天気が回復したので、市営地下鉄の「センター北駅」にある横浜市歴史博物館に足を運んだ。どんな企画展をしているのか、事前にネットで調べると良かったのだが、フラっと訪れた。企画展は「みんなでつなげる鉄道150年展」。副題は「YOKOHAMA鉄道開業150周年記念 鉄道発祥の地よこはまと沿線の移り変わり」となっていた。
残念ながら私の興味とはちょっと違っていた。私の鉄道への興味は、線路敷設にともなう地形の変化や、住んでいる人々の移転や暮らしの変化、そして私自身は鉄道に乗ってお酒を片手に駅弁を食べること。
そういった意味で、子安から現横浜駅までの掘削と築堤、その前後の地形の変遷や、神奈川宿を掘削で横切る際の工事の様子などは興味があったが、うかがい知れる資料の展示はなかった。
また各鉄道事業者の敷設工事などの様子を撮影した写真を探したけれどもなかった。相模鉄道の開業当時の三ツ境駅の写真には興味を惹かれた。ここに住んだことがある。
特に駅の北側の崖地ではかなりの切り土があったと思われる。しかも人家が映っていない。。それだけの大規模工事をこなした理由と財源、駅をそこに設けた謂れが知りたかった。別の機会に資料を集めてみたいと思った。
企画展の後は、常設展を足早に一周して博物館を後にした。博物館の建物を一周してから、「センター南駅」まで歩いた。歴史博物館の脇の交差点で、知人に教えてもらった「都筑まもる君」を撮影してみた。
当初の予定では、地下鉄で「馬車道駅」まで行って、神奈川県立歴史博物館も訪れるつもりであったが、右足がだいぶ草臥れたので、本日は諦めた。横浜駅でコーヒータイムののち、バスにて帰宅。