なあむ

やどかり和尚の考えたこと

本のかけはしプロジェクト

2011年02月28日 22時13分40秒 | シャンティ国際ボランティア会

仕事の暇な人は、こんなブログでも毎日覗いてくれているらしく、「最近更新されてないけど」などとメールで催促されてしまいましたので、書き始めたところです。ちゃんと仕事すればいいのに、と独り言言いながらありがたいことです。

それでは、シャンティ国際ボランティア会(SVA)の30周年記念イベント「人と絵本と未来をむすぶ『かけはし』プロジェクト」についてお知らせいたします。

このプロジェクトは、ブックオフさんの協力で行われるもので、あなたの本や音楽CDをブックオフさんが買い取って、その金額でアジアの子どもたちに本を贈ろうというものです。

本も指定の業者が無料で集配に来てくれるので、あなたの負担は本を段ボールに詰めるだけ!

本によって値段は大きく違います。新しくきれいな本やCDは高く買い取っていただけますが、古い本、傷ついたり書き込みのある本は値段が付きません。

後日、あなたの提供された本やCDがどれだけの金額になったのか報告が来ます。

詳しくはhttp://sva.or.jp/30/をご覧下さい。

また、宿用院が山形県の本の集積地になりました。宿用院に直接持ち込んでいただいてもかまいません。

いらなくなった本やCDを整理することで社会貢献ができます。30周年にあわせて30万冊の本を集めよう!のプロジェクトに是非ご協力下さい。

お陰でこんないい記事が書けました。


糸引き派?

2011年02月23日 18時44分42秒 | 家族模様

納豆はよくかき混ぜてから醤油を入れないと糸引きがなく美味しくありません。

今朝、家内は私がまだかき混ぜていない納豆に醤油をかけてしまいました。

「これじゃ糸引かないじゃないか」と言うと、

「あなたは糸引き派だもんね、私は糸なし派」と。

そんなものに「派」あるとは知りませんでしたが、分ければ分けられるかもしれません。

糸を引かない納豆など納豆と呼ぶべきではない。だいたいにしてそれは納豆か、糸を引かないで納豆を食べる意味が分からない、と独り思うのですが、好き嫌いであればしかたがありません。

さらに、「私はダメ、ネバネバしたの、人のつきあいもサラッとしたのがいい」

「あなたは人のつきあいも面倒くさいもね」と。

納豆の派別は、人間関係にも影響があるのでした。

確かに、分けられるかもしれません。納豆の食べ方で分かる人間付き合いのタイプ。

あなたは「糸引き派」?それとも「糸なし派」?


テレビCM詳報

2011年02月20日 18時54分05秒 | 布教活動
曹洞宗のテレビCMが明後日から流れます。
いつどこで流れるんだとの声も聞かれますので、放送の時刻をお知らせしておきたいと思います。
山形県では以下の2局。明日からのの3日分です。

YTS山形テレビ     YBC山形放送
22日
 9:55~         11:55
10:55           19:56~
13:20~
16:00~
18:17~

23日
 8:00~          7:00~
10:50           16:53~
13:05
13:55~

24日
 6:25~          8:00~
12:00~         11:55
16:53~
20:00

その後も随時流れますが、とりあえず3日分だけ。
山形県以外の東北各県も流れます、ご覧ください。
賛否両論含めてご意見いただけたら参考になります。


境界線上のことば 16

2011年02月19日 19時32分39秒 | 境界線上のことば
突然思い出したように、懐かしいカテゴリーです。
冬になると首周りが寒くなり、欲しくなるのが、「襟巻き」か「マフラー」か。
自分でどちらを使うか迷うことがありました。
「えりまきとかげ」などというものが流行った頃がありましたから、境界線はけっこう新しいのかもしれません。「マフラーとかげ」とは言いませんものね。

「外套」は和装に使った言葉かと思いますが、70歳以上ぐらいの人は洋装にも使います。洋装では何を指すのかと言えば、それに一番近いのは「コート」でしょう。でも、それ以外のもの、例えば「ジャンバー」や「ブルゾン」「ジャケット」なども、「外套」の範疇に入るでしょうし、実際にそのように使っているようです。
この手のもので、今はほとんど使われなくなったのが「ヤッケ」。品物はあって、今でもそう呼ばれているのだと思いますが、極端に少なくなったということでしょうか。スキーするのはみんなこれでした。
「アノラック」。懐かしい名前でしょう。あの呼び方はどこへ行ったのでしょうか。
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涅槃会

