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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
7月30日日曜日。
今日は一関からお送りしています。
うーん、意味はありません。昨日同級生と遊びに来ました。
今年も日本各地で豪雨による水害が発生しています。
以前は、1時間の降水量が50ミリを超えると「非常に激しい雨」と表現され、危険な状態だと言われました。
ところが最近の雨量はその倍の100ミリを超える「猛烈な雨」が降ることも度々で、これまで想定された対策では間に合わないという状態で大きな被害となっています。
一方関東方面では水不足となっており、この国全体が平均的な天候ではなくなってきています。
異常気象というのは、これまで経験したことのない特別な気象ということでしょうが、それが頻発するようでは、もはや「異常」とは言えない「通常」の気象と言わざるを得なく、今後さらに「異常」が起こる可能性も秘めています。
その原因の一つとされるのが気候変動の地球温暖化です。
温暖化の影響にも色々ありますが、その一つに海面上昇があります。
気温上昇により海水が熱膨張することと、グリーンランドや南極の氷が解けて海水が増えるという理由です。
北極の氷はほとんどが海面に浮いているので、溶けても海水は増えませんが、グリーンランドや南極の氷は陸の上にあるので溶けた分の多くが海水となります。
海面上昇によりいち早く影響を受けるのが、サンゴ礁などの海抜の低い島々です。
その一つにキリバス共和国があります。
この国は、赤道直下、太平洋のど真ん中に位置し、国土は33の島を合わせても佐渡島程の面積しかありません。
そこに約10万人が暮らし、椰子油の原料や、観賞用魚、海草などがわずかな品目を輸出し、食料、燃料など生活のほとんどの物資は輸入に頼っています。
そんなキリバスが今、危機を迎えています。
海面上昇によって、海抜2メートルの国土は、このままいけば2050年には人が住めなくなり、国そのものがなくなると言われています。
「住めなけりゃ住まなきゃいいじゃないか」などと悲しいことを言わないでください。
ひとにとっては取るに足らない場所かもしれませんが、どんなに田舎でも、どんなに雪が降っても、台風が来ても、そこに住む人にとってはかけがえのない故郷であり、故郷を捨てなければならない辛さは誰も同じです。
そんな現地の生の声を聴く、河北町環境を考える会主催の講演会が開催されます。
講師は、仙台出身でキリバス国籍のキリバス名誉領事ケンタロ・オノさん。
8月28日月曜日、午後7時から、会場は河北町のサハトべに花。
参加費は1000円、中学生以下は無料です。
この参加費の中には、キリバスにソーラーランタンを贈る支援金が含まれます。
キリバスは漁業国ですが、インフラ整備が遅れているために、夜海に出て事故に遭うケースが多くあるようです。
そのキリバスに、ソーラー発電するランタンを贈ろうという計画です。
環境を考える会の会員が、その提案をケンタロさんにして、現地の反応を聞いた時のメールを紹介します。
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お送りいただいたソーラーランタンですが、各所に寄贈したところ大変好評でした。特に漁業省から大きな感謝を伝えてくださいとの伝言を承りました。
なぜ漁業省かというと、キリバスの人たちは海の民で、海と生き海に生かされているため、非常に気軽に漁に出ます。
しかし途上国であるためGPSなど安全装置を持たずに(持てずに)漁に出る人が多く、大変残念ながら海難事故が非常に多い国です。
このソーラーランタンを漁に出る人たちに普及できれば、大人たちが安全に漁に出ることができ、その結果父親や親族を亡くしてしまう子供たちを少しでも減らすことができると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
キリバス共和国名誉領事・大使顧問 ケンタロ・オノ拝
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講演会の参加者が多ければ、その分贈るランタンの数も増やせます。
是非多くの方にご参加いただきたいと思います。
チケットは、当日会場でも購入できます。料金は同じです。
講演会には参加できなくとも、ランタンを贈る活動に参加いただける方も歓迎です。ランタンは1個約3000円です。
