本日の俳句
★布団干す日差し短きその白さ
★托鉢の襟を正して寒の中
★世を避けて外套の背を猫背かな
★夜の月天の星見て根深汁
布団が俳句の季語であることにふと気づくと同時に、眼にした真冬の団地の布団を干す光景。取り込むことも想像してみた。
短い日照時間の中であわただしくベランダに並び、あわただしく取り込まれる。短い時間に白い長方形がいっせいに並びそしてはかったように昼直後に取り込まれる。そんなあわただしさを想像したら、白さが印象に残った。
帰宅途中寒さの中で月を見、星を仰いで風が体を通り抜けた後の熱い味噌汁は何よりの馳走である。
★布団干す日差し短きその白さ
★托鉢の襟を正して寒の中
★世を避けて外套の背を猫背かな
★夜の月天の星見て根深汁
布団が俳句の季語であることにふと気づくと同時に、眼にした真冬の団地の布団を干す光景。取り込むことも想像してみた。
短い日照時間の中であわただしくベランダに並び、あわただしく取り込まれる。短い時間に白い長方形がいっせいに並びそしてはかったように昼直後に取り込まれる。そんなあわただしさを想像したら、白さが印象に残った。
帰宅途中寒さの中で月を見、星を仰いで風が体を通り抜けた後の熱い味噌汁は何よりの馳走である。