なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ164

2018年06月25日 14時33分58秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

というか、もしかして、今日って月曜日?
えー、昨日が日曜日だってこと、今気づきました。

気を取り直して、
6月25日、月曜日です。

いやー、こんなことがあるんですね。
タイからも新潟からも毎週日曜日の朝にお送りしていたこのサンサンラジオ。
昨日は全く頭から抜けていました。
20日の木曜日に新潟巡回から帰ってきて、金曜日には来客が二組宿泊されました。
1人はシャンティの常務理事市川さん。
福島南相馬事務所に来た足で山形まで足を延ばしてくれました。
小高区の現状、シャンティの活動状況、今後の展開、体制の計画など、報告と相談に来てくれたのでした。
もう一組は、山口県岩国の猿回し軍団「猿舞座」の親子二人です。
毎年6月に、東北巡業の旅をされていて、今年は十和田を皮切りに、仙台、盛岡を回って来られたようです。
8年ほど前からは、毎年最上地区にも立ち寄られ、今年も鮭川村を拠点として新庄、酒田にも回って最後に松林寺に寄られたのでした。
ということで、金曜の夜はいつものように宴会となり、馬刺しで一杯やりました。
次の土曜の午前には、塩釜のお寺さんからの団体参拝がありました。
松林寺は山形百八地蔵尊霊場の一つにはなっていますが、特にその参拝に来られたわけではありません。
塩釜に一昨年、昨年と講演に招かれていた関係で、二カ寺のお寺さんの企画で、秋田の名所から山形のさくらんぼ狩りツアーという2泊3日の旅の途中に、松林寺で話を聞きたいということで寄られたのでした。
これはちょうどいいと思い、私の話は半分にして、後の半分は猿回しを観ていただきました。
みなさん、ツアーの疲れも出たらしく、朝から眠そうでしたので、話を聞くより良かったと思います。

そしてそして、猿舞座はいつものように、東北の旅の最後は長井のあやめ祭りで締めるという例年通りに長井に向かいました。
長井には農民フォークグループ「影法師」がいます。猿舞座と影法師は30年来のつきあいらしく、長井では毎年影法師にお世話になっているのでした。
で、前の晩の酒の勢いで、「俺も行く」ということになってしまいました。
土曜日のお寺の仕事を済ませてから、夕方の飲み会に間に合うように出かけました。
影法師の4人と猿舞座の2人と私の7名で、なかなかアカデミックな話で4時間。
ただ、日曜日は松林寺で朝8時からお勤めが入っていたので、深酒にならないようにセーブして飲みました。
長井を4時半には出ましたので、という、長々とした言い訳を言わせていただきました。
そんなことで、昨日は日曜日であることさえはっきりしませんでした。
それだけでなく、最近ものを認識する力が弱まってきている傾向が自覚されます。
自覚があるうちはまだいいのでしょうが、やがて自覚さえなく認知障害になることでしょう。それもそう遠くなく。

サッカーについて一言。
セネガルは攻めには強いが守りには弱いという印象でした。勝てた試合だったかもしれません。
格上でもあり前評判も良く、日本が勝つのはかなり厳しいだろうと思っていましたが、そんな中でよく同点までこぎつけて勝ち点1をとりました。価値ある引き分けだと思います。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ163

2018年06月17日 04時40分04秒 | サンサンラジオ
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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

6月17日、日曜日

おはようございます。
新潟からお送りしています。
12日から始まった新潟巡回、昨日が中日で今日から後半戦突入です。
ここまで、長岡、小千谷、十日町、南魚沼、加茂と回ってきました。
それぞれの場所で、先輩や後輩、仲間がいて、懐かしい話をしたりお酒をいただいたりしてきました。
フェイスブック等で私を知る皆さんからは、「飲みすぎないように」「肝臓に気をつけて」と温かいアドヴァイス、忠告?をいただいています。
今は、次の日に影響するほどいただくことはありませんので大丈夫です。少しは大人になりました。
しかし、いささか疲れました。

昨日は後半分の下着や作務衣、着物まで、一切洗濯することができて、明日からの着替えを心配せずに回ることができます。
旅も長丁場になると、着替えのことが気になります。
毎日の着替えを全て持ち歩くのも大変なので、途中で洗濯すことにしていますが、そのタイミングを計ることが大事です。
午前午後と一日二座ある時には、乾燥の時間もあるので洗濯ができません。
洗濯機がない宿もあるので、ある時にしてしまわなければなりません。
ということで、昨日はちょうど中日でもあり、早めに宿にも着いたので、一気に済ませたというわけです。

新潟は、永平寺からの修行の帰りに歩いたところでもあり、その当時のことを思い出しながら話をさせていただいています。
富山県から新潟県に入ったとたんに空気が変わったと思った印象がありました。
行脚僧を見る人々の目がやさしいという感じでした。
例えば、遠くの畑で作業していたご婦人が、私の姿を目にとめて、持っていた鍬を下に置いてわざわざ被り物をとって手を合わせてくれたことがありました。
私にというよりも、雲水の姿に対して手を合わせてくれた訳ですが、心からありがたいと感じた記憶があります。
また、「行者さーん」と声をかけられて、振り向くと「托鉢をしてるんでしょ」とお金を渡されたり、バイクで通りすがりざまに「ちょっと待って、お布施」と言ってお金を渡してくださった方もありました。
良寛さんを生んだ土地柄のためか、お坊さんに対して功徳を積むという行為がDNAに刻まれているかのようでした。
その良寛さんにも巡り合いました。
良寛さんが越後の人だとは漠然と知ってはいましたが、越後のどこかとか、どこに何があるかなどということにはあまり関心もありませんでした。
出雲崎にさしかかったとき、あちこちに良寛さんの名前が目立つようになりました。「良寛牛乳」とかです。
そして、「五合庵」の矢印に行き当たったのです。
五合庵は知っていました。
良寛さんがしばらく身を寄せていた庵。「盗人にとりのこされし窓の月」を詠んだ五合庵です。
「ここだったのか」と感激し、案内板の矢印に沿って山道を登っていきました。
この道を良寛さんは、托鉢や村の子どもたちと鞠つきをするために下ったり登ったりしていたんだなあと思い、感慨にふけりました。