どうぞよろしくお願いいたします。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
7月30日日曜日。
今日は一関からお送りしています。
うーん、意味はありません。昨日同級生と遊びに来ました。
今年も日本各地で豪雨による水害が発生しています。
以前は、1時間の降水量が50ミリを超えると「非常に激しい雨」と表現され、危険な状態だと言われました。
ところが最近の雨量はその倍の100ミリを超える「猛烈な雨」が降ることも度々で、これまで想定された対策では間に合わないという状態で大きな被害となっています。
一方関東方面では水不足となっており、この国全体が平均的な天候ではなくなってきています。
異常気象というのは、これまで経験したことのない特別な気象ということでしょうが、それが頻発するようでは、もはや「異常」とは言えない「通常」の気象と言わざるを得なく、今後さらに「異常」が起こる可能性も秘めています。
その原因の一つとされるのが気候変動の地球温暖化です。
温暖化の影響にも色々ありますが、その一つに海面上昇があります。
気温上昇により海水が熱膨張することと、グリーンランドや南極の氷が解けて海水が増えるという理由です。
北極の氷はほとんどが海面に浮いているので、溶けても海水は増えませんが、グリーンランドや南極の氷は陸の上にあるので溶けた分の多くが海水となります。
海面上昇によりいち早く影響を受けるのが、サンゴ礁などの海抜の低い島々です。
その一つにキリバス共和国があります。
この国は、赤道直下、太平洋のど真ん中に位置し、国土は33の島を合わせても佐渡島程の面積しかありません。
そこに約10万人が暮らし、椰子油の原料や、観賞用魚、海草などがわずかな品目を輸出し、食料、燃料など生活のほとんどの物資は輸入に頼っています。
そんなキリバスが今、危機を迎えています。
海面上昇によって、海抜2メートルの国土は、このままいけば2050年には人が住めなくなり、国そのものがなくなると言われています。
「住めなけりゃ住まなきゃいいじゃないか」などと悲しいことを言わないでください。
ひとにとっては取るに足らない場所かもしれませんが、どんなに田舎でも、どんなに雪が降っても、台風が来ても、そこに住む人にとってはかけがえのない故郷であり、故郷を捨てなければならない辛さは誰も同じです。
そんな現地の生の声を聴く、河北町環境を考える会主催の講演会が開催されます。
講師は、仙台出身でキリバス国籍のキリバス名誉領事ケンタロ・オノさん。
8月28日月曜日、午後7時から、会場は河北町のサハトべに花。
参加費は1000円、中学生以下は無料です。
この参加費の中には、キリバスにソーラーランタンを贈る支援金が含まれます。
キリバスは漁業国ですが、インフラ整備が遅れているために、夜海に出て事故に遭うケースが多くあるようです。
そのキリバスに、ソーラー発電するランタンを贈ろうという計画です。
環境を考える会の会員が、その提案をケンタロさんにして、現地の反応を聞いた時のメールを紹介します。
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お送りいただいたソーラーランタンですが、各所に寄贈したところ大変好評でした。特に漁業省から大きな感謝を伝えてくださいとの伝言を承りました。
なぜ漁業省かというと、キリバスの人たちは海の民で、海と生き海に生かされているため、非常に気軽に漁に出ます。
しかし途上国であるためGPSなど安全装置を持たずに(持てずに)漁に出る人が多く、大変残念ながら海難事故が非常に多い国です。
このソーラーランタンを漁に出る人たちに普及できれば、大人たちが安全に漁に出ることができ、その結果父親や親族を亡くしてしまう子供たちを少しでも減らすことができると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
キリバス共和国名誉領事・大使顧問 ケンタロ・オノ拝
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講演会の参加者が多ければ、その分贈るランタンの数も増やせます。
是非多くの方にご参加いただきたいと思います。
チケットは、当日会場でも購入できます。料金は同じです。
講演会には参加できなくとも、ランタンを贈る活動に参加いただける方も歓迎です。ランタンは1個約3000円です。
どうぞよろしくお願いいたします。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。