2011年02月16日 20時45分55秒 | 宿用院

20110216_202012 13日は宿用院の、昨日15日は松林寺の涅槃会(ねはんえ)でした。

涅槃会は、2月15日であるお釈迦様のご命日に、「涅槃図」を掛けて報恩感謝の法要をする仏教徒の大事なお勤めです。

どちらも、20名ほどの皆様と、お経を読み御詠歌を唱え、涅槃図のお話をしてお勤めしました。

違うのは「涅槃だんご」の配り方です。

宿用院では、お参りの皆様に袋入りの涅槃だんごを静かにお渡しするのですが、松林寺では例年、だんごを景気よく撒くのです。

節分とごっちゃになっているような気がしないでもないのですが、毎年大量のだんごを参詣者に向かって豪快に撒くのです。

年の数ほど拾うのがいい、などという言われ方もして、皆様必死になって拾います。

本堂中、着ているものも、粉で真っ白になりながら、大きな歓声を上げて大騒ぎをします。

おそらくは、雪に閉ざされた寒村の冬の娯楽の一つだったのではないかと思われます。

「昔は幻灯を見せてもらったっけな」などと懐かしむおばあちゃんの声などを聞くと、お涅槃の意味そのものよりも、お寺に集まって楽しむ機会を提供してきた意味の方が大きいのかと思います。それはそれで、お寺の大事な行事であったでしょう。

一年に一度、この時にしか拝めない「涅槃図」を来年こそは是非ご覧ください。宿用院の涅槃図も松林寺の涅槃図も、大変立派なものだと誇りに感じています。


屈辱を味わう

2011年02月15日 08時42分24秒 | ふと、考えた
昨日の夜はエスパーしげる君と安酒場でしこたま飲みました。
今年最初のSVA 業務執行理事会だったのです。
雪の降るなか後ろ髪をひかれながら(無いけど、しつこい)ようやく東京まで行ったのに、みぞれが降りはじめ、なんと東京で5年ぶりという積雪。
千鳥足になった私はもろくも転んでしまいました。しかも2回も。若い女の子に「大丈夫ですか」などと慰められる始末。
雪国人だよ。これまで、雪が降った東京でスッテン転ぶテレビ映像を見て、ザマアミロみたいに笑っていた私です。
情けない、こんな屈辱を味わうなんて。
はけるズボンがなくなって、新調したばかりのスーツが台無しです。
もう散々でした。
いいかげん雪の話題はやめようと思っていたのですが、なかなか抜けられません。雪がついて来るんですよ。


CM放送訂正

2011年02月11日 10時31分57秒 | 布教活動
前回告知した曹洞宗東北管区のテレビCMの件で訂正があります。
3月から放送開始と予告したCMは、実は2月22日から3月24日までの1ヶ月間でした。
人の話をよく聞いていないということが分かりました。
ですから、もう間もなく始まることになります。
東北各県で、1ヶ月間に約180本流れることになりますが、因みに山形県では、YTS山形テレビとYBC山形放送で流れます。(念のため、NHKには流れません。念のため)
両局合わせて1日に6本ほどの計算です。
どの時間に流れるかはもう既に決まっているのですが、日替わりで色んな時間帯に流れるので、見つけてみてください。
15秒で何かを伝えるのは非常に難しいと実感しましたが、ご覧になってのご感想などいただけたら幸いです。


雪の合間に

2011年02月07日 22時15分50秒 | 布教活動
前回UPしてから間が空いてしまいました。
色々ありました。
葬儀が2件、定例の坐禅会、写経会、役員さん親戚の手伝いをいただいて松林寺の雪掘り、曹洞宗テレビCMの編集チェックなどという用事もありました。
テレビCMは3月に1ヶ月間流れます。
たった15秒のCMですが、東北各県ごとに、約180本がアットランダムに流れます。
東北管区教化センター教化資料作成委員が、絵コンテを持ち寄り、コンペの結果、何と私の案が採用されました。
絵に描いたものが映像になって流れるのは、編集で見ていて不思議な感覚を覚えました。
放映について正式に決定しましたら、後日詳しくお知らせします。



絶対安全

2011年02月02日 20時12分05秒 | 松林寺
110202_143522♪ 屋根より高い 雪の山~
ついに、屋根から落とした雪が屋根の高さを超えてしまいました。
もう、雪下ろしとは呼べません。
この雪をどこへやったらいいのでしょうか。
1つだけいいことがあります。
屋根から落ちる心配はありません。
町の防災無線が叫んでいます「大雪による事故が多発してします。屋根の雪下ろしには、安全ベルトとヘルメットを着用し安全に・・・」フンと笑ってしまいました。
絶対に安全です。落ちるところがありません。

110202_100842思わぬ芸術も生まれました。
凍って割れた花瓶が斜めのまま固まっていました。
自然は思わぬ芸術を生みます。