歩く旅であるがために、いろんな出会いがあり、感激も感慨も感じることができました。
人生が旅だとすれば、急ぐばかりがいいことではありません。
ゆっくり、じっくりと歩を進め、一つ一つの出会いに向き合い時間をかけていく、その方が豊かな旅だと言えるかもしれません。
歩いた時のことを振り返りつつ、今の自分の時間の使い方を見つめなおす機会ともなりました。
さて、今日から4日間、新たな出会いを重ねて旅を続けます。
頑張りましょう。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。






三ちゃんのサンデーサンサンラジオ162

2018年06月10日 03時12分24秒 | サンサンラジオ
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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

6月10日、日曜日

おはようございます。
昨日は松林寺大般若祈祷会でした。
元々、松林寺の年間行事の中で最も大きな法要だったのです。
そこに5年前から、集中講座がその前の週という設定になったので、とても忙しい6月前半となりました。
農業の町なので、農家の都合に合わせて日程を決めますから、まあ仕方ないのです。
今年も大勢の方に参拝いただき、祈祷が終わっての護持会総会、懇親会と賑やかになりました。
本堂全体にびっしり机を並べて、みんなで食事をするのは楽しいことです。
いつもの方々は夕方まで飲み続けてくれましたが、役員とお手伝いのお母さんが方には本堂の片づけを完璧にサッとやっていただいて大変助かりました。

さて、集中講座で記録係を務めてくれた石山竹美さんから撮影したデータのCDが届きました。
昨年、県の写真展で初出品初入選を果たした石山さんです。
きれいな写真をたくさん撮ってくれました。
パッケージまでデザインしてくれて、いい記録となりました。

いやあ、先週の集中講座、すごかったですね。
入場者数が受付のカウントで195名、そこにスタッフ41名とゲスト3名を加えると、何と239名に上ります。
途中で席を追加したり、暑かったこともあり急きょ扇風機を出したり、お茶を配ったりと対応に追われました。
それでも皆さん最後まで聴いてくださり、「よかったねえ、また来年来るよ」と言って帰られたのでうれしかったです。

そして、打ち上げ。
気仙沼の大漁唄い込みの皆さん27名が加わったこともあり、大変な盛り上がりでした。
さん喬師匠の落語「片棒」ではないですが、「歌い狂い、踊り狂い」というような大騒ぎでした。
講師の黛まどか先生も、体調が芳しくないということで心配しましたが、打ち上げの最後までまざってくれて、歌も2曲歌ってくれました。心なしか元気になられたようで良かったです。
天地真理の歌がかわいかった。
気仙沼の皆さんが持参してきてくれた、マグロ、ほや、タコ、かまぼこ、どれも本当に旨かった。
何度も言いますが、打ち上げは陰で支えてくれたスタッフへの慰労と感謝の宴ですから、とても大切にしています。
私一人では何にもできないので、スタッフがあればこその集中講座です。
そのスタッフに来年も喜んで参加していただくのが打ち上げの意味だと思っています。
みなさん、来年もよろしくお願いいたしまーす。

さてさて、明後日12日から20日まで、新潟中越方面に布教の旅に出ます。
ということで、来週は新潟からお送りします。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ161

2018年06月03日 04時39分33秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

6月3日、日曜日

おはようございます。
今日は、第13回松林寺集中講座の開講です。
回を重ねてスタッフの皆様もそれぞれの分担を慣れているといっても、突発的なことが起こらないとも限らないので、慣れに甘えず、一期一会で務めていきたいと思います。
実は、スタッフが集まる前の下準備の方が大変なのです。
下準備をしてくれるスタッフは、既に今日で3日目の出仕になります。
ありがたいことです。
何でも陰で支える人の存在の大きさを思います。
表舞台に出てこない、スポットライトを浴びることのない人が陰で動いてくれるから、ものごとが進んでいることが多いのではないですか。
それを忘れてはならないと思います。
ですから、そんなスタッフの慰労をおろそかにしてはなりません。
終わったらゆっくり慰労させてもらいましょう。

今日の打ち上げは、
そう、集中講座では打ち上げを大切にしています。
この行事、スタッフがいなければ成り立たないのですから、来年もまた手伝っていただけるよう、打ち上げに力を入れているのです。
特に、駐車場係や台所の係のスタッフは、ほとんど本堂の様子を見ることもなく任務にあたってくれているわけなので、そのスタッフに楽しんでもらうのが打ち上げです。
今日の打ち上げは、何と、気仙沼からマグロがやってきて解体をやることになりました。
盛り上がるでしょうね。
タコやほやも来ることになっています。
山からはタケノコ、ワラビの山菜汁が向かい撃ちます。
旨い酒も集まってきました。
カラオケもスタンバイOKです。
総勢60名の予定ですから、本堂の床が抜けるほど賑やかになるのは間違いありません。
それが住職の役割だと思っています、大いに楽しんでもらいましょう。
そして、また来年来るからねと言っていただいたらうれしいです。
それでは今日一日楽しませていただきます。
講座開講は午後1時30分です。
今からでも間に合います。お時間のある方は是非どうぞ。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。