なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ70

2016年08月27日 07時00分11秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

おはようございます。
8月最後の日曜日です。

今朝は秋田からの朝帰りでした。
どこへ行っていたかというと、大曲の花火大会でーす!
今年90回目を迎えたそうですが、もちろん始めて行きました。
気仙沼の和尚さんに誘われて、チケットもとってくれました。
元来、人がゴチャゴチャいるところ、祭りとかデパートみたいな所も好きではないのです。
だから、花火大会のようなものもそれほど行きたいとは思っていませんでした。
観客数が70万人!と聞いただけで気後れします。
行きも帰りもすごく大変だ、という話は聞いていました。
でも、日本一ともいわれる大曲の花火大会は、冥土の土産に一生に一度はいいかなと。
そのぐらいの感じで出かけました。

いやー、さすがに凄いですね。
まず人に驚きました。
70万人という人が一気に同じ河川敷を目指すのですから、ちょうど正月の初詣のような状態です。
どれだけ人がいるんだと驚きました。
そして歩く。
車を停めてから、会場まで、ひたすら歩く。
40分ぐらい歩いたかもしれません。
そして会場へ。
こんなに近くで花火を観たことがありませんでいた。
真下から見上げるような感じです。

いよいよ始まりました。
凄い音。
火薬の匂いもします。
この花火は競技大会なので、それぞれの趣向を凝らした珍しい花火が次から次へと打ち上がります。
凄いです。
何と一万八千発!
これでもかこれでもかと上がります。
いやー驚きました。
これならば、苦労してもここに来たい気持ちが分かりました。
また行くかどうかは分かりませんが、行った甲斐は確かにありました。
でも眠い。

ということで、
8月は、オリンピックを中心に、最後に花火で過ぎました。
遊んで過ごした分、9月前半は怒濤の日程が入っています。
講演が3つ、プラス長野の特派布教が1週間。
なまった体と頭にむち打たなければなりません。



三ちゃんのサンデーサンサンラジオ69

2016年08月21日 03時52分00秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

おはようございます。

もう一回、オリンピックの話をしても、いいですか?

今回ほど涙を流したオリンピックはなかったんじゃないですか?
メダルを取った感動の涙やら、取れなかった悔し涙やら。
毎日のように泣かされました。
特に女性の活躍が多かったから感動したのでしょうか。
メダル数も女性が多かったんですよね。
と思ってネットで見てみると、何と、女性より男性の方が多かったのです!
し、失礼しました!

確かに、思い出せば、競泳とか柔道とか卓球、テニス、陸上リレーなど、男性陣の活躍がありましたね。
でも、何ででしょう。
女性の活躍ほど感動が残っていません。
いやいや、女性陣の活躍の印象が強すぎて、男性陣の印象が薄くなってしまったのでしょうね。たぶん。
本当に女性の頑張りには感動しました。
私の個人的なイメージとして、これまでは、日本人はここぞの踏ん張りが足りず、最後の最後で敗れてしまうというような印象がありました。
しかし、今回は、バドミントンのダブルスみたいに、最後に大逆転して勝つ、みたいな試合がいくつかあったように感じました。
そうそう、レスリングもそうでしたよね。
すごいなあ大和撫子!
しなやかでありながら強い、まさに日本女性の見本のような選手たちでした。

他国の女性をとやかく言いたくはありませんが、何だか獣のような雰囲気をもった人もいましたよね。
あのー、スポーツ選手にはタトゥーを入れている人が多いですよね。
東南アジアのお坊さんでブッダや経文をを彫っている人がいるし、少数民族の人にそういう文化があるのを知っています。
なので、他民族の文化を揶揄するつもりはありません。
男性はまだしも、女性の体にベッタリと絵を描いているのを見ると、何だか不気味な感じがしました。
あれは、文化というより、強さを表現しているのでしょうか。日本の絵と比べて美しくも見えませんでしたが。

身体髪膚これ父母に受く あえて毀傷せざるは 孝の始めなり

などという言葉がありますが、そういうのがいいと思います。特に女性は。偏見でしょうか。
だから、日本の女性選手が、そういう強さを強調するような表現をせずに、それでも強いという姿を見てうれしくなりました。
バドミントンの奥原選手のように特に礼儀正しい女性もありましたが、それほどでなくとも、相手を敬いルールを敬い、スポーツ選手として立派な振る舞いに見えました。
それは男性選手もそうでしたね。そういう態度を、強いといいたいですね。

でも、試合しているときと、表彰台に上ってメダルをもらうときの表情が違うのは、日本人も他国の女性も同じでした。
試合の時は野獣のように見えた人も、メダルをもらって涙を流している顔は天使のように美しく見えました。
この人も元はかわいい女性なんだ、試合に勝つために努力してきて、その闘争心があんな顔をさせたんだ、と思うと、許しちゃう、と思いました。

ともあれ、選手の皆さんに感動させていただきました。ありがとうございました。
全ての女性選手が美しかった!男性選手が輝いていた!
このままパラリンピックにも声援を送りましょう!


