太陽光発電をはじめて1ヶ月が過ぎました。これまでの実績を報告したいと思います。
太陽光発電にはモニターが付いていて、現在何キロワットを発電していて、何キロワット消費していて、売電はいくら買電はいくら、自給率はいくらと、表示される他、色々なデータが見られます。
これまでのデータの集計をまとめて示すと以下のようになります。
9月9日から30日までの集計(単位はキロワットアワー)
発電量計:330.6kwh(1日平均15.2kwh)、消費量計:552.2kwh(1日平均25.1kwh)、売電量計193.6kwh(1日平均8.8kwh)、買電量計415.2kwh(1日平均18.9kwh)、自給率1日平均62.1kwh。
10月1日から12日までの集計
同じ順に、126.8kwh(10.6)、342.6kwh(28.5)、57.3kwh(4.8)、267.1kwh(22.2)、37.7kwh。
当然のことながらその日の天候によって発電量は大きく違います。
9月中には1日の自給率が100%を越えた日が1日ありました。
上記のように、発電量が9月中に比べて10月には大きく低下しています。天候と日射角度によって違ってくるものと思われます。
今後冬期間は、自給率40%以上は望めないのかもしれません。
しかし、11月1日分から、売電価格がこれまでの倍になります。現在は、売電価格も買電価格も同額の、昼間29円65銭、夜間8円58銭なのですが、11月から、売電価格が48円になるのです。
電気料金だけで言えば、自給率65%ぐらいでトントンになるのだと思います。
お寺は一般住宅と違い、電気の消費量も多くなります。外灯や本堂などの照明、厨房の冷蔵庫、ポットの数や掃除機の面積も違います。
ですから、一般家庭では、上記の数字よりはいい結果が出ると思います。
雪によるマイナスもあるかと思いますので、引き続き報告します。
松林寺の話題をまとめて。
10日、永代供養、聖観音像の開眼法要を営みました。
梅花講の皆様と、集中講座の来客・スタッフも加わり賑やかな開眼式となりました。
無縁が無縁でなくなるように、みんなでお参りのできる永代供養塔にしたいと思います。
そして、10日・11日は第4回の集中講座。
すごい人の数でした。おそらくこの本堂のマックスの収容人数だと思われる250名が来場しました。ちょっとこれ以上になると入れなくなるので、来年以降の対応を考えなければなりません。
地元お父さんお母さんと保育士さんの合同チームによる「大黒舞」で幕を開け、中村ブンさんのライブ「心のうた」、細谷亮太先生の講演「生きるために」、そして柳家さん喬師匠の古典落語と、真に「集中」した講座となりました。
そして、講師陣がそれぞれ時間をオーバーしての熱演であったため、終了時間は予定を1時間超過の夜7時となってしまいました。
にもかかわらず、最後まで大勢の方が耳を傾け、泣いたり笑ったりしながらすばらしい時間を過ごしてくれました。
そしてそして、終了後の打ち上げでは、中村ブンさんと仲間のギター箱守さん、サックスのパント末吉さんが、裏方で動いてくれた駐車場係や台所係のスタッフのために再度演奏をしてくれました。
何と言っても、この集中講座の宝は50名のスタッフなので、スタッフに喜んでもらって次回につなげたいと思います。
心配された大型台風も、当地はほとんど被害もなく、無事に過ぎ去って行きました。各地で被害に遭われた方には心が痛みます。
台風のお陰で様子伺いの電話をいただきました。東京の娘からと日本にいるカンボジアの友だち、というか弟のような存在のホッチから。
ホッチの家族とはカンボジア難民キャンプからのつきあいで、息子と娘を内戦で亡くしたお母さんが、「今日からおまえは私の息子だよ」と言われてから家族のつきあいが続いています。
幸運にも家族一家で日本に定住することができて、お盆の頃には日本で亡くなったお父さんのお参りに埼玉まで行っています。
自動車関係の工場で働いていて、今年の夏にリストラの寸前までいきましたが、何とか持ち直して失業しなくて済んでいます。
一度目の結婚に失敗して、今2度目の奥さんと暮らしています。新しい奥さんの家族が、カンボジアで結婚式を挙げなさいと言ってくるので、今年の12月にカンボジアに行こうかと思っているけど、一緒に行きませんか、という話でした。
できれば行ってお祝いしたいと思うのですが、都合がつきますかどうか。
さて、いよいよ松林寺集中講座も間近に迫ってまいりました。講師陣の来山予定も固まりました。聴衆も大勢来られるようです。皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います。
昨日一昨日と、シャンティ国際ボランティア会の理事会で東京へ。
当初フィリピンの台風による水害救援のための臨時理事会招集だったが、その前日発災したインドネシアスマトラ島の地震災害が甚大であるため、急遽そちらへの緊急救援の対応となった。
地震そのものは別にせよ、台風による災害、津波による被害の甚大化の要因には地球温暖化の影響があると思われ、今後益々甚大化することが考えられるだろう。
しかし、いつも被災地の多くが貧困地域なのはどういう訳だろう。過酷な条件をさらに過酷にする災害には心を痛めるばかりだ。
神の国の人々は、そのあたりをどのように説明し、どのように納得しているのだろうか。知りたいところだ。
結論としてSVA(シャンティ国際ボランティア会)は、スマトラに救援活動への力を結集してあたることが承認された。
フィリピンはじめ、サモア諸島など、今なお被災に苦しむ人々には我々の力のなさを手を合わせて詫びるばかりだ。
(昨日は疲れて途中で眠ってしまったため、一日遅れのUPです)