鼻が詰まり、頭が少しばかり重苦しい一日となった。読書する気力もテレビを見続ける気力も湧かず、本日はYouTubeで画像は消して音だけで、モーツアルトの二つのト短調の交響曲、第25番と第40番を聴いていた。
ともにカール・ベームの指揮、第25番はベルリンフィルで1968年の録音、第40番はウィーンフィルで1976年の録音。もう少しデモーニッシュな演奏かと思っていたら、意外とそんな感じがしなかったのは、聴くほうの私の方の問題かもしれない。
モーツアルトを聞いた後は、たまたまYouTubeに出てきた、懐かしい夢路いとし・喜味こいしの漫才を数本分聞いた。懐かしかった。テンポがあり、語彙が明瞭で言葉を互いに繰り返し畳みかけるような話芸はたいしたものだとあらためて感心した。