さくらんぼの時期となり、宿用院の檀家さんから選りすぐりのところを順次送ってもらっています。その御礼の電話が入ってきており、懐かしい声と会話を楽しんでいます。
「元気ですか?」
「バカは風邪ひかないんです」
「風邪じゃなくても色々な病気があるでしょう」
「風邪もひかないのに、他の病気にはなりません」
「心臓はどうですか?」
「不整脈?」
「そう」
「心臓だってね、たまに休みたくなるでしょう?何十年も動き続けているんだから」
「呑んでるの?」
「今ね、山口県から猿まわしの一行が来てて、毎晩酒盛りしてたけど、明日人間ドックだから今日は休み」
「しっかり診てもらって」
「わざわざ悪いところ探す必要もないのにね」
「お気をつけて」
「おやすみなさい」
せっかくだからもう寝ます。