今週はここまで。また来週お訪ねください。


三ちゃんのサンデーサンサンラジオ68

2016年08月14日 04時45分55秒 | サンサンラジオ
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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

おはようございます。
お盆です。
オリンピック観ています。
朝4時から観ています。
それぞれ頑張っています。すごいですねー。
それぞれが、血のにじむような努力の結果として栄光をつかんだのだと思いますし、血のにじむような努力をしたにもかかわらず、結果としては残念だった人もいたでしょう。
そのわずかな差が、評価の大きな差となってしまうのがオリンピックのメダルというもののようです。そこは恐いところです。
メダルの陰に様々なドラマがあるように、とれなかった選手の陰にもドラマはあったはず。
頑張ったのに負けてしまった人は本当に残念でした。

今回の大会を観て、なぜこんなにオリンピックは感動するのか考えました。
なぜこんなにもオリンピックを観たいのか。
なぜこんなにも興奮するのか。
それは、おそらく、観る側が「感動したい」からなのだと思います。
自分の国の選手が勝った負けた、もちろんそれを観るわけですが、それだけではこんなに興奮と感動はしないと思います。
4年に一度という、その微妙な期間をおいて開催される大会に臨む選手一人ひとりに、それぞれの人生があり、チャンスやタイミングがあり、それを支える周囲の思いや努力があり、それを背負って試合に臨む目の輝きや表情に、まず感動します。
緊張感と決意が伝わってきます。
そして敗れたときの落胆、勝ったときの歓喜、その表情一つ一つにしびれるような感動を覚えます。
つまり、選手やその家族、関係者の思いに共感してしまうのですね。
その感動の共有こそがオリンピックの本質のように思います。
もちろん、勝ったときに大きな感動を受けるので、メダルの数の分だけ感動があると言ってもいいわけですが、だからといって、敗れてしまった選手に罵声を浴びせるようなことはこの国ではまずないと思います。
そこはそのように報道してもらいたいと思いますね。
満身創痍ながら最後まで自分の演技をやり通して金メダルをつかんだ内村選手。
そして、あとわずかなところで金メダルを逃したウクライナのオレグ選手は貧しく厳しい環境の中でここまで戦ってきたようでした。しかも、試合後も内村選手を称える発言に皆心を動かされていました。
そんな話を聞くと、彼が金メダルでもよかったかもしれないと思ってしまいました。

さて、この暑いさ中、しかもお盆にもかかる日程でリオの大会が行われているわけですが、あれ?東京も同じ日程なの?お盆中にオリンピックやるの?と気にかかりました。
調べてみました。
日程はもう決まっているようで、開会式が7月24日、閉会式が8月9日で、パラリンピックは開会式が8月25日で閉会式が9月6日のようです。かろうじてお盆は避けているようですね。
それはそうですよね。お盆中にオリンピックなど開催するようなことであれば、この国はもう終わったと思うところでした。

リオオリンピックはもう少し続きます。21日が閉会式です。
お盆はお盆でしっかりお勤めし、テレビ観戦で感動を共有させてもらいましょう!


今週はここまで。また来週もお立ち寄りください。



三ちゃんのサンデーサンサンラジオ67

2016年08月07日 05時06分26秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

おはようございます。
いよいよオリンピックが始まりましたね。
番組表などを見るとワクワクしてきます。
でもこのワクワクはつくられたものかもしれません。
NHKを含め国内の全ての放送局が、「注目の競技は」と紹介しています。
競技が始まる前から「これを見逃すな」とばかりに、予告をしています。
それは、見たいと思わせ、ワクワクさせるように仕向けられている、とも言えるのかもしれません。
オリンピックの放送権料というのが莫大な金額だそうで、そのために民放はスポンサーを募り、高額な広告料を取るわけですから、見てもらわなければならないと必死になるのは分かります。
えー、NHKは?と思いますが。
そもそも、4年後の東京も含めて、なぜこんなクソ熱い、あ、南半球ののブラジルは暑い時季じゃないのか?ともかく、東京が夏に開催するのは、アメリカの放送局がスポーツの放送がない時季を選んで決まったという話ですよね。
昭和39年のオリンピックの時は開会式が10月10日だったと記憶しています。その日が1年で一番雨の少ない日だとかで、つまり開催国の事情に合せた開催というのができた訳ですよね。
体育の日もこの日でしたね。
それが、その国の事情よりも他の大国の、しかも放送局の意向で決まるというぐらい、放送の力が大きくなっているということでしょう。放送局の力というよりは、謂わば経済界、企業の力というべきでしょうが。
昔のスポーツの放送などは、ほとんどがNHKを見ていたのだと思いますが、もっともっと公平な放送をしていたように思います。
注目競技ももちろんあったのでしょうが、そうでない競技や選手も割と公平に映っていたと思うのです。勝った競技優先ではなく、頑張った選手に拍手を送るような放送に徹していたのではなかったでしょうか。
昨日の開会式の放送の中で、アナウンサーが、「参加基準に満たない国の選手も参加できるように配慮されています」というような解説をしていましたが、そうだよな、それがオリンピックの意味だよな、「参加することに意義あり」などと言っていたよな、と思って聞いていました。
それがなかなか、そうなっていないのじゃないかと思う最近のオリンピックです。
日本の民放のスポーツ番組などは、うっとうしいじゃりタレを使ったり、美形の選手ばかりを殊更に追いかけたり、これがスポーツ番組かとイライラしてしまいます。
そんなことをNHKまでまねることはないでしょう。
予告で煽って、見るべき競技とそうでもない競技と、はじめから視聴者に示さずに、競技の報告を淡々と報道してくれてもいいのじゃないかと思うのです。
そうでないと、先週も話をした薬物使用にも頼ることにもなりかねませんし、どこぞの国のように、メダルを取った人には一生困らないような生活が保障されるというようなことにもなるでしょう。
第一に、注目が期待となり、期待が選手のプレッシャーとなり、出せる力も出なくなることもあるんじゃないですか。
参加することに意義があり、スポーツによる平和の祭典がオリンピックの意味であることを勘違いしないような報道であることを切に望みたいと思います。
さて、今日の注目競技はと・・・。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。