記載するのを忘れていたが、5月のある夜、私どもの住むあたりで突然停電となった。「約1万1千戸が25分ほど停電、原因は東電で調査中」との報道が翌日の新聞に掲載となった。しかし原因の続報はない。当日は信号も消えたらしい。固定電話もかけられなくなった。ベランダからみる団地内や近くのマンションも真っ暗。
この時、我が家では妻が懐中電灯と乾電池を探し、ガサゴソとあわてていた。私はとっさに山用のロウソクに100円ショップで購入しておいたライターで火をつけ、妻の探索に協力した。しかし充電式の乾電池が力を発揮せず断念。結果ロウソク2本で過ごした。
結局はロウソクが一番早く役に立った。そしてその炎を見ていると心が落ち着き、あわてるよりはまずはテーブルに座ってしばらくようすを見ようとの余裕が湧いた。停電がもう少し長ければ、もう1本ロウソクを点けてお風呂に入ろうか、と決めたとたんに電気が点いた。
幸いデスクトップのパソコンに電源を入れてなかったので、パソコンに負荷はかからなかったが、この点、ノート型の方が安全だな、と感じた。
さて、以前「炎を見る」という題でこのブログにロウソクの炎について掲載したことがある。そのとおりとなった。決して明るくはないが、あの炎を見ると心にゆとりが生まれ、冷静になれる。電池切れを心配しながら懐中電灯をつけているよりは、時間の不安はない。大き目のロウソクが6本もあれば、2晩や3晩安心だ。私の場合は約50㏄の厚手のグラスに山用のロウソクを溶かして容器入のロウソクを2個用意している。グラスごと持ち運びが出来るし、グラスなのでその中を光が乱反射してそれなりに明るい。
ロウソクが少なく心配ならば、小皿に食用油を入れ紙を撚って芯にすれば、ロウソクより暗いが十分に役に立つ。学生時代、安アパートで停電したときに身に付けた知恵である。携帯電話が普及している今、固定電話がなくとも、テレビやラジオがなくとも、情報は得られる。携帯電話の充電は欠かせないが、家族の携帯を交互に電源を入れれば長持ちも可能だし、充電池の予備があれば一晩くらい何とかなる。
炎を見つめているとこのように心に余裕が出来るのは、人間の本能的な部分が活動を始めるためなのか、交感神経-副交感神経の働きに何らかの作用を及ぼし落ち着かせるのか、わからないが危機に冷静に対処できるように作用することは確かなようだ。
この時、我が家では妻が懐中電灯と乾電池を探し、ガサゴソとあわてていた。私はとっさに山用のロウソクに100円ショップで購入しておいたライターで火をつけ、妻の探索に協力した。しかし充電式の乾電池が力を発揮せず断念。結果ロウソク2本で過ごした。
結局はロウソクが一番早く役に立った。そしてその炎を見ていると心が落ち着き、あわてるよりはまずはテーブルに座ってしばらくようすを見ようとの余裕が湧いた。停電がもう少し長ければ、もう1本ロウソクを点けてお風呂に入ろうか、と決めたとたんに電気が点いた。
幸いデスクトップのパソコンに電源を入れてなかったので、パソコンに負荷はかからなかったが、この点、ノート型の方が安全だな、と感じた。
さて、以前「炎を見る」という題でこのブログにロウソクの炎について掲載したことがある。そのとおりとなった。決して明るくはないが、あの炎を見ると心にゆとりが生まれ、冷静になれる。電池切れを心配しながら懐中電灯をつけているよりは、時間の不安はない。大き目のロウソクが6本もあれば、2晩や3晩安心だ。私の場合は約50㏄の厚手のグラスに山用のロウソクを溶かして容器入のロウソクを2個用意している。グラスごと持ち運びが出来るし、グラスなのでその中を光が乱反射してそれなりに明るい。
ロウソクが少なく心配ならば、小皿に食用油を入れ紙を撚って芯にすれば、ロウソクより暗いが十分に役に立つ。学生時代、安アパートで停電したときに身に付けた知恵である。携帯電話が普及している今、固定電話がなくとも、テレビやラジオがなくとも、情報は得られる。携帯電話の充電は欠かせないが、家族の携帯を交互に電源を入れれば長持ちも可能だし、充電池の予備があれば一晩くらい何とかなる。
炎を見つめているとこのように心に余裕が出来るのは、人間の本能的な部分が活動を始めるためなのか、交感神経-副交感神経の働きに何らかの作用を及ぼし落ち着かせるのか、わからないが危機に冷静に対処できるように作用することは確かなようだ。