明日、5月30日、宿用院檀家衆とともに永平寺に行ってまいります。
大本山の参拝、もちろんそれも大きな目的ですが、もう一つの意味は、やはり、今修行中の息子への励ましがあります。
檀家衆にとっても、かわいく大事な宿用院の後継ぎであり、厳しい修行の様子を垣間見て更に信頼を深める機会でもあるので、出発前からかなり期待と緊張感を感じているようだ。
修行は本人のためであることは間違いないのですが、修行に打ち込んでいる姿は、それを目の当たりにする人をも感化する力があります。
永平寺の修行僧の姿を見て、自分にはできないけれど、その厳しい修行をしている人がいるという事実は、きっと励みになるはずです。
あの研ぎ澄まされた姿と立ち居振る舞いは、見ているだけでも心が浄められるような気がします。
息子がどんな様子なのか、それを見た檀家衆がどんな感想を持つのか、帰ったら報告します。檀家の皆様と本山参拝の機会を持つことができたことに感謝します。