪の舞う寒い日でした。

去年の今日、こんな寒い中でズブ濡れになった人はどれ程寒かっただろうか。

秋田から駆けつけた若い和尚さん方も加わって、粛々と黙々とお経を読む中、大勢の遺族の方々が海に向かって焼香と献花をされました。

仲間を失った消防団員の一行も真剣な表情で焼香されます。

お経を読む声が、寒さのせいばかりでなく震えました。

2時46分、サイレンを合図に全員が海に向かって合掌。

「黙祷」などのかけ声もありません。

挨拶も言葉も音楽もありません。何の説明がいりましょうか。

全員の心はみな同じでした。

静かに、被災者の皆様と一緒に、同じ時間を過ごせたことがありがたいと思いました。

被災遺族にとって、一周忌はイベントではありません。

タレントを使って、誰が主役か分からないような、大騒ぎをして、それが終わったらぱったりと冷めるような、それはおかしいでしょう。

生活は毎日のことです。一日何かをやれば済まされることではありません。

二年目は、これまで以上に発信し続けなければならないと思いました。

Dscn2378


大震災116 一周年です

2012年03月10日 18時39分44秒 | 東日本大震災

昨日9日は、曹洞宗関東管区教化センター主催「禅をきく会」の講演でした。

昨年度の開催が3月11日で、前半が終わって休憩時間に地震に見舞われたのだそうです。

来場者も大変な思いをして帰宅された、中には近くのお寺に泊めてもらった方もいらっしゃったとか。

そんな経過もあり、今年の私の演題は「大震災から1年、仏教の果たす役割」ということになりました。メインは、その後の盛田正孝老師の禅話でしたが。

明日は1周年。

私は岩手県大槌町の法要に参列することにしました。

それから、

やなせななさんから、「まけないタオル」をyoutubeにUPしたという連絡が入りました。

とてもいいです!是非ご覧下さい。

その後の「春の雪」も併せてご覧いただきたいと思います。

お知り合いの方に広報していただけたら更にありがたいです。

2年目もどうぞよろしくお願いいたします。

http://www.youtube.com/watch?v=kJhadSWD3oU&list=UUPU8fUJalBhCVFlVTXTuoHw&index=1&feature=plcp


つや姫大使

2012年03月09日 08時21分52秒 | ふと、考えた

笑ってしまいました。

この度山形県の「やまがた特命観光・つや姫大使」に就任いたしました。

山形県外で活躍する人を、山形を宣伝する大使に任命しているのだそうですが、その名前が「つや姫大使」。

東京で料理店を営む最上町出身の方が推薦してくれたそうです。

委任状とさくらんぼとつや姫が印刷された名刺・つや姫バッジ、そして県をあげて売り出し中の米「つや姫」2㎏が送られてきました。

思わず吹き出してしまいました。吉村知事失礼しました。私が。つや姫大使。

就任したからには、山形のためにガンバリます!・・・ プッ。

Tuyahimetaishi


大震災115 1周忌法要

2012年03月05日 20時36分54秒 | 東日本大震災

本日3月5日、仙台サンプラザで、震災物故者一周忌法要と、復興祈願法要が執り行われました。

導師はそれぞれ、大本山永平寺の禅師様と、大本山總持寺の禅師様がお勤めになられました。

両本山の禅師様が同じ法要で導師をお勤めになるというのはまことに珍しいことで、曹洞宗としてはこれまでにない大きな法要となりました。

参列者は、宮城県、岩手県、福島県を中心に1300名、僧侶も全国各地から約500名の予定でした。

ところが、あいにく今日に限って降り出した雪のために、高速道が通行止めとなり、福島からの参加予定だったバスのうち4台がキャンセルとなりました。とても残念でした。

両禅師様は、導師をお勤めの後、それぞれお言葉を述べられましたが、多くの方々が涙を拭いていらっしゃいました。

禅師様はおっしゃいました「ご家族を亡くされた方々の深い悲しみを分かち合いたいと思いながら、それは決してできないことであることが、私にとっての苦しみです」と。

中には、ご家族の遺影を持参された方もおり、こちらも胸が熱くなりました。

そして、途中休憩の時間が10分ほど延びたのですが、それが何と黙祷の時間が、予定していた2時46分ピッタリだったのです。

「奇跡が起きた」と口々に言っていました。

いずれにせよ、華美にならず、淡々と粛々とこの法要が挙行されたことは、まことに意義のあることだったと思います。

被災者皆様の身心の安寧を心から祈ります。

本日まで、陰になって準備をされた関係者皆様のご努力に衷心より敬意を表します。お疲れ様でした。

Dscn2322


連絡をいくつか

2012年03月01日 20時57分18秒 | ふと、考えた

昨日1週間の留守から戻ってきました。

25日の同級会は普通に飲み、27日新潟での研修所時代のOB会もいつも通りの状態で、何ら変わったことはありませんでした。ちょっと疲れたぐらいです。大丈夫です。

28~29日は、曹洞宗青少年教化指導者連絡協議会の講師でした。

ほとんどが被災地でのボランティア経験を持つ青年僧侶の研修会で、それぞれが色々なアイデアを持って活動し、また、悩みやジレンマを抱えて行動された話を伺うのはとても参考になりました。

この人たちがリーダーとなって曹洞宗を引っ張って行ってくれるのだろうと頼もしく感じました。

その後、仙台に寄って、3月5日に開催される震災一周忌法要の打ち合わせを行ってきました。永平寺と総持寺の両大本山の禅師が導師を勤める大きな行事で、1600名ほどの僧俗が集まる見込みです。

もう一つ、高校時代の恩師からメールが入り、奥様が村山市で「雛の吊し飾り」というものを作成され、そのディスプレイに漁師のハンモック使って下さったという情報でした。

今日から4月1日まで村山市市民センターに展示されているということで、見に行きたいと思います。

240301_0021 240301_0031

加えて、しばらく間があいてしまった「ほんとうの空」をUPしました。ご覧いただければ。

更にもう一つ、先日お伝えした息子のラジオ出演は、NHKからの連絡がなく、立ち消えのようです。楽しみにしていたのに残